ピナレロの入荷不安定も魅力のラインナップを届ける努力を継続

ピナレロジャパンのオフィシャルサイトが2022モデルの公開を開始した。

新たに、ピナレロのブランド理念を伝える「OUR DNA(私たちのDNA)」と、ブランドヒストリーを紹介する「OUR HISTORY(ヒストリー)」のページが加わった。

2021年はコロナ禍の影響で、製品の入荷が非常に不安定な状況が続いていて、日本で予約した人のところに商品が届きにくい現状にある。ピナレロジャパンを運営するカワシマサイクルサプライでは、「魅力的なラインナップを取り揃え、日本のみなさまへお届けするよう努力を続けてまいります」という。

●ピナレロジャパンのホームページ

普段着感覚で着こなせるシティライドウエアは性別も問わず

パールイズミは、2021年秋冬新商品として普段着感覚で着こなせるシティライドのカテゴリーで、ユニセックス展開のアイテム「シティライド ウォーム プリントジャージ」と「テーパード バイカーズ パンツ」をサイクルショップやスポー ツ用品店など発売する。

「シティライド ウォーム プリントジャージ」はベーシックなカラーにカジュアルテイストのプリント柄で普段着感覚でコー ディネートできる15℃対応のジャージ。通常のサイクルジャージよりもゆとりのあるシルエットで楽な着心地。

「テーパード バイカーズ パンツ」はオフィスカジュアルにも使える細身のシルエットの九分丈パンツ。動きやすいストレッチ素材で股下中央に縫い目がないのでぺダリングもスムーズ。 裾をロールアップすると再帰反射が見える仕様になっている。

「シティライド ウォーム プリントジャージ」「テーパード バイカーズ パンツ」ともに ユニセックス展開の商品 になる。

9334-BL / シティライド ウォーム プリントジャージ

【カラー】4. グレーボーダー 5. ノイズ 6. マリンボーダー 7. タータンチェック 8. チェッカー
【価格】1万4080円(税込)
【サイズ】XS, S, M, L, XL(ユニセックス展開)
【素材 】サーモドレスネオ
【商品特徴】
サーモドレスネオ:保温性・吸汗速乾性に優れ、ストレッチ性のある素材
3バックポケット

ノイズ
マリンボーダ
タータンチェック
チェッカー

9150 / テーパード バイカーズ パンツ

【カラー】 6. ブラック 7. グレー 8. ダークベージュ
【価格】1万2980円(税込)
【サイズ】XS, S, M, L, XL,3L(3Lはブラックのみ)ユニセックス展開
【商品特徴】
動きやすいストレッチ素材
小物の収納に便利なポケットを左右両脇と左右後部に装備

ツール・ド・フランスのマイヨジョーヌがサンティーニに

イタリアのサイクリングウエアブランド、サンティーニが、2022年のツール・ド・フランスから公式パートナーになることが10月12日に発表された。女子ステージレースのツール・ド・フランスファム・アベックズウィフトと一般参加大会のエタップ・デュ・ツールを含めて、マイヨジョーヌがサンティーニとなる。

契約は2022年からの5年間。2012年から2021年まではフランスのルコックスポルティフが各賞ジャージを提供してきた。

●ツール・ド・フランスのホームページ

モンベル流秋冬サイクルウエアガイドがホームページ公開

日本のトップアウトドアブランドで、サイクリングウエアや用品なども幅広く取りそろえるモンベルが、ホームページで「モンベル流秋冬サイクルウエアガイド」を公開した。重ね着のコツやアイテム紹介ばかりでなく、自社開発の自転車保険の中身も紹介している。

冬のサイクリングにオススメのレイヤリング

秋はサイクリングにぴったりな季節。街中を走っても心地よく、山あいに入れば紅葉を楽しむこともできる。さらに気温が下がる冬でも防寒対策とレイヤリング術をしっかり行えば、快適にサイクリングを楽しめる。

