航空機の燃料にも使用される持続可能な航空燃料「SAF」(Sustainable Aviation Fuel)の活用を促進するため、SAFの原料となる使用済み食用油の回収を東京2025世界陸上が東京都と連携して実施する。アスリートの移動に必要なエネルギー源であるため、環境負荷の少ない大会運営の実現を目指す取り組みの一環だ。

世界陸上財団が都が実施する「家庭の油 回収キャンペーン」と連携
家庭や飲食店などから排出される使用済み食用油は、持続可能な航空燃料SAFの原料として期待されている。 都は、区市町村と連携して家庭からの油の回収所を設置し、回収を呼びかける。 回収した油は、国内初のSAFの大規模製造所(大阪府堺市)でSAFに精製され、東京国際空港(羽田空港)など国内の空港に運ばれ、航空機の燃料として使用される。

家庭の油 回収キャンペーン
■ 実施期間 2025年5月2日(金)から10月31日(金)まで
■ 回収所
区市町村都内約80カ所
都庁舎=東京都庁第一本庁舎2階北側展示スペース【受付期間】平日午前9時30分から午後5時30分まで、土日祝午前11時から午後6時まで ※7~10月の土日祝は午前9時30分から午後5時30分まで

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