イタリア半島をはさむティレニア海とアドリア海を結ぶ7日間のステージレース、ティレーノ〜アドリアティコは3月11日、オシーモ・スタッチオーネ〜オシーモ間の193kmで第6ステージが行われ、ユンボ・ビスマのプリモシュ・ログリッチ(スロベニア)が3日連続で優勝。総合優勝に大きく前進した。
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ログリッチは大会通算4勝目。同大会でこれまでステージ3連勝をしたのは1992年のモレノ・アルゼンチン(イタリア)と2005年のオスカル・フレイレ(スペイン)で、ログリッチで3人目。1大会で3勝を挙げたのは2008年のフレイレ以来となる。
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ファンアールトが勝つために乗り込んだが、計画は変更された
「こんなにいいシーズンをスタートさせたことはないと思う。ステージ3連覇というのはクレイジー」とログリッチ。
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「開幕前のチームの戦略は、今日の結果とは少し違うものだった。ワウト・ファンアールトが勝つために乗り込んだが、計画は変更された。総合優勝を確保するためには誰もがチャンスを犠牲にしなければならない。ボクが再びステージ優勝を目指すチャンスを与えてくれた要因だ。
明日の最終ステージを締めくくるために集中力を持ち続けたい。ケガから戻ってきてチームとレースするのは本当にクールだ。目標となるジロ・デ・イタリアはもうすでにスタートできる準備が整っているけど、5月だし、なにが起こるか見てみたい。今はシーズンの始まりに過ぎない。フィールドのレベルは超高く、レースはとても難しいが、私はそれを楽しんでいる」
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