ユンボ・ビスマのプリモシュ・ログリッチ(スロベニア)が8月19日から9月11日まで開催される第77回ブエルタ・ア・エスパーニャに出場することが発表された。7月のツール・ド・フランスで負傷し、この大会のために第15ステージを出走せず、回復にあたっていた。
ブエルタ・ア・エスパーニャの大会最多優勝記録はスペインのロベルト・エラスが持つ4勝。ログチッリは2019年から3連覇中で、2022年大会に最多タイ記録と4連覇の新記録がかかる。
ツール・ド・フランスではチームメートのヨナス・ビンゲゴーとともに、3連覇を狙ったUAEエミレーツのタデイ・ポガチャルに揺さぶりをかけ、チームとして主導権を握り、その結果ビンゲゴーが初の総合優勝を獲得。
その一方でログリッチは落車で負傷。ブエルタ・ア・エスパーニャのためにツール・ド・フランスを途中リタイアした。
現在の状況は思わしくなく、ブエルタ・ア・エスパーニャの準備は完全ではないという。またアシスト陣も期待していた選手が欠場するなどチーム力も劣る。
フルーム、キンタナの歴代総合優勝者も参加
一方、イネオスグレナディアーズ(英国)はリチャル・カラパス(エクアドル)をエースに起用。イスラエル・プレミアテック(イスラエル)はツール・ド・フランスで復調の兆しを見せたクリストファー・フルーム(英国)をメンバー入りさせた。クイックステップ・アルファビニル(ベルギー)は世界チャンピオンのジュリアン・アラフィリップ(フランス)、アルケア・サムシック(フランス)はナイロ・キンタナ(コロンビア)がエース。
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