メットのMANTAに脳への衝撃を低減させるMIPS搭載モデル

ヘルメットメーカーのメットがリリースするMANTAにMIPS搭載モデルが追加になった。既存モデルにただMIPSを装着しただけではなく、ミラノのニュートン研究所で風洞実験を繰り返し、よりエアロダイナミクスに優れた造形をまとったもの。2万7200円(税別)。

MANTAは前作からクローズドヘルメットの類に属しながらも、外見からは想像がつかないほどの優れた通気性を持っていたことが特徴だった。MANTA MIPSはヘルメット上部のNACAベントと後部の設計を見直し、さらなる空気抵抗の削減と通気性能の向上を果たした。サングラスポートも再設計し、より収まりのいい形状になった。

安全性を向上させるため、MIPSを搭載した。MIPSとは、事故の際にヘルメットが受けた衝撃をインナーシェルとMIPSレイヤーとが滑りあい、頭部にかかる衝撃を逃がし、脳に伝わるダメージを低減するもの。前作より少なくとも10%以上もの安全性の向上を得られるよう設計されている。

バックルには要望の多かったFidlock磁気バックルを採用し、ヘルメットの着脱が簡単かつ迅速になった。トライアスロンのトランジットタイム短縮につながりそうだ。

新しいフィッティングシステムSAFE-T UPSILONを搭載。調整の容易さはもちろん、ラチェットを締めた際に圧力に偏りがなく、優れたフィット感を得られる。

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