八百屋と自転車店がコラボ…おうちごはんを応援する自転車宅配

アグリゲートが運営する「旬八青果店」と日本コンピュータ・ダイナミクスが運営する自転車ショップ「STYLE-B」が 2018年3月から東京都品川区の池上線五反田高架下でコラボレーション店舗。 新型コロナウイルス感染予防の取り組みの一環として「食材の自転車宅配サービス」を始めた。 

カーゴトレーラーでデリバリーする

店舗から1km圏内に住んでいる人に対して、STYLE-Bで販売をしている自転車と配達用カーゴトレーラー(荷台)を用いて、旬八青果店の食材・食品の宅配を行う。まずはこの緊急事態宣言下で外出ができない、控えたいという人に対してのお届けからスタートする。 3密を避け、店の混雑回避を目指す。

新型コロナウイルス感染症による緊急事態宣言を受けて、 望まない3密へ

報道にあるように、スーパー等の食品小売店の混雑には拍車がかかっている。 

旬八青果店 大崎広小路店もその全体状況と近しく、都からの”入店制限”や”買い物回数の3日1回程度の自粛の要請があるものの、混雑する時間帯の様子は日に日に激しさを増している。緊急事態宣言前のお店の流れとは異なり いついかなるタイミングで混雑がするか読めないという状況が続いている。 

自転車を販売するSTYLE-Bでも、公共機関を使った移動を避けたい需要や自転車を活用した宅配の仕事を始めるという需要が高まっていて、平時に比べて来店する人が大きく増えている。 

旬八青果店

店の特長を活かして、食のインフラニーズを満たしたい

この状況を打開するために、今回の企画が生まれた。 旬八青果店が提供する「新鮮・おいしい・適正価格」の青果を、お店に来店せずとも感じてもらえる“3密回避手段”としてSTYLE-Bの最新の自転車やカーゴ台車を活用して宅配を行う。 

宅配を利用する人は、 お店に行かなくてもいつも利用しているあの八百屋の食材が自宅に届く!という安心感・充実感がある。本来どちらの店舗も「コミュニケーションを含めてお買い物を楽しんでいただくスタイル」で営業しているが、今は対面でのサービス提供を控えるべき状況のため、非対面の形でのお届けができるようにも検討を進めている。 

野菜果物加工品5000円セット

【販売予定商品】
・野菜1500円セット(別途送料500円) :じゃがいも、 玉ねぎ、 人参のほか、 旬八スタッフが選んだ旬のお野菜をお届け
・野菜果物000円セット(別途送料350円):じゃがいも、 玉ねぎ、 人参のほか、 旬八スタッフが選んだ旬の野菜や果物をお届け
・野菜果物加工品5,000円セット(送料無料):じゃがいもなどの他、 冷凍肉や魚、 旬八スタッフが選んだ旬の野菜や果物をお届け

●旬八青果店大崎広小路店 自転車宅配ページ

使用する自転車とカーゴトレーラー(荷台)について
店舗の近辺は坂道が多いため、実際に宅配する八百屋のスタッフの脚力に合わせてSTYLE-Bで販売している自転車を何台か用意。スポーツタイプの自転車「PURECYCLES」や「ヤマハ電動アシスト自転車」などでカーゴトレーラーを牽引。カーゴトレーラーは「Burley」(バーレー)を使って、 荷台に食材を積んで宅配する。 

PURECYCLESは、ロサンゼルス発の自転車ブランドで、主にサイクリングや通勤通学の足に便利なクロスバイクを中心に展開。日本ではSTYLE-Bのみで販売しており、カラーリングやデザイン、手ごろな値段で人気。 

Buleyは米穀生まれで高品質で安全性にこだわったカーゴトレーラー。ベビーカータイプやキャンプや買い物に便利なカーゴタイプが人気。(日本正規代理店 ライトウェイプロダクツジャパン)

STYLE-B

株式会社アグリゲート 
「未来においしいをつなぐインフラの創造」をミッションに掲げ、 販売起点でニーズを理解し生産から販売を一気通貫するSPF(Speciality store retailer of Private label Food)モデルで食農業界に新しいインフラ構築をおこなっている。 
https://agrigate.co.jp/

