ダイハツの松田瑞生(24)が大阪国際女子マラソンを2時間21分47秒で優勝。マラソングランドチャンピオンシップ(MGC)1位の前田穂南(23=天満屋)、同2位の鈴木亜由子(28=日本郵政グループ)が東京五輪女子マラソン代表に内定しているが、最後の3枠目を争う最有力候補に躍り出た。
MGCで4位となった松田は、2時間22分22秒の五輪代表基準設定タイムを日本勢1位で切ることが至上命令。この日はスタート直後からペースメーカーらに並びかけるようにハイペースで先頭集団のトップをひた走り、最後は独走で設定タイム超えを果たした。3月の名古屋ウィメンズで松田の優勝タイム2時間21分47秒を切る選手がいなければ松田が代表となる。
MGC3位の小原怜(29=天満屋)は、大阪と名古屋で設定タイムを越える日本選手がいなければ3枠目の代表選手に内定したが、17km過ぎに遅れて2時間28分12秒の13位。代表の有力候補は松田にさらわれた。福士加代子(37=ワコール)は25km過ぎで棄権した。
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