クリテリウム・ドーフィネ延期…UCIが6月1日まで大会中止措置

国際自転車競技連合(UCI)は4月1日、新型コロナウイルス感染拡大を受けて自転車レースの開催中止措置を6月1日まで延長すると発表した。これによりASOは5月31日から6月7日まで開催される予定だったフランスのクリテリウム・デュ・ドーフィネを延期することを決めた。

クリテリウム・デュ・ドーフィネ第6ステージ © ASO/Alex BROADWAY

UCIは3月18日の通知で、大会中止は4月末までとしていたが、欧州を中心に依然感染拡大が続く状況により、延期を決めた。

クリテリウム・デュ・ドーフィネは同じ主催者が運営するツール・ド・フランスの前哨戦と言われ、シーズン中盤の重要なステージレースだった。ASOはUCI、レースの開催エリアとなるオーヴェルニュローヌアルプ地域や関係者と合意し、月31日にクレルモンフェランからスタートする予定だったレースのスケジュール変更を決定しました

今後はシーズン後半での開催を模索するが、ジロ・デ・イタリアなどの長丁場のレースも日程変更されるだけに新たな日程がUCIから割り当てられるかは保証されていない。

●クリテリウム・デュ・ドーフィネのホームページ