第105回ジロ・デ・イタリアは休息日明けの5月17日、ペスカーラ〜ジェシ間の196kmで第10ステージが行われ、アンテルマルシェ・ワンティ・ゴベールマテリオのビニヤム・ギルマイがエリトリア選手として大会初優勝した。
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総合成績ではトレック・セガフレードのフアン・ロペス(スペイン)がマリアローザを守った。
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この歴史はチームと家族のおかげだ…ギルマイ
クラシックレースのゲント〜ベベルゲムで初優勝して注目されたギルマイが、アフリカ勢として、1979年のアラン・ファンヘーデン(南アフリカ)以来となる2人目の区間優勝者となった。
この日のエリトリア勢の優勝でジロ・デ・イタリアは通算36カ国のステージ優勝者が生まれた。最後の優勝者は2020年のスロバキア勢のペテル・サガン。
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「今回のジロ・デ・イタリアではステージを勝ち取りたいという思いでスタートした。今日はチームのみんながボクのために引っ張ってくれたし、GCライダーのドメニコ・ポッツォビーボも最後に素晴らしい働きをしてくれた」とギルマイ。
「ゴールの600m手前で、彼は着いて来いと言った。彼は私を勝利に導いた。私は歴史を作っていることを認識しているが、それは私のチームと私の家族のおかげだ。本当に感謝している」
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●4賞ジャージ
■マリアローザ(個人総合成績)フアン・ロペス(スペイン、トレック・セガフレード)
■マリアチクラミーノ(ポイント賞)アルノー・デマール(フランス、グルパマFDJ)
■マリアアッズーラ(山岳賞)ディエゴ・ローザ(イタリア、エオーロ・コメタ)
□マリアビアンカ(新人賞) フアン・ロペス(スペイン、トレック・セガフレード)
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