キナンが出張自転車相談…チームメカニックを派遣

KINAN Cycling Teamが、これから自転車通勤を始める人、これまで以上に自転車通勤を積極的に取り入れていこうという人に向けて、自転車の整備を主とする「出張自転車相談」のサービスをスタートさせる。

日本国内は新型コロナウイルス感染拡大による緊急事態宣言の地域ごとの解除、外出・イベントなどの段階的な自粛緩和によって日常を取り戻そうという動きが進みつつある。

政府は「新型コロナウイルス感染症対策の基本的対処方針」内で、職場への出勤を必要とする際の時差出勤や自転車通勤によって、人との接触を低減する取り組みを強力に推進している。

本来であれば、自転車の修理・相談は購入店をはじめ自転車販売店へ持ち込むことが多いが、外出の機会を最小限にとどめ、さらには「三つの密(密閉・密集・密接)」を徹底的に避ける生活の中では、お店へ持っていくことが困難であるケースが多分にある。しかし、不安のある自転車を使うこと、さらには事故など万が一の場合のリスクを考えると、やはり自転車の整備は必須になってくる。

そうした苦労を少しでも軽減できるよう、KINAN Cycling Teamではチームメカニックを自転車の整備を必要とする方のもとへと派遣し、修理や相談に応じていきたいと考えた。

感染対策の徹底を目的に、本サービス開始の6月から当面は三重県いなべ市内限定とするが、その後は感染リスクの状態確認を進めながら、順次サービス範囲の拡大を目指しいけるよう努める。

KINAN Cycling Team 出張自転車相談
●サービスの流れ

1. 「いなべサイクルターミナル」ウェブサイト内、申込フォームに必要事項を入力し送信
2. 数日以内にメカニックまたは「いなべサイクルターミナル」から受付ならびにスケジュール、自転車の状態を確認するための連絡
3. お客さまのもとへうかがい、自転車を引き取り
4. パーツ・修理金額(工賃含)の見積もりをお客さまに提示。修理するかどうか判断いただく
5. 修理の場合は、完了後お客さま宅または職場へお届け
※大がかりな修理や高額な自転車については対応できない場合あり
※原則として持ち帰り修理を行うため、1週間程度のお預かり期間が発生する
※新型コロナウイルスの感染拡大状況によっては、サービス中止となる場合あり
※感染対策の徹底を目的に、作業はすべて屋外で行い、作業者はマスクを着用する

●サービス実施期間
2020年6月2日(火)~30日(金)のうち、火曜・金曜11:00~18:00
※7月以降の実施は利用状況やレース・イベント開催スケジュールと照らし合わせて決定

●対象車種
ロードバイク、クロスバイク、マウンテンバイク、シティサイクル
※シティサイクルをのぞき、メカニックが直接修理を行う
※シティサイクル(主に「ママチャリ」と呼ばれるもの)は、いなべ市内の自転車店との協力体制のもと、整備を行う

●初期費用
いなべ市内在住・在勤者の場合:出張料金・基本調整 無料
いなべ市外在住・在勤者の場合:出張料金・基本調整 3000円
いなべ市内・市外問わず、部品交換がともなう場合は部品代と工賃を実費請求。部品代と工賃は、いなべサイクルターミナルウェブサイトにて記載
※原則として、当面はいなべ市内在住・在勤者をサービス対象とする

出張自転車相談 サービスメカニック  
KINAN Cycling Teamメカニック 星野 貴大(ほしの たかひろ)

1992年2月27日 愛知県出身  
・経歴
2011年~ サイクルジョイ(愛知県)勤務
2013年~ Y’s Road名古屋店勤務。6年間にわたって自転車販売、組み立てを担当
2020年1月~ KINAN Cycling Teamメカニック就任
 ・自転車競技歴
2014年 Y’s Road実業団チームでE3からE1カテゴリーを経験
2015年 Jプロツアー出場。シクロクロスではC3からC1を経験
2016年 Y’s Road実業団チーム復帰。このシーズンをもってレース活動を引退

・お客さまへのメッセージ
KINAN Cycling Teamメカニックの星野貴大です!  
サイクルロードレースでの選手経験を生かして、選手の気持ちに寄り添った自転車の組み立て整備を心掛けています。このサービスを通じて、整備を必要とするみなさまに寄り添い、よりよい生活に役立てるよう努めてまいります。

●詳細・問い合わせは、いなべサイクルターミナルまで
TEL.0594-37-5116

ラーメン屋やビアガーデンに行きたくなってしまうバーテープ

自転車通販サイト「ワールドサイクル」のオリジナルブランド、R250が新商品として「カラーバーテープ」を発売した。5種類。価格は2970円(税込み)。

走るのが楽しくなる、面白デザインバーテープ

フルカラープリントのバーテープ。簡単にはげたりはしない。素材は耐久性に優れたEVAと呼ばれる合成樹脂。

デザイン: ラーメン食いてぇ、ビール飲みてぇ、貧脚ライダー、ハートがいっぱい、眼鏡ライダー
セット内容=バーテープ2巻、隠しテープ(黒)2枚、エンドテープ2枚、バーエンドキャップ2コ

ラーメン食いてぇ
ビール飲みてぇ
貧脚ライダー
ハートがいっぱい
眼鏡ライダー

●ワールドサイクルの販売ページ

山小屋にフェイスシールド提供…モンベルのアウトドア義援隊

日本のアウトドアブランド、モンベルが新型コロナウイルス感染の抑制のため、医療機関に提供していたフェイスシールドについて、登山シーズン本番に向けて、山小屋への無償提供を行なっていく。登山を楽しむ人と山小屋運営者の安全のため。