モンベルがホームページで、この時期ならではのウエア選びのポイントや、シーン別のおすすめレイヤリングを紹介している。

○ ウエア選びのポイント
秋や冬だからこその、気をつけるべきポイントをおさえた。

○ シーン別おすすめレイヤリング
時季や気候にあったレイヤリング例を紹介。

○ 秋冬サイクリングにおすすめなアイテム
防寒対策にぴったりなアイテムや、自転車用バッグなどを選ぶ。

○ 快適な自転車ライフのために
サイクリングを安全に、より楽しむためにガイドツアーや保険などを紹介。

●モンベル流秋冬サイクルウエアガイドのホームページ

村上・笹川流れ国際トライアスロンでバーチャルサイクリングイベント

ワイ・インターナショナルが10月10日から31日まで開催される「村上・笹川流れ国際トライアスロン大会 バーチャルサイクリングイベント」の運営をサポートする。9月26日に予定されていた大会が新型コロナウイルスの影響で中止になったことを受け、開催を望む声が全国から寄せられたことをきっかけに、日本トライアスロン連合として初となるトライアイスロンのバーチャルイベントが開催されることになった。

イベントでは、バーチャルサイクリングのアプリケーションFulGaz(フルガス)を使用する。FulGazを利用することで、走行中に実際のコース風景と同じ景色を体感できるため、本来走行予定であった村上・笹川流れの美しいバイクコースの景観が楽しめる。

ワイ・インターナショナルは、日本トライアスロン連合のオフィシャルサポーターであることと、独自のバーチャルサイクリングコミュニティを運営しイベント開催などのノウハウがあることから、今回運営のサポートとして参加す ることが決定した。

イベントには日本トライアスロン連合の会員であればだれでも無料で参加することが可能で、ワイズロードの一部店舗では日本トライアスロン連合の会員登録を手伝っている。

2022年以降も日本トライアスロン連合主催のバーチャルサイクリングイベントの開催について、トライアスリートが楽しめるように前向きに検討していきたいという。同社が日本国内で輸入総代理を務めるインドアトレーナーブランドSARISの活用も視野に入れ、バーチャルサイクリングの一層の発展に寄与していきたいという。

村上・笹川流れ国際トライアスロン大会 バーチャルサイクリングイベントのホームページ

ポガチャルが落ち葉のレース、ロンバルディア初優勝

UAEエミレーツのタデイ・ポガチャル(スロベニア)が10月9日にイタリア北部で行われた秋のクラシックレース、イル・ロンバルディアでドゥクーニンク・クイックステップのファウスト・マスナダ(イタリア)を制して初優勝した。

第115回ロンバルディアはコモ〜ベルガモ間の239kmで行われ、ポガチャルの積極的な走りが際立った ©Luca Bettini/BettiniPhoto©2021
ポガチャルがファウスト・マスナダを制して優勝 ©LaPresse

ポガチャルは今季、リエージュ〜バストーニュ〜リエージュとツール・ド・フランスも制していて、1971年と1972年のエディ・メルクスに続く3大会優勝者となった。

残り36km地点のガンダ峠から第1集団に加わったポガチャルは、ゴール地点のベルガモ出身のマスナダとの一騎打ちに持ち込み、これを制した。

スロベニア勢の優勝は初めてで、大会での14カ国目の勝利となる。

落ち葉のレースと言われるイル・ロンバルディア ©LaPresse – Marco Alpozzi
北イタリアの湖沼地方を走るイル・ロンバルディア ©Frederic Mons
ポガチャル(右)とマスナダの一騎打ち ©LaPresse – Marco Alpozzi
ポガチャルがゴール勝負でマスナダを制した ©Gian Mattia D’Alberto – LaPresse
優勝のポガチャルを中央に、左が2位マスナダ、右が3位アダム・イェーツ ©Gian Mattia D’Alberto – LaPresse
フィアンセのウルシャ・ジガールさんとポガチャル ©Gian Mattia D’Alberto – LaPresse