メリダジャパンの展示・レンタル施設MERIDA X BASE(メリダ・エックス・ベース)でMERIDA CYCLING ACADEMY(メリダ・サイクリング・アカデミー)の一環として、2023年1月から『伊豆半島の魅力を堪能できる12のサイクリングツアー』を開催。9月のツアーとして『伊豆七不思議探索サイクリングツアー!~修善寺温泉発祥の湯の不思議に迫る~』が行われる。
このガイドツアーは、2023年1月まで12月まで毎月1回、MERIDA X BASEのスタッフが伊豆半 島の数ある観光スポットから厳選したオススメコースをE-BIKEで巡るもの。
毎月違うテーマ、コースで開催されるが、全てのツアーで走行距離45km以下、ツアーに使用するバイクはE-BIKE(電動アシスト付きスポーツ自転車)になっているなど、スポーツバイク初心者でも楽しめるプログラム。
伊豆七不思議探索サイクリングツアー! 修善寺温泉発祥の湯の不思議に迫る
伊豆半島に伝わる七不思議スポットをE-BIKEで巡るサイクリングツアーの第3弾。今回は伊豆最古の温泉と言われている「独鈷の湯」と修善寺温泉街をゆっくりと散策。7月開催のツアーと同様の内容だが、好評で再募集。
独鈷の湯
修禅寺温泉の中心を流れる桂川の河畔に沸く、修善寺温泉発祥の湯。807年、修善寺を訪れた空海(弘法大師)は、病気の父の身体を冷たい桂川の水で流している少年の孝行に心を打たれ、持っていた仏具のひとつである独鈷杵(とっこしょ)で川の岩を打って霊泉を湧き出さ せたと言われている。
この湧き出た湯で父の病気を治療するよう空海が説くと、たちまち父の病が平癒したと伝えられており、その後この噂がしだいに広まり、「独鈷の湯」が温泉療養の場として利用されるようになった。やがて修善寺の町全体が湯治場として賑わうようになる。
対岸にある独鈷の湯公園内には「独鈷の湯」の名前の由来になった言い伝えにまつわる「湯 かけ稚児大師」の像がある。治癒したい部分にお湯をかけると早く治ると言われている。
福地山 修禅寺
真言宗の開祖である弘法大師空海が807年に創建したと伝えられている。鎌倉時代には北条氏が帰依したことから寺運が隆盛となり、堂塔が連なる大寺となった。隣接している宝物館では、昭和36年に修善寺裏山から出土した長さ24cmの金剛製独鈷杵が保管されている。この独鈷杵が空海のものとは限らないが、平安時代に使われていた密教仏具の出土からこの地が真言密教の修験の地であったことがわかる。
竹林の小径
修禅寺の町の中心を流れる桂川沿いにあり、修善寺のシンボルである独鈷の湯の脇を通り抜けた先の朱塗りの橋が美しい桂橋から楓橋、さらに上流の滝下橋にかけての約300mの散策路。道の左右には見事な竹が立ち並び、石畳の道がとても美しい散策路になっている。写真を撮るのにオススメ。
伊豆七不思議探索サイクリングツアー!~修善寺温泉発祥の湯の不思議に迫る~
日時 9 月 23 日(土) 10:00~15:00 (9:00~受付開始)
参加費 11,000 円(税込)(自転車レンタル費・自転車補償費・昼食代・ガイド費込み)
定員 10名(最少催行人数 3名)
集合場所 MERIDA X BASE(静岡県伊豆の国市田京 195-2 IZUVILLAGE 内)
コース MERIDA X BASE 出発→独鈷の湯→修禅寺→昼食(蕎麦と地魚 博重)→指月殿 →MERIDA X BASE(全行程約16km)
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