ログリッチ区間2位でボーナスタイム6秒獲得…ブエルタ・ア・エスパーニャ

第75回ブエルタ・ア・エスパーニャは11月6日、サラマンカ〜シウダーロドリゴ間の162kmで第16ステージが行われ、EFのマグナス・コルトニールセン(デンマーク)がゴール勝負を制し、4年ぶり3度目の区間優勝。

顔認証による出走サインをするログリッチ ©PHOTOGOMEZSPORT2020

首位のプリモシュ・ログリッチ(スロベニア、ユンボ・ビスマ)が区間2位に入ってボーナスタイム6秒を獲得。総合2位リチャル・カラパス(エクアドル、イネオス・グレナディアス)との差を39秒から45秒に広げた。

マグナス・コルトニールセン優勝。ログリッチが2位になりボーナスタイム6秒を獲得 ©PHOTOGOMEZSPORT2019

「激坂ゴールのアングリル峠で6秒獲得するよりも、スプリントで6秒もらうほうが簡単だ」とログリッチ。
「上りもスプリントもできる完ぺきな選手になりたいのさ」

大会は残り2区間で、翌17ステージが天王山となる最後の山岳。ログリッチが上りを得意とするカラパスから45秒以内でゴールすれば大会2連覇を確実にする。ログリッチは9月のツール・ド・フランスでは最終日前日に首位から陥落している。

ブエルタ・ア・エスパーニャ第15ステージ ©PHOTOGOMEZSPORT2020
総合優勝を争うイネオス・グレナディアスとユンボ・ビスマがレースをコントロール ©PHOTOGOMEZSPORT2020

●4賞ジャージ
マイヨロホ(個人総合成績)プリモシュ・ログリッチ(スロベニア、ユンボ・ビスマ)
マイヨベルデ(ポイント賞)プリモシュ・ログリッチ(スロベニア、ユンボ・ビスマ)
マイヨルナレス(山岳賞)ギヨーム・マルタン(フランス、コフィディス)
□マイヨブランコ(新人賞)エンリク・マス(スペイン、モビスター)

初日から脱落したクリストファー・フルームはアシスト役として完走を目指す ©PHOTOGOMEZSPORT2020

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2020ブエルタ・ア・エスパーニャ出場176選手

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フィリプセンがメジャー初V…ブエルタ・ア・エスパーニャ

第75回ブエルタ・ア・エスパーニャは11月5日、今大会最長となるモス〜プエルバデサンブリア間230.8kmで第15ステージが行われ、UAEエミレーツのジャスパー・フィリプセン(ベルギー)が上りゴールの集団スプリント合戦を制して、メジャー初勝利した。

EAUエミレーツのジャスパー・フィリプセンがチームメートと抱き合う ©PHOTOGOMEZSPORT2020

最長距離に加え、強い風と雨で濡れた路面により過酷な戦いとなった。22歳のフィリプセンは三大大会初参戦。この日は区間勝利を目指して先行集団が形成されたが、逆風で思うように走れずメイン集団に吸収された。

ブエルタ・ア・エスパーニャ第15ステージ ©PHOTOGOMEZSPORT2020

「序盤はまさか大集団のゴール勝負になるとは思えなかったが、上りゴールは得意だった。この大会は今シーズン最後のレースだけど、この初勝利をはずみにしてキャリアを積み上げていきたい」とフィリプセン。

出走サインに登壇したログリッチ ©PHOTOGOMEZSPORT2020

総合成績ではユンボ・ビスマのプリモシュ・ログリッチ(スロベニア)がタイム差なしのメイン集団でゴールして難なく首位を守った。

ブエルタ・ア・エスパーニャ第15ステージ ©PHOTOGOMEZSPORT2020

●4賞ジャージ
マイヨロホ(個人総合成績)プリモシュ・ログリッチ(スロベニア、ユンボ・ビスマ)
マイヨベルデ(ポイント賞)プリモシュ・ログリッチ(スロベニア、ユンボ・ビスマ)
マイヨルナレス(山岳賞)ギヨーム・マルタン(フランス、コフィディス)
□マイヨブランコ(新人賞)エンリク・マス(スペイン、モビスター)

ジャスパー・フィリプセン(ベルギー)が上りゴールの集団スプリント合戦を制した  ©PHOTOGOMEZSPORT2020

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2020ブエルタ・ア・エスパーニャ出場176選手

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フランスのデカトロンでオススメなロードバイク4モデル

フランス最大手のスポーツ用品販売チェーン店、デカトロンが日本でもネット販売に本腰を入れ始めた。デカトロンのすべてのロードバイクは現在送料無料。クリスマスに向けてキャンペーンも行う予定だという。

