台風中止のライドハンターズ上野村が振替大会…新規参加も可

2019年10月20日(日)に開催予定だった「ライドハンターズin上野村」はその1週間前に襲来した台風19号によって開催地となる群馬県上野村で土砂崩落などの被害が多発し、開催中止となったが、その振替大会が2020年4月12日(日)に行われると発表された。

振替日:2020年4月12日(日)
時間:<受付>8時~
<ライドハンターズ実施>10時~14時
<表彰式>14時半~
会場:上野村立上野小学校(群馬県多野郡上野村)
※概要は予定につき一部変更となる可能性も

振替エントリーに関しては「10月20日ライドハンターズin上野村」に申し込みをした人が対象。振替エントリーの締め切りは2020年3月31日(火)まで。

ライドハンターズin上野村

新規エントリーも受け付けへ

「10月20日ライドハンターズin上野村」に申し込みンでいない人も振替開催に参加できる(要参加費)。新規エントリーの申し込みは、2020年1月中を目途に開始する予定。決まり次第、公式WEBサイトで案内する。

●ライドハンターズin上野村の当該ニュースページ

Iot搭載の回生電動アシスト自転車を前橋市がモニター提供

前橋市は、前橋商工会議所・太陽誘電・ブリヂストンサイクル・一般社団法人ICTまちづくり共通プラットフォーム推進機構と連携し、回生電動アシスト自転車を活用して市街地の活性化や環境に配慮した継続的な交通手段の提供を推進していくことを発表した。

回生電動アシスト自転車をさっそく市民が試乗

その第1弾として、太陽誘電より無償で貸与される回生電動アシスト自転車100台を活用し、モニタリング事業を実施する。さらにシェアサイクル化への活用を目指し、モニタリングデータを活用する予定だという。

前橋市や民間企業などが自転車を活用した新たなまちづくり事業にかかる連携協定を締結

ブリヂストンサイクルの回生電動アシスト自転車に太陽誘電のIotユニット(GPS、LTE 機能)を取り付け、モニターに日常生活や業務の中で使用してもらう。モニターは、前橋商工会議所を通じ市民や会員企業、団体、大学などから募集。簡単なアンケートや自転車走行データなどを収集する。また、実際に自転車利用のメリットを体感してもらうことで、自転車利用促進広報モデルとして広報誌やSNSで情報発信してもらう。

回生電動アシスト自転車

事業を通じて、モニターとなった人たちに自転車利用のメリットを体感してもらい、自らが広報モデルとなることで、より親近感と説得力のある広報を行っていくのがねらいだ。

また、収集した検証データは、第2弾「回生電動アシスト自転車のシェアサイクル化」 へ活用し、MaaSと連携させた前橋市の新たな公共交通政策の一つとして組み込み、前橋の魅力を高めることを目指したいという。

回生電動アシスト自転車講習会では安全な乗り方や事故防止の注意点を学習し、それぞれに合った自転車を子育て世代やシニア世代が体験した

●前橋市のホームページ
●おすすめサイクリングコース

キンタナ、ブアニ、バルギルが3本柱…2020アルケア・サムシック始動

フランスのアルケア・サムシックが2020シーズンに向けて、チームの本拠地となるブルターニュ地方のブリュで11月28日からトレーニングを開始する。前日にはパートナーとのプログラムミーティング、ファンとのサイクリングが行われた。

左からナセル・ブアニ、ナイロ・キンタナ、ワレン・バルギル

ブアニ…ゴール勝負で両手を挙げたい

コフィディスから移籍するスプリンターのナセル・ブアニ(フランス)は「チームに合流できてうれしい。チームメートやスタッフがみな同じ目的を持っていて、そんな環境の中で走れることでモチベーションを高めている」と語った。

「2020シーズンはどんなレースでもゴール勝負でガッツポーズしたい」とスプリント勝負を託されたブアニ。シーズンはサウジツアー、ツール・ド・オマーン、クルネ〜ブリュッセル〜クルネ、ティレーノ〜アドリアティコ、ミラノ〜サンレモに参戦予定。

ファン交流会で笑顔を見せるブアニ、バルギルら

バルギル…キンタナと刺激し合っていい結果に

これまで総合成績のチームエースを務めてきたワレン・バルギル(フランス)は「2019シーズンは大成功だった。シーズン序盤に2つの落車を経験したが、6月にはフランスチャンピオンになれた。悪い記憶を払しょくすることができた」という。

「2020年は強力なチーム運営体制が整った。それを成功に結びつけるのは選手それぞれだ。ナイロ・キンタナと一緒に新シーズンを走るよ。2人にお互いのプレッシャーがのしかかるが、それはいいことだと感じている。ナイロと最初に走るレースを楽しみにしている」とバルギル。

バルギルはツール・ド・ラプロバンス、アルデッシュクラシック、ドロームクラシック、パリ〜ニース、ミラノ〜サンレモ、カタロニア一周、アムステルゴールドレース、フレッシュワロンヌ、リエージュ〜バストーニュ〜リエージュに参戦予定。

アルケア・サムシックライドに1000人が参加し、がんとの闘いのために8600ユーロを募金した

キンタナ…まずはコロンビア選手権

スペインのモビスターから電撃移籍したナイロ・キンタナ(コロンビア)は、「チームメートやスタッフと打ち解けるためにたくさんの楽しい時間を過ごすことに努めた。アルケア・サムシックに加わってこんなにたくさんの人たちと巡り会えるとは思わなかった。自転車に乗るのはとても寒かったけど、とてもいいスタートが切れたと思う」とコメント。

「2020年はパリ〜ニースがアルケア・サムシックのチームジャージを着ての最初の大きなターゲット。その次はボクの家があるボヤカで開催されるコロンビア選手権だ。ツール・ド・ラプロバンスでワレン・バルギルと一緒に走ることになる。意思統一を図って、チーム監督やスタッフ一丸となって目標を目指して走っていきたい」

キンタナの新シーズンはコロンビア選手権のタイムトライアルとロードレースに出場し、ツール・ド・ラプロバンス、ツール・デュ・オバール、パリ〜ニース、カタロニア一周、アムステルゴールドレース、フレッシュワロンヌ、リエージュ〜バストーニュ〜リエージュに参戦予定。

●2020アルケア・サムシックのホームページ