デンマークの首都コペンハーゲンで2021年7月2日(金)に開幕する第108回ツール・ド・フランスの開幕から3日間のコースが2月4日に発表された。これまでは23日間の開催だったが、大会日程は1日増の24日間。同国で3日間を過ごし、5日(月)に移動、6日(火)からフランスあるいはその近隣からのステージとなる模様だ。
●2021ツール・ド・フランスのコース(最初の3日間)
7月2日 第1ステージ コペンハーゲン〜コペンハーゲン 13km個人タイムトライアル
7月3日 第2ステージ ロスキレ〜ニュボー 199km
7月4日 第3ステージ バイレ〜セナボー 182km
第2ステージのロスキレ〜ニュボー間では、70km地点で大会史上最北端に達する。
ツール・ド・フランスのレースディレクター、クリスティアン・プリュドムは「デンマークの開催を実現して、沿道をたくさんのファンが埋め続くシーンをたやすく想像できる。平たんステージがそれほど簡単ではないことも分かるはずだ。とりわけ難敵は風になると思う」と語っている。
ツール・ド・フランスが初めてフランス以外で開幕したのは1954年のアムステルダム(オランダ)。2021年のコペンハーゲンを含めて24回目の海外スタートとなる。
●ツール・ド・フランスのこれまでの海外開幕(2021年を含む)
オランダ 6
ベルギー 5
ドイツ 4
英国、ルクセンブルク 2
スイス、スペイン、モナコ、アイルランド、デンマーク 1
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