自転車もドライブレコーダーが必要…9999円で事故時に対応

近年、交通事故やトラブルが増加する中で、自動車だけでなく自転車にもドライブレコーダーの導入が注目されている。自転車は機動性が高く、都市部を中心に利用者が増えている一方、車両や歩行者との接触事故、盗難、当て逃げなどリスクにさらされている。そのような背景から、自転車にもドラレコが必要とされる時代に。

自転車用ドラレコ

1. 事故発生時の証拠確保

自転車は車両に比べて軽量で、事故が発生した際にその場から立ち去られやすいという特徴がある。ドラレコがあれば、事故の瞬間や状況を映像として記録できるため、警察や保険会社への説明や証拠提出が容易になる。不幸にも当て逃げや巻き込まれ事故に遭った場合でも、映像があることで加害者の特定や自身の無実の証明に役立つ。

2. 自転車利用者自身の安全意識向上

ドラレコを搭載することで、利用者自身が安全運転を心がけるようになり、危険な走行や交通ルール違反を抑制する効果が期待できる。また、映像を振り返ることで自身の運転を客観的に見直し、改善点を発見することも可能。

3. トラブル時の客観的な記録

自転車利用中には、他の自転車や歩行者、自動車とのトラブルが発生することがある。口頭での説明だけでは事実関係が曖昧になることも多く、ドラレコの映像は客観的な記録として非常に有効。これにより、誤解や不当な責任追及を防ぐことができる。

4. 防犯・盗難対策としての活用

自転車の盗難は依然として多発しています。駐輪中の様子を記録できるタイプのドラレコもあり、盗難やいたずらの抑止力となるほか、万が一被害に遭った場合でも映像が手がかりとなるケースがある。

5. 社会的な意識の変化

自転車のドラレコが普及することで、利用者同士や車両との関係において「記録されている」という意識が働き、より安全でマナーのいい交通環境づくりに寄与することが期待される。個人だけでなく社会全体の安全向上にもつながる。

ポータブルドライブレコーダー自転車用 AKY-710Liteが2025年12月11日に発売。価格は9999(税込)。発売元はタナックス。