旬八青果店
都内に9店舗(大崎広小路店、 目黒警察署前店、 五反田店、 赤坂店、 天王洲店、 虎ノ門店、 旬八キッチン&テーブル新虎通りCORE店、 目黒柿の木坂店、 田町店=現在休店中)展開する青果を中心とした食品小売店(八百屋)。「不本意な都市の食生活を豊かにし、それと同時に地方経済を活性化する」をブランドミッションとしており、「新鮮・おいしい・適正価格」の商品選定と販売管理を行い、密なコミュニケーション(会話だけではなく 商品POPなども含め)を大切にする地域密着のお店。 
http://shunpachi.jp/

日本コンピュータ・ダイナミクス株式会社 
1967年ソフトウェア開発会社として設立。1999 年より駐輪場事業に進出し、駐輪場管理システム「EcoStation21」などを展開。全国で約1800カ所、50万台以上の駐輪場を運営し、国内最大の導入実績(電磁ロック式駐輪場)を誇る。駐輪問題の解決や街の活性化など、駐輪場に関する総合的なコンサルティングも提供。 
http://www.ncd.co.jp

STYLE-B
「自転車を通じて、日々の生活をもっと楽しく、もっと便利に、もっと充実した時を」をテーマに2018年3月にオープン。誰でも気軽に入れる自転車ショップにするため、八百屋(旬八青果店)とのコラボ、コインランドリーの設置、アパレル雑貨の販売など多種多様なサービスを組み合わせたちょっとした複合施設。STYLE-Bのみで販売しているカラーリングやデザインが人気のロサンゼルス発の自転車メーカー「PURE CYCLES」が人気。他にもヤマハの電動アシスト自転車やカーゴトレーラーの「Buley」なども販売中。 
https://style-b.jp/

モンベルが速乾布マスクをオンラインショップ限定で抽選販売

アウトドアブランドのモンベルが、速乾性に優れた素材「ウイックロン」を使用した布マスクをオンラインショップ限定で抽選販売する。このマスクの売り上げの50%を、医療関係者を支援するアウトドア義援隊の支援活動費にする。

熱がこもりにくく、洗ってもすぐに乾いて、繰り返し使用可能。本体内側のポケットに不織布やガーゼなどを挿入して使用する。単体ではフィルター機能はない。花粉やウイルスを防ぐサージカルマスクではない。

■ウイックロン ポケマスク
【価格】1200円 +税(送料無料)
【入り数】1枚
【サイズ】スモールサイズ(S):8×15cm、レギュラーサイズ(M):8.5×17.5cm
【原産国】日本

販売について
抽選方式(先着順ではない)
・抽選販売枚数:9万枚
・応募可能数:一人2枚まで(サイズの組み合わせは自由)
・商品届け予定:5月中旬~6月中旬
応募受付期間:2020年5月7日(木)18時まで
応募受付サイト

宇都宮ブリッツェンが飲食店テイクアウト情報をポスティング

栃木県宇都宮市を拠点とする地域密着型のプロロードレースチーム「宇都宮ブリッツェン」を運営するサイクルスポーツマネージメントは、宇都宮市を中心とした栃木県内の飲食店のテイクアウト情報がまとまったチラシの配布業務を選手が行う『ツール・ド・ポスティング』を実施する。

『ツール・ド・ポスティング』は、タウン情報誌「もんみや」(新朝プレス)の協力を得て実現。 もんみやが現在実施している、宇都宮市を中心とした栃木県内の飲食店のテイクアウト情報をまとめている「monmiyaフードレスキュー」のチラシを宇都宮ブリッツェン所属のプロ選手たちが自転車に乗ってポスティング業務を行うというもの。選手たちが日々のトレーニングのかたわらポスティング業務を行う。 

この企画は宇都宮ブリッツェン所属の堀孝明の発案。堀選手は「自分は栃木県宇都宮市の出身。新型コロナウイルスの影響を受けて地元の飲食店が苦しんでいる姿をみて、自分が地域のためにできることはなにか考えた結果、“自転車に乗ってできる”ポスティングということを思いつきました。少しでもお店・地域の力になれればうれしいです 」と語っている。 

