スペシャライズドで10万円超のバイクをローンで買うと金利0%
スペシャライズドが税込み10万円以上のバイクとホイールを対象に、分割払いの金利手数料が最大24回まで0円、36回払いと48回払いでは半額となるキャンペーンを開催する。期間限定で2023年11月10日から2024年1月12日までの申請が対象。JACCSと包括契約を締結している全てのスペシャライズド正規販売店のほか、公式オンラインストアでも利用できる。
期間:2023年11月10日(金)~2024年1月12日(金)の申請
対象製品:税込10万円以上のスペシャライズド製のバイクまたはフレームセット、Rovalホイール
支払い条件:24回払いまでは金利手数料無料、36回払いと48回払いは金利手数料半額
実施店舗:JACCSと包括契約を締結しているスペシャライズド正規販売店、公式オンラインストア
2024年の追いつかれるまで逃げ続けるラン大会は5月5日、世界同時スタート
全世界で一斉にスタートするランニングイベント「Wings for Life World Run(ウィングスフォーライフ・ワールドラン)」がパリ五輪イヤーとなる2024年も開催される。日本時間の5月5日(日)20時スタート。追いつかれるまで逃げ続けるラン大会で、地球上で最後まで捕まらなかった選手がチャンピオンとなる。
日本だけでなく、オーストリア、ブラジル、ス ロバキアなど脊髄損傷の治療方法発見に取り組む研究の資金助成を目的に全世界で一斉にスタ ートするランニングイベント。2023年11月8日20時からエントリーが始まった。
参加費は3900円。アディダスが協賛メーカーとなり、参加者にはTシャツが提供される。
日本では、スマホアプリを使って自身が好きな場所自由を走るアプリランと、アプリランの 参加者が集まって走るアプリランイベントを開催予定。アプリランイベントは現在のところ、岩手県盛岡市郊外の矢巾町。
ポガチャルがツール・ド・フランスさいたまでクスを抑えて優勝
2023ツール・ド・フランスさいたまクリテリウムが11月5日、さいたま新都心駅周辺で開催され、UAEエミレーツのタデイ・ポガチャル(スロベニア)がユンボ・ビスマのセップ・クス(米国)を制して初優勝した。
ポガチャルやクスがツール・ド・フランスさいたまに意欲
ツール・ド・フランスさいたまクリテリウムが11月5日のレースを翌日に控え、出場選手が登場するチームプレゼンテーションなどのイベントが行われ、有力選手が意気込みを語った。
「日本に来てファンの人と会えるのを楽しみにしていたのでとてもうれしい」とUAEエミレーツのタデイ・ポガチャル。
「どんなに忙しくても疲れてしまっても、きちんとリカバリーして1つひとつのレースに挑むことがボクの仕事だからね」と、大活躍のシーズン総括。負傷したケガも99%の回復を見せているという。
「ブエルタ・ア・エスパーニャで総合優勝したことでいろいろと変わったことはあるけど、チームメートといろんなレースに行ったり、家族を連れて行ったりして、自転車に乗るのが大好きなんだ。これからも変わることなく楽しんでいきたい」とユンボ・ビスマのセップ・クス。
世界最高峰の自転車レースとして110回の歴史を持つツール・ド・フランス。その名を冠し、市街地サーキットに凝縮した大会として2013年に始まったのが「ツール・ド・フランスさいたまクリテリウム」だ。
その夏に開催されたツール・ド・フランスの総合優勝者をはじめ、区間勝利や各賞を獲得するなど大活躍したプロ選手がこぞって来日する。欧州を主戦場とするロードレースのエッセンスが持ち込まれ、日本にいながらにして本場の興奮と感動が味わえるのが魅力。
舞台はさいたま新都心の高層ビル群。距離の短い周回コースが設定され、沿道に立てば世界最高峰のスピード感が何度も味わえる。2020、2021年はコロナ禍により開催を断念したが2022年に3年ぶりに開催。2023年は9回目の大会となる。
キッテル先生が瞬時にして自転車ファンを増殖させたその理由
ツール・ド・フランスで区間通算14勝を挙げた元自転車選手、ドイツのマルセル・キッテルが2023年11月2日、さいたま市立浦和中学校で教壇に立ち、生徒を前に胸のうちを語った。
この日は世界最大の自転車レースと認識するツール・ド・フランスで大活躍した元選手を迎えるにあたり生徒も先生も緊張気味。それでもおもてなし精神を発揮し、キッテルをスーパースターとして迎えつつ、頭によぎった質問をぶつけるなど貴重な時間を過ごした。
切れ味鋭い生徒たちの質問
キッテル先生の授業後半は質疑応答。以下は生徒たちの質問とそれに応じたキッテル先生のコメント。
●レース前のルーティーンは?
スタート地点へはチームの大型バスに乗って向かうんだけど、その中でいつも決まりごとのようにしっかりと身支度を整える。着用するウエア、背中につけるナンバーカード、アイウエアやシューズなどのアクセサリー。それらをいつものように着用しながらモチベーションを高めていく。
●レースで心がけていることは?
ゴール勝負を任されるスプリンターは勝つことが重要。緊張する役割で色々なことが頭をよぎりがちだけど、シンプルにベストを尽くすだけだと自分自身に言い聞かせている。
●自転車全般のいいところは?
レースだけでなく、いろいろなイベントを楽しむことができるよね。中学生なら自転車を使って学校に行く人もいる。車や電車では得られない自由な環境ができて、放課後に友だちと楽しい時間が過ごせてリフレッシュできるはず。
●プロの自転車レースって大変ですか?
タフな日々が連続するので苦労することもあるけど、得られるものも多い。まずは自分のゴールを設定して、確実にクリアしていく。それの繰り返しでレベルアップしていけると思う。
生徒がとてもいい質問を用意してくれて、あっという間に授業時間が過ぎてしまったと最後にキッテル。
あっというまに全生徒を自転車ファンにしてしまったキッテル
「子供のころからの好きなことに熱中して、それを職業として覚悟を決め、大人になって夢をしっかりと叶えたなんてステキです」と、キッテル先生の授業後に鈴木梨世さん(3年生・15歳)が感想を語ってくれた。
ツール・ド・フランスさいたまの開催地にいる鈴木さんだが、「これまで自転車レースは全く興味がなく、ツール・ド・フランスさいたまも見ていなかったという。
「(キッテル先生は)オーラがあって、話を聞いていただけで関心を持ってしまいました。チームで協力してものごとを成し遂げるということも初めて知りました。私たちもこれから社会に出ていく中で、いろいろな困難があっても仲間と協力していくことの大切さを感じました。大会はテレビで見るのではなく、現地に行って肌で感じてみたいです」
また江村優汰さん(2年生・14歳)も「自分はこれまで夢を持ったことなんてなかったけど、人生の大先輩であるキッテルさんの話を聞いて考えを新たにしました」と証言。
「自分の意志がしっかりと固まっていることに感銘を受けました。キッテルさんが大事なポイントと語っていた楽しむことを意識していきたいです」
江村さんはもともと自転車に興味があったと言うが、「個人競技だと思っていました。話を聞くとチーム競技であり、いろいろな駆け引きが存在する。ツール・ド・フランスも、さいたまクリテリウムも見たことがなかったのですが、11月5日の大会には現地に行ってみたいです。実際にチームがどんな協力をするのか興味があります」
「体も大きいけど心も大きい」と江村さん。現在は勉強と部活動としてのバトミントンに一生懸命で、自転車レースに転向するといった考えはないが、この日の授業が今後の自分自身の進路模索に影響を与えてくれたことを肌で感じているという。
コメントを投稿するにはログインしてください。