杉浦佳⼦がパラトラック世界選⼿権タイムトライアル3位

杉浦佳⼦(楽天ソシオビジネス)カナダのミルトンで開催された2020 UCIパラサイクリング トラック世界選⼿権の⼥⼦C3クラス・500mタイムトライアルに出場し、42秒844で3位に。2年連続でメダルを獲得した。

パラサイクリングのトラック世界選手権で杉浦佳子(右)が女子C3クラス500mトライアルで3位 ©日本パラサイクリング連盟

大会は1⽉31⽇開幕し、⼤会2⽇⽬の競技で杉浦が3位になった。

今回の⼤会は、パラリンピック参加枠獲得のためのUCI(国際自転車競技連合)ポイント対象⼤会で、2020東京パラリンピック前の最後となるトラック世界⼤会。⼤会初⽇から各クラスで世界記録の更新が相次ぐなど、各国の選⼿たちの仕上がりも本⼤会を⾒すえたものとなっている中、 杉浦がこの種⽬で2年連続の表彰台に。パラリンピックイヤーに⼊り、いよいよ本⼤会モー ドに突⼊したシビアな戦いの中でもしっかりと存在感を発揮した。

杉浦佳⼦のコメント
ほっとしています。スタートで失敗してしまい、1周⽬のタイムが(想定ラップより2秒 近く遅くなってしまいましたが、なんとかメダルを獲ることができてよかったです。

⼤会2⽇⽬はこのほか、男⼦Cクラスで1kmタイムトライアルが⾏われ、C2クラスの川 本翔⼤(⼤和産業)が1分14秒020で⾃⾝の持つ⽇本記録を更新。全体で5位に⾷い込み、配点の⾼い世界選⼿権でUCIポイントの上積みに貢献した。

また、男⼦視覚障害クラス・タンデムの⽊村和平、パイロット倉林巧和ペア(ともに楽天ソシオビジネス)は4km個⼈パーシュートに出場。4分21秒752で、⾃⾝の持つ⽇本記録を更新して8位に⼊った。

⼤会は2⽉2⽇まで開催される。(⽇本パラサイクリング連盟)

⼥⼦ C3 クラス 500m タイムトライアルの記録