企画はゴールデンウィーク期間中、宇都宮市内を中心に実施予定。

■もんみやフードレスキュー

「もんみやフードレスキュー」は、社会問題となっているフードロス(まだ美味しく食べられるのに「捨てざるをえない危機」にある飲食店の食事、余剰食材)の削減、新型コロナウイルスによる外出自粛の影響の中で 需要が高まるテイクアウトサービスを通した飲食店応援を目的としたサービス。

サイト内において、飲食店は自由に料理の出品をし、利用者は本格的な飲食店の料理を選択・購入をすることができる。また、新しい形でユーザーと飲食店のマッチングを図りながら、飲食店の応援へとつなげていく。

●もんみやフードレスキューのホームページ

シマノ創業100周年に向けた記念フォトコンテスト開催中

世界有数の自転車パーツメーカー、シマノが創業100周年に向けた記念フォトコンテストを開催している。100周年となる2021年9月30日まで6つの期間にわけて、それぞれテーマを決めて写真を募集する。

現在は第1回の応募期間で、テーマは「出会い」。あなたと自転車・釣り・ロウイング(ボート)の出会いに関する写真を募集している。

応募期間は6月30日まで。

グランプリ
受賞者数:5名(入賞者の中から5名が選ばれる)
賞品:シマノ創業100周年 記念フォトブック

入賞
受賞者数:30名(「募集テーマ・期間」記載の各テーマにつき5名、合計30名が選ばれる)
賞品:100周年オリジナルノベルティグッズ

特典
上記の賞の受賞にかかわらず、応募作品の一部は当サイトのフォトギャラリーまたはサイトで使用予定の特別ムービーで公開される。
(公開期間は2020年4月1日~2022年3月22日)

●フォトコンテストの応募サイト

KEENがマスク製造…被災地や養護施設、シューズ購入者に配布

アウトドアフットウエアブランドのKEEN(キーン)が、新型コロナウイルス感染拡大の影響により全世界で課題となっているマスク需要を受け、タイの自社工場でマスクの製造を開始した。

フィット感も高くリバーシブル仕様。洗って繰り返し使用できるマスク

KEENは、“Together we can help(あなたと一緒だから、できること)”をテーマに、新型コロナウイルス感染拡大の影響に向き合い、活動を行っている。現在、世界中で課題となっているマスク需要を受け、タイの自社工場一区画をマスク製造ラインにしてマスクの製造を開始。全世界で15万枚を無償提供する。

マスクの素材にはシューズの材料として調達していた生地を活用。シューズ製造を行うKEENの得意分野である立体縫製を活かした立体マスクはフィット感も高く、リバーシブル仕様で、洗って繰り返し使用できる。医療用マスクではないが、感染予防の必須アイテムとして活用してほしいという思いがある。

日本国内では、被災地、児童養護施設や女性用シェルター、KEEN関連企業やサプライチェーンなどに提供。2020年4月28日(火)より国内KEEN公式オンラインストアでシューズを購入した人にマスクを提供する。
■KEEN 公式オンラインストア

タイの自社工場一区画をマスク製造ラインにし、マスクの製造を開始

KEENとは?

「サンダルは、つま先を守ることができるのだろうか?」
創業者で現CEOローリー・ファーストのこのシンプルな疑問をきっかけに、KEENの歴史は幕を開けた。米国オレゴン州・ポートランドに本拠を置き、多様なアウトドアシーンを楽しむ人々に向けた革新的で高機能なハイブリッドフットウエアを展開。
KEENはシューズ作りを通じて、地球環境をよりよく変える活動を続けている。「地球上のすべての場所を、よりよい場所にする」ことをモットーに、「Consciously Created:環境負荷の低減」「Taking Action:能動的な行動」「Giving Back:社会への還元」の 3 つのテーマを『KEEN EFFECT』と呼び、環境保護や社会貢献活動に積極的に取り組み、世界にポジティブな変化を作り出そうと努力を続けている。

