東京五輪MTB4位のバシュが首位…ラ・ブエルタフェメニーナ

スペインを舞台とした8日間のステージレース、ラ・ブエルタフェメニーナは4月29日にブニョール〜モンコファ間の118.5kmで第2ステージが行われ、カナダチャンピオンのアリソン・ジャクソン(EFエデュケーション・キャノンデール)がゴール勝負を制して初優勝。

カタブランカ・バシュ ©Balazs Palfi / Red Bull Content Pool

同タイムの2位に入ったハンガリーチャンピオンのカタブランカ・バシュ(SDワークス・プロタイム)が、中間スプリントで2着通過の4秒、ゴールで6秒のボーナスタイムを獲得し、総合成績で首位に立った。

アリソン・ジャクソンがカタブランカ・バシュを制して優勝 ©Unipublic SprintCyclingAgency

バシュはMTBクロスカントリーやシクロクロスの強豪選手としてハンガリーチャンピオンのタイトルを複数回獲得。2021年の東京五輪MTBクロスカントリーではスイス勢3人に続いて4位に入った実績を持つ。

カタブランカ・バシュが総合1位に ©Unipublic SprintCyclingAgency

「今日は最高の脚ではなかったけど、非常にテクニカルなフィニッシュだったことは私にとってアドバンテージだった」とバシュ。

「ボーナスタイムを狙うつもりはなかったけど、中間スプリントでまず獲得できたので挑戦してみた。マイヨロホを着られるのは素晴らしいことだし、それをチームで守っていくことがこれからの目標」

第2ステージの出走台に立つロット・デスティニーチーム ©Unipublic Alex Berasategi
マイヨロホのガイア・レアリーニ(中央) ©Unipublic Alex Berasategi
カナダチャンピオンのアリソン・ジャクソンが優勝 ©Unipublic CXCLING
カタブランカ・バシュは東京五輪MTBクロスカントリー4位 ©Balazs Palfi / Red Bull Content Pool

第3ステージはルセーナを出発し、テルエルを目指す中程度の山岳コース。

山岳賞はカーリン・シュインケルス ©Unipublic SprintCyclingAgency