浅田顕のシクリズムジャポンが主宰する次世代プロロードレーサー発掘プロジェクト 「ロード・トゥ・ラブニール(RTA)」は、大分県大分市を本拠地とする地域密着型プロチーム「スパークルおおいた」とパートナーチーム提携した。
同チームはユースチーム「IGNITE(イグナイト)」の運営にも力を入れていて、九州の恵まれた走行環境を生かし、RTA2~4(別図参照)の活動を通じて、自転車競技の面白さを伝え、若い選手の可能性を伸ばしていきたいと考える。
自転車のある快適生活を応援するスポーツコンテンツ
浅田顕のシクリズムジャポンが主宰する次世代プロロードレーサー発掘プロジェクト 「ロード・トゥ・ラブニール(RTA)」は、大分県大分市を本拠地とする地域密着型プロチーム「スパークルおおいた」とパートナーチーム提携した。
同チームはユースチーム「IGNITE(イグナイト)」の運営にも力を入れていて、九州の恵まれた走行環境を生かし、RTA2~4(別図参照)の活動を通じて、自転車競技の面白さを伝え、若い選手の可能性を伸ばしていきたいと考える。
「ツール・ド × GOTEMBA」が2022年9月10日(土)から期間限定で開催されている。アプリを利用して、いつでも自由な時間に走行することが可能。設定されたコースを完走すると、コースに応じた完走記念品がもらえる。富士山の自然、雪解け水からできる食と酒、文化と見どころ満載のコース。
【1】ツール・ド×GOTEMBA 東京2020オリンピックレガシー銘板を巡るコース in 御殿場(53.1km)
富士山の絶景ポイントや市内で開催された東京2020大会事業のレガシー銘板7カ所を巡る御殿場満喫コース。街中を駆け抜けたロードレースの他、聖火リレーや金メダル獲得の空手イタリア代表との交流などの軌跡を追 うことができる。
●コース紹介ページ
【2】ツール・ド×GOTEMBA 東京 2020 オリンピック自転車競技ロードレースコースを巡る(113.8km)
東京2020オリンピック自転車競技ロードレースコースの静岡側さらに山梨県も周遊する絶景の数々を楽しめるハードなコース。
●コース紹介ページ
ツール・ド × GOTEMBA
・開催日:2022年9月10日(土)~11月13日(日)
・実施内容:ツール・ド × GOTEMBAオリジナルコースを自転車で走る参加無料キャンペーン
・参加費:無料
・公式WEBサイト:https://tour-de-nippon.jp/gotemba/
・主 催:スポーツタウン御殿場推進協議会
・共 催:御殿場市、一般社団法人ルーツ・スポーツ・ジャパン
・事務局:ツール・ド・ニッポン事務局
多様なベルギービールが相性抜群の料理とともに楽しめるベルギービールウィークエンド(BBW)。9月16日から25日まで東京・豊洲のサイタブリアベイパークで開催されるベルギービールウィークエンド豊洲の前売りチケット3200円がオンラインで先行発売をはじめた。
2022年のベルギービールウィークエンドは、名古屋・大阪・横浜・日比谷での開催を果たすことができた。4会場ともたくさんのBBWファンが来場して盛り上がった。
次の会場は、ベイサイドの美しい景色が大人気の「豊洲」。BBW豊洲の前売りチケットをオンラインで先行販売を開始。ファミリーマートでの前売りチケットは8月下旬に発売開始する予定。
BBW2022オリジナルグラス1個/飲食用コイン10枚(ビール1杯=飲食用コイン3〜5枚、一部コイン5枚以上のビールがある)
追加コインは会場で販売。(5枚組1200円)
当日スターターセットの価格は3300円。
直木賞作家・熊谷達也の『明日へのペダル』がNHK出版から6月28日に発売された。定価:1870円(税込)。四六判。336ページ。
いつもの明日は必ずやってくるとは限らない、ある日突然分断されることも。新型コロナ禍で息苦しい時代に、自転車を通して前向きに生きようとする人々の明日へと向かう営みを描く。自ら愛車を駆り入賞も果たす小説家が、ロードバイク愛を込めて描く感動の物語。
本間優一は多少のさざ波はあっても大過なく仙台で会社員生活を送ってきた。50代半ばに差し掛かり、健康上の理由からロードバイク(本格的なスポーツ用自転車)に乗るようになる。部下の唯の指導を受けて、優一のロードバイク技術はめきめき向上していく。
思えば本気になって趣味に打ち込むことは、いままでに経験のないことだった。おりしも新型コロナウイルスのパンデミックが仙台にも広がり経済にも影響を及ぼすように。そんな息苦しい状況にあっても、自転車を通して、優一たちは新しい扉を開いてゆく。
熊谷達也 (クマガイ・タツヤ)
1958年、宮城県仙台市生まれ。東京電機大学理工学部数理学科卒。97年、『ウエンカムイの爪』で第十回小説すばる新人賞を受賞し、作家デビュー。2000年、『漂泊の牙』で第十九回新田次郎文学賞、04年、『邂逅の森』で第十七回山本周五郎賞、第百三十一回直木賞のダブル受賞を果たす。
近著に『潮の音、空の青、海の詩』(NHK出版)、『エスケープトレイン』(光文社)、『無刑人芦東山』(潮出版)ほか
価格:1,870円 |
ここに来れば、だれでも自転車に乗りたくなる。シマノ自転車博物館が2022年3月、大阪府堺市にオープンした。同市の大仙公園内に1992年に開館した自転車博物館サイクルセンターを新築移転し、改称したもの。展示面積は3.5倍になり、その歴史を知るばかりでなく、自転車の知識を学び、魅力を再確認する場として欠かせない存在となった。
