ビーチハンドボールチーム日本一を決める第24回全日本ビーチハンドボール選手権大会が2022年10月15日・16日、神奈川県の三浦海岸で開催され、女子の部でモデル・MCのヤハラリカがGKを務めるThetis東京(東京都)が初優勝を飾った。男子の部は熱砂(東京都)が初優勝。
産後3カ月のヤハラがファインセーブ連発で優勝の立役者に
Thetis東京を自ら立ち上げて代表を務めるヤハラは、産後3カ月ながら予選を含む全試合に出場。シュートアウトまでもつれた決勝戦でもファインセーブを連発し、初優勝の原動力となった。
ヤハラは2021年に続いて2023年もスペイン・カンタブリアのビーチハンドボールチームへの参加が決まっている。
「やっと日本一という称号を手にすることができました」とヤハラ。
「東京にビーチハンドボールチームを作ると言って始めた3年前。場所も人もお金もなくて1からのスタートでした。ビーチハンドのカルチャーを大切にし、プレーヤーがHAPPYで、観てる人をもHAPPYにする”日本一HAPPYなチーム”と位置付けてスタートし、それに共感してくれた仲間が今では20人ほど集まってくれました」
それが大きなエネルギーとなり、まさにThetisグループがつかんだ勝利だとヤハラは続けた。
ビーチハンドの本場欧州での活動を視野に高みを目指す
「個人としては”産後3カ月で全日本出場”という目標を産前から掲げて調整していましたが、実際に出産したら自分の身体がどう変化するのか、どんなトレーニングをすればいいのかがわからず妊娠中も産後も手探りの状態でした。
しかし、やる前から不可能と決めず、松本監督はじめチームが復帰を信じてくれたのでモチベーションを保ちながら取り組むことができました。
ここで目標達成ではなく、コロナ禍で昨今派遣が見送りになっている国際大会への日本代表としての出場や、来年またビーチハンドの本場ヨーロッパでの活動も視野に入れながら、さらに個人、チーム、そして日本のビーチハンドボール界全体を高みに持っていきたいと思っています」(ヤハラ)
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