フランスに行ったら食べたい! ローカルなスウィーツ

美食の国フランスはお菓子もおいしいものばかり。今回はパリを離れて地方都市へ。その産地のおいしいものを使ったスウィーツを紹介。

Aix-en-ProvenceのCalisson d’Aix

エクス・アン・プロヴァンスのカリソン ©Calisson du Roy Rene

カリソンは、メロンの砂糖漬けと細かく砕いたアーモンドを混ぜてペースト状にしたものに、粉砂糖と卵白を混ぜた糖衣をかけた繊細なお菓子。舟形のこの菓子は15世紀から続くエクス・アン・プロヴァンスの伝統菓子です。ルネ・ダンジュー(善王ルネ)が二度目の結婚でジャンヌ・ド・ラヴァルと結婚式を挙げた時、愛想のないジャンヌを喜ばせるため王が特別に作らせたお菓子だったそう。
●レ・カリソンのホームページ

エクス・アン・プロヴァンスのカリソン ©Calisson du Roy Rene

AngersのQUERNON D’ARDOISE

アンジェのケルノン・ダルドワーズ ©Les Conteurs Destination Angers

アンジェに来てケルノン・ダルドワーズを味わわずして帰るのはじつにもったいないこと。四角形のアーモンドが入った薄い砂糖菓子の外に青色のチョコがコーティングされています。アルドワーズとは地元の屋根瓦に使われるスレート石(粘板岩)のことで、その形状を模したお菓子なのです。
●ケルノン・ダルドワーズのホームページ


Avignon

アヴィニョンのチョコレート

このチョコレート菓子は1960年にヴォークリューズ県の菓子職人らが生み出したものでアヴィニョン銘菓になっています。菓子の名前に「パパ」とあるように、14世紀のアヴィニョン教皇庁時代を思い起こさせるものです。赤色のアザミの形状をしたお菓子は二種のチョコレートがけがされ、ヴァントゥー山の斜面で採れる約60の薬草を漬けたリキュール「オリガン・デュ・コンタ」が浸み込ませてあります。


BordeauxのCanelé

ボルドーのカヌレ ©Pierre Planchenault

日本でも目にする機会が増えた「カヌレ」はボルドーのお菓子。波型の形状はボルドーの街の優雅さそのもの。ラムとバニラの風味が漂うカラメル状の小さなお菓子は、どんな時にも簡単につまめるので、旅先のお菓子屋さんで見つけたらいろいろ食べ比べたい。
●ボルドーの関連ホームページ

ボルドーのカヌレ ©David Remazeilles

Grenoble

グルノーブルのクルミタルト ©Céline Mennetrier

グルノーブルは、イゼール県ドーフィノワ地区で獲れる「グルノーブル・クルミ」が1938年より原産地保護呼称AOPに指定されるほど有名なクルミの産地。銘菓はもちろん、それをふんだんに使ったタルト。サブレ生地の中にクルミ、生クリーム、バター、砂糖と蜂蜜を混ぜた中身がぎっしり詰まっています。じつは地元のブルー・デュ・ヴェルコール、サン・マルセランなどのチーズと一緒に焼いた食事用バージョンのクルミタルトもあり。
●グルノーブルの関連ホームページ


La RochelleのGalette charentaise

ラ・ロシェルのガレット・シャランテーズ ©Cécile COLLOT

ラ・ロシェルの銘菓は小麦粉、卵、バター、アンゼリカの砂糖漬けから作られる「ガレット・シャランテーズ」は1848年から続く伝統菓子。柔らかい口当たりのサブレは世代を越えて愛され、今や様々なフルーツや塩キャラメル味なども出回っています。
●ラ・ロシェルの関連ホームページ


LilleのGaufres

リールにあるメールが作るゴーフル

フランスで最も古い菓子店(創業1761年)のメールが作るゴーフルは、ドゴール将軍、ウィンストン・チャーチル、ジャッキー・ケネディ、歌手のアラン・スッション、作家のアメリ―・ノートンまで幅広い人を魅了してきました。定番は平たい形でマダガスカル産バニラクリームが挟まれていますが、今やそのバリエーションは多く、スペキュロス、ピスタチオ、ラムレーズン、ライスパフのプラリネ味などがあります。
●リールの関連ホームページ


Navette de Marseille

マルセイユのビスケット

マルセイユの伝統菓子は、200年前から伝わる船の形をした硬いビスケット。オレンジフワラーがほのかに香り、長持ちします。2月2日の聖マリアお潔めの祝日に食べるお菓子ですが、好きな人は年中食べてもよいのです。

マルセイユのビスケット