世界有数の自転車パーツメーカー、シマノが創業時から拠点とする堺市。だから国内外の自転車を集めた施設があっても不思議ではない。公益財団法人シマノ・サイクル開発センターが運営する新博物館を案内してくれたのは同館の神保正彦参与。記者が書いた「シマノ〜世界を制した自転車パーツ〜堺の町工場が世界標準となるまで」(光文社刊)では、変速とブレーキレバーが一体となった世界初のシステムを開発した担当者として登場。現在は世界中のメーカーが追従し、初級者向けのロードバイクさえ採用しているのだから、このシステムは事実上の世界標準といえる。
「ここに来れば、だれでも自転車に乗りたくなる。そんな存在でありたいです」と神保さん。従来型の博物館にありがちな、多くの展示物が並ぶばかりのフロアにはせず、デジタル解説システムを活用した最適な情報提供を心がけたという。
1階には無料ゾーンもあり、古墳を作るための鉄器に始まり、鉄砲や刃物といった金属加工の町であった堺が、自転車の町となっていく変遷を伝えている。自転車好きなら堺にはシマノがあることを知っているが、一般の人にも自転車の町であることを知ってもらいたいという狙いがある。
チケットを購入してその先に進むと、まず自転車の歴史をまとめた映像を視聴する。その変遷を大まかにつかんでおけば、その先に用意されたもっと深い部分の話が理解できるという仕掛けだ。自転車を発明した人たちの夢、暮らしを豊かにする多様な自転車を紹介したコーナーがあり、「どうして自転車は倒れないの?」といった子どもたちの素朴な疑問に答えた映像もある。
世界遺産の宝庫フランスでは、従来型のミュージアムから「シテ=都市」と呼ばれる体験型博物館に移行しつつある。所蔵品を鑑賞するだけでなく、体験することで自らの想像域を広げ、さらなる魅力に気づく。ボルドーにはワインのシテがあり、ローヌ地方にはチョコレートのシテがある。自転車博物館も日本ではまだ希少な「シテ」であり、自転車の魅力を体験する場となるはずだ。
ツール・ド・フランスの現場で信頼される最高級パーツの商品企画などを担当してきた神保さんだが、体調を害した時期もあった。それがスピードを競った走り方から方向転換するきっかけともなった。自転車を動かすのは結局人間であり、その楽しみ方は人の数だけある。旅行や食などと自転車を結びつけることで、自転車の魅力がさらに増す。世界各国の自転車文化を目撃してきた神保さんが手がけた博物館だけに、自転車がある快適ライフスタイルをだれもが頭の中に描けるようになる。
自転車ファンも、そうでない人も、大人も子どもたちも訪れると楽しい博物館である。
アクセスは南海電鉄高野線「堺東駅」から徒歩約5分。敷地内にはスタンドを持たないスポーツバイク用ラックが多数あり、サイクリング途中でも気軽に立ち入ることができる。自転車パーツの変遷やメディア・ライブラリーも充実。期間限定の特別展として2023年3月20日まで「自転車の旅・様々なかたち」と題した展覧を開催中。国内外で長期の自転車旅を行った3組の足跡を紹介している。
一般500円、高校生・大学生200円、中学生以下・65歳以上無料。団体割引あり。
●シマノ自転車博物館のホームページ
シマノ 世界を制した自転車パーツ〜堺の町工場が「世界標準」となるまで〜【電子書籍】[ 山口和幸 ] 価格:1,408円 |
千葉大学環境ISO学生委員会では、4月26日~6月16日に卒業する学生などから回収し、専門業者に修理してもらった中古自転車61台を格安価格で新入生や留学生などに販売する活動を行った。
千葉大には遠方地域から下宿して通う学生も多く、在学中に使用した自転車が卒業するときに不要になるケースがある。そうした自転車が学内に放置され問題になったことから、環境ISO学生委員会では2007年度から中古自転車の回収・譲渡活動を実施している。
この活動では、卒業する学生などから不要になった自転車を年度末に無償で回収し、状態のいい自転車について修理費用の上限を決めて専門業者に修理してもらい、ほぼ修理費用のみの格安価格で年度初めに新入生や留学生などの学内関係者に販売する。
2022年4月に譲渡自転車のリストを公開して募集したところ、新入生や留学生を含む248名(西千葉188名、亥鼻60名)の学生・教職員から購入の申し込みがあった。抽選後に、個別に譲渡日の調整を行い、4月26日~6月16日の譲渡期間内で61台(西千葉36台、亥鼻25台)の自転車を譲渡することができた。
<西千葉地区担当:文学部2年 日下部朱音さん>
今年もコロナ禍での開催となりました。昨年度の方法をそのまま続けるのではなく、昨年の反省を活かして同じ時間帯での譲渡人数を増やすことで譲渡の効率化をはかるなど、現在の状況に適応した方法に変更して行いました。そのように工夫できた点があった一方、今年度は防犯登録や自転車保険に関して知識不足によるトラブルもありました。ただ企画を行うだけでなく、周辺情報の綿密な下調べと、その情報をメンバーに共有・周知することの大切さを痛感しました。今回得られた反省点は、来年度に引き継ぐとともに、自分自身がこれから他の企画に関わる際にも活かしていきたいです。
<亥鼻地区担当:薬学部2年 三原悠慎さん>
今年度も昨年度と同じくコロナ禍での活動でしたが、昨年度よりも多くの自転車を回収・譲渡できました。たくさんの準備が必要な上、イレギュラーなこともあり大変でしたが、班員や先生方の協力のおかげで無事に完了することができました。また、多くの参加者の方から「助かりました」など感謝の声をいただいたので、委員会として来年度以降もこの活動を継続していきたいと思います。
コメントを投稿するにはログインしてください。