ヤコブ・フルサンがブエルタ・ア・アンダルシア第1S優勝

アスタナのヤコブ・フルサン(デンマーク)が、2月19日に開催されたブエルタ・ア・アンダルシアの第1ステージでバーレーン・マクラーレンのミケル・ランダ(スペイン)を制して優勝し、今季初勝利を飾った。同選手は後続集団に6秒差をつけてスプリント賞、山岳賞だけでなく、総合成績でも首位に立った。

ヤコブ・フルサンがブエルタ・ア・アンダルシア第1ステージ優勝 ©David Ramos/Getty Images

かつてはルータ・デ・ソルと呼ばれていたスペインのレースは、174kmのタフなステージで開幕した。ステージはアルハウリン・デラトーレを出発し、グラサレマのゴールまでに4つのカテゴリー3級峠と1つのカテゴリー1級峠を通過する。

スタートして数km後に第一集団が形成され、数分のリードをつけた。グループは次第に大きくなり、タイム差が3分まで開くとアスタナがメイン集団の前方に位置してコントロールを始めた。

最後の山岳でその差が詰まり、残り15kmで集団は1つに。ミケル・ランダが攻撃したが、アスタナのフルサンがその後を追った。2人は祖の差を広げていき、ゴール勝負へ。最後はフルサンがランダを制した。メイン集団は6秒遅れでゴールした。

「勝てて本当にうれしい。勝利でシーズンを始めるのはいつも素晴らしいことだし、ブエルタ・ア・アンダルシアが好きだ。チームは素晴らしい仕事をした」とフルサン。

「ランダが攻撃したので、追従した。ステージは起伏が多くて簡単ではなかった。最後までリーダージャージを守ることは難しいが、もちろん私たちは最善を尽くす。チーム全体のサポートに感謝したいと思うし、この勝利は私にとって大きな意味を持つ。今日はいい結果を出すために本当にモチベーションが高かった」

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