モンベルが医療機関に提供した防護服やフェイスシールド ©東京医科歯科大

「アウトドア義援隊」という支援活動を行っているモンベルは、新型コロナウイルス感染拡大を受け、医療活動を行っている機関や感染抑制のため活動されている各自治体保健所・役所などへの支援を行なっている。医療機関にタイベック素材の防護服やフェイスシールド、レインウエアを提供してきた。

アウトドア義援隊は医療機関への義援金を広く募集。義援金は銀行振り込みの他、モンベル店舗での購入時に付帯するメンバーズポイントでの支払い(一口100ポイントから)、さらに準備ができ次第、モンベルストア店頭に募金箱を設置し、援助金の受け付けを継続している。

●アウトドア義援隊の活動内容

「あつ森」でここまでできる!アンジェ自然科学博物館バーチャルツアー

Nintendo Switchのゲームソフト『あつまれ どうぶつの森』は、メトロポリタン美術館が所蔵作品をゲームの世界の中で飾れるよう提供したり、マーク・ジェイコブス、ヴァレンティノなど世界的なファッションブランドが自社デザインを提供したりするなど、幅広いコラボレーションが話題となっている。

©Muséum d’Angers / Nintendo

フランスの観光業でもこのゲームを利用したユニークなガイドツアーが行われた。 西フランス、ロワール渓谷にある古都アンジェの自然科学博物館だ。

博物館のガイドがゲーム内に作られた架空の島内で、島を訪問したゲストに博物館の館内で行うような解説をしてくれるというもの。 1801年に開館したこの博物館は自然史を扱い、 化石、昆虫、貝類、鳥類、植物標本など53万点を所蔵している。

博物館が感染症対策のため一時休館となったことから、ガイドのレオ・テシエLéo Tessierがゲーム内での特別ガイドを始めたところ、フランス国内メディアで取り上げられ話題になった。

©Office du Tourisme d’Angers

1時間の見学の中で、ガイドから生物の多様性について説明を受けたり、昆虫、化石、魚について質問を投げかけることができる。ガイドと参加者の会話はゲームと同時にSkypeをつなぐことで可能になっている。

ゲーム上ではひとつの島に同時に8人までしか接続できないため、ツアー参加者の上限は学芸員を除いた7人とされた(画面の向こうに複数の人がいるのはOK)。

4月8日に始められたツアーは5月27日の回をもってひとまず終了となる。これまで実施された16回のツアーには、親と一緒に参加した子供、大学生、一般の大人と、幅広い層の参加があった。フランスはもとよりベルギーやスイスからの参加もあり、ガイドを務めたレオ・テシエは「ツアーを通してさまざまな環境の人に博物館を知ってもらえて大きな手ごたえを感じた」と語っている。

©Muséum d’Angers / Nintendo

5月の実施回
5/18(月) 17時~
5/21(木) 14時~
5/24(日) 17時~
5/27(水) 17時~ (最終回)

参加に必要なもの:
* あつまれどうぶつの森(ニンテンドーSwitch)
* Nintendo Switch Onlineへの加入
* Skypeへの接続(音声のみ使用)

●Jeuxvideos.com による4月24日のバーチャルツアー実況

©Office du Tourisme d’Angers

アンジェとは
ロワール渓谷最大の要塞形の城であるアンジェ城を有する都市。アンジェ城で展示される14世紀の「黙示録のタペストリー」は必見。周囲はフランス第3のワイン産地であるロワールワインのブドウ畑が広がり、ワイナリー巡りも楽しい。オレンジのリキュール、コアントローの生産地で蒸留場の見学が可能。地元の銘菓は紫色のチョコレート、ケルノン・ダルドワーズ

アンジェのケルノン・ダルドワーズ ©Les Conteurs Destination Angers

アンジェ自然科学博物館(仏語)
アンジェ観光局(英語、仏語)

アンドレ・グライペルが難病ALS支援の世界一周VRライド

ゴリラの愛称で親しまれるドイツのアンドレ・グライペルは、ALS(筋萎縮性側索硬化症)団体をサポートするため、6月3日の「世界バイクデー」にストラバと提携して世界を周回するチャリティーチャレンジを行う。

「ここ数年、私はALSに必要な研究を支援する意識を高めてきた。この致命的な病気の治療法はまだない。そして今回のCOVID 19と同様にこの病気は国境を知らない。診断されたすべての人は、このパンデミックで高リスクグループにある。6月3日のミッションでは、ALSに対する認知を世界に伝えたい。自転車に乗って、ソーシャルメディアでスナップショットを共有し、何km走ったかを世界に示したい」とグライペル。

グライペルが所属するイスラエル・スタートアップネイションのゼネラルマネージャー、ケル・カールストロームは、「チームライダーがこのようなプロジェクトに参加し、パートナーと協力し、慈善活動の宣伝を推進することを誇りに思っている」と支援を約束。

「ライダーが慈善団体や特定の研究を促進するために自分の地位と公開プロフィールを使用することは素晴らしい。チームはアンドレを誇りに思っていて、彼の世界バイクデーのチャレンジをサポートし、彼がALS研究のための資金を集めるのを助けたい」

●アンドレ・グライペルのALSキャンペーンサイト
●アンドレ・グライペルのライドアラウンドザワールド