一青窈の台湾イチ押しはマッサージ。「小籠包になった気持ちになれます」

女性シンガーの一青 窈(ひとと・よう)が12月10日、羽田空港国際線ターミナルで「HANEDA Sky illumination LIVE」に登場。台湾人の父を持つだけに国際空港にはよく足を運ぶというが、「いまここでしか体感できない空気のなかで歌えたことがとてもうれしかったです」と語った。

羽田空港国際線旅客ターミナル・出発ロビーの江戸舞台でピース

毎年恒例となった「竹林の煌めき」をメインコンセプトにした「羽田 Sky illumination~誰も見たことのない光~」のスペシャルライブ。詰めかけたファンの前でヒット曲「もらい泣き」などを熱唱。地元「大田区立羽田小学校」の児童によるコラボレーション合唱も行われた。

「2019年は3人目の子どもが生まれて、私にとってはうれしい1年でした。子どもが生まれてもなおツアーをやっていて、歌い続ける幸せをかみしめながらこの年の瀬を迎えています」と語る。

台湾に帰国することも多く、羽田空港には何度も来ているという。「この時期はイルミネーションがあってとても華やかですね。このイルミネーションを見るために羽田空港に来るのもいいんじゃないでしょうか」とおすすめする。

「羽田空港はご飯がおいしいんです。お店選びが迷っちゃうくらいですね。旅に出かけるみなさんが並んでいるんですが、私も負けずに並びます。とりわけすき焼きがおいしいですが、いろんな料理が楽しめるのがいい。文房具や洋服などもたくさんあって、ちょっとしたデパートに行くくらいにワクワクします。町で売っていないような、日本を象徴するようなテイストのものもあるので私は好きで、よく買い物をします」

台湾でのおすすめは「サクラっていうマッサージ屋さん」とアドバイス。

「とても庶民的で、身体と脚と同時にしてくれます。小籠包になった気持ちが分かるように、蒸しタオルでホカホカにしてくれます(笑)」

東京国際空港ターミナルの國分博人常務取締役、一青窈、国土交通省東京航空局東京航空事務所の森本園子東京国際空港長と。両サイドは空港コンシェルジュ

一青 窈(ひとと・よう)
東京都出身。台湾人の父と日本人の母の間に生まれ、幼少期を台北で過ごす。慶應義塾大環境情報学部(SFC)卒業。在学時、アカペラサークルでストリートライブなどを行う。
2002年、シングル「もらい泣き」でデビュー。翌年、日本レコード大賞最優秀新人賞、日本有線大賞最優秀新人賞などを受賞。NHK紅白歌合戦初出場。
5枚目のシングル「ハナミズキ」、そして初のベストアルバム「BESTYO」が大ヒットを記録。
2008年、初の日本武道館ライブ開催。
2004年に映画「珈琲時光」、2008年に音楽劇「箱の中の女」で主演をつとめ、
2013年に初の詩集「一青窈詩集 みんな楽しそう」を発売するなど、歌手の枠にとらわれず活動の幅を広げている。
2017年10月にはデビュー15周年を迎え、オールタイム・ベスト・アルバム「歌祭文 ~ALL TIME BEST~」を発表した。

羽田空港のイルミネーション装飾について

開催期間 : 2020年3月15日(日)まで
点灯時間 : 16:00~24:00
場所 :
4F 江戸舞台、江戸広小路
3F 大屋根天井空間部、チェックインロビー、アクセスホール

大田区立羽田小の16人と合唱後にポーズ

●羽田空港ターミナルのホームページ