ジロ・デ・イタリアは5月25日(日本時間26日未明)、イタリア北部ピエモンテ州のモッタローネ・ケーブルウェイが23日に落下事故を起こしたことで同地域を走る予定だった第19ステージのルートを変更した。
イタリア運輸省、ピエモンテ地域などの関連機関と話し合ってコース変更が決まった。
新しいルートは距離166km。当初は176kmだった。スタートのアッビアーテグラッソ、ゴールのアルペディメーラは変わらず。
事故はイタリアで大きく取り上げられた。落下したゴンドラに乗っていた14人が死亡。ジロ・デ・イタリアもスタート前に出場全選手が黙とうするなど悲劇に心を痛めていた。
2回目のPCR検査も全592人が陰性
第104回ジロ・デ・イタリアは5月25日に2回目の休息日を迎え、出場選手とチームスタッフ合計592人の新型コロナウイルス検査を行った結果、陽性者はいなかった。即日のうちに主催するRCSスポルトと国際統括団体のUCI(国際自転車競技連合)が共同で声明を出した。