伊豆大島往復4000円…サイクリストにピッタリの切符発売へ

首都圏から気軽に行ける自転車パラダイスとして人気の伊豆大島に、期間限定で大きくディスカウントされた大型客船往復キップが東海汽船から継続販売された。実施期間は2020年1月26日(日)夜発から2020年4月5日(日)帰着のうち除外日を除いた期日。おとな往復2等料金4000円・こども2000円(税込み)。

大型客船は早朝に伊豆大島に着岸。午後2時過ぎの東京行きまで存分に走り回れる

前回の割り引きキップは2020年1月23日(木)帰着分で終了したが、それが継続された。料金も同額。今回も対象外となる日を除いた期間中なら特別料金が適用されるという規定が維持された。また、従来は「サイクルきっぷ」という名称が使用されていたが、今回も東海汽船創立130周年記念として「島島(しましま)きっぷ」という名称に。自転車は輪行袋に入れれば手荷物料金なし。片道1500円で自転車をそのまま持ち込めるサービスもある。

波浮港の家並みを行く

伊豆大島往復の大型客船は毎日出港。東京の竹芝客船ターミナルを、この時期は夏場よりも1時間早い22時に出航し、大島には夏よりも1時間早い翌日午前6時に到着。午後2時30分に帰路の便が大島を出航し、平日午後7時・土日午後7時45分に竹芝に到着。土日は途中で横浜港の大桟橋にも着岸するので、ここで下船することも可能。伊豆大島の滞在時間は8時間ほどで、大島一周46.6kmを走っても、温泉で汗を流し、食事をする余裕がある。

伊豆大島の最北端に近い野田浜

往路は夜行、復路は午後から夜にかけての大型客船となるが、2等リクライニングシート限定となる。夜行となる往路は貸し毛布無料の特典付き。要予約で電話で簡単に申し込める。また宿泊希望者は大島温泉ホテルを1泊2食付き1万円=2名以上の場合=で利用できる。

クルマに自転車を積んで竹芝桟橋に行く場合、これまでは隣接駐車場の料金割り引きがあったが、その提携が終了してしまったので要注意。東海汽船ホームページを参照のこと。

2等リクライニングシート限定だが、土曜日夜発でもごらんのように空いていた