デカトロンはフランスのある程度の都市には必ずあるスポーツ用品チェーンだ

全て自社で開発、製造を行うことにより、80種類以上のスポーツ用品を高品質、低価格で販売しているデカトロン。自転車カテゴリーは一般車や初級カテゴリーのモデルが多いが、フランス庶民が自転車を購入する時は、「まずはデカトロン」というのがお決まりだ。

そんなデカトロンから、日本でもオススメできるロードバイク4モデルを紹介。

TRIBAN(トリバン)CN RC 500

サイクリング ツーリング ロードバイク フラットバー セール価格7万4990円
(画像はドロップバーハンドルタイプ)

●画像をクリックするとデカトロンの通販サイトに飛びます

フラットバーモデル(画像はドロップバーハンドルタイプ)のため、ロードバイクよりも上体が起き、ハンドル操作が簡単に行える。また、変速機はロードバイク用のシマノSORAがついているのでとてもスムーズ。ブレーキはディスクブレーキなので、雨の日でも変わらないパフォーマンスを発揮する。

こんな人におすすめ!
ロードバイクに乗りたいけど、乗車姿勢がきつい。でもクロスバイクじゃ満足しないというわがままな人。

TRIBAN(トリバン)CN RC 520

サイクリング ツーリング ロードバイク セール価格10万9900円
●画像をクリックするとデカトロンの通販サイトに飛びます

シマノのR7000シリーズ105搭載のロードバイク。TRPのハイブリッドディスクブレーキを使用し、軽い力でブレーキングできる。サイクリングやロングライド向き。

こんな人におすすめ!
ロードバイクを始めたい人や、輪行で遠くを訪れてロングライドをしたい人。

VAN RYSEL(ヴァンリーゼル)AF CN 900 

サイクリング ツーリング ロードバイク セール価格13万8800円
●画像をクリックするとデカトロンの通販サイトに飛びます

R7000シリーズ105搭載のレーシングアルミバイク。TRIBANシリーズと比べて軽量でレーシングに特化した剛性とフレームの作りになっている。ロングライドをより速く走ったり、ヒルクライムレースやロードレースでも活躍する1台。本格的に自転車を楽しみたい人にオススメのレーシングバイク。

こんな人におすすめ!
自転車中級者以上。自転車レース出場したい人。速さを追求したロードバイクを乗りたい人。


※VAN RYSEL(ヴァンリーゼル)CF CN 900

サイクリング ツーリング ロードバイク。セール価格18万8800円
●画像をクリックするとデカトロンの通販サイトに飛びます

R7000シリーズ105搭載のレーシングカーボンロードバイク。フレーム重量が850gと非常に軽量だが、BB周りの剛性が高く、坂道で踏み込んだ時にもしっかり進む。Eco Dynamicフォークとシート周りが地面のギャップを吸収して疲労を軽減させる。軽量性と剛性と快適性の3つをバランスよく兼ね備えたデカトロン最高のレーシングバイク。

こんな人におすすめ!
ロードバイクを持っていて、カーボンバイクに乗り換えたい人。レースに出場したい人。速く走れて最軽量の自転車が欲しい人。

世界No.1の驚異的なシェアを誇るスポーツ製品トップブランド【デカトロン】

津田悠義が強豪仏アマ、シャンベリーCFに入団決める

EQADSの津田悠義(2002年生まれ/愛知県出身)が、UCIワールドチームであるフランスのAG2Rラモンディアル(2021年からはAG2Rシトロエン)の育成チーム、シャンベリー・シクリズム・フォルマスィオン(CCF)(アマチュアチーム)と2021年の選手契約を締結した。

津田悠義が3月8日にフランスで開始されたレースで優勝

2001年結成のシャンベリー・シクリズム・フォルマスィオン(Chambéry Cyclisme Formationは、フランスアルプスの都市シャンベリーを拠点とし、フランス自転車競技連盟FFC監修のもと運営されるフランスを代表するトップアマチュアチーム(DN1カテゴリー)。

CCF最大の特徴は、フランスのトップアマカテゴリー、ディビジョンナショナル1(DN1)で常にトップクラスの成績を修める競技力を維持しながらも、所属する選手にはキャリア後を見越した勉学・学習継続が義務づけられている点。

CCFはUCIから正式にUCIワールドチーム「AG2Rラモンディアル」(2021年からは「AG2Rシトロエン)の下部育成チームとして登録・認定されている。育成チームに所属する選手は、親チーム(AG2Rシトロエン)が出場するUCIプロシリーズ(旧HC)&1クラスのレースに出場する機会が与えられる可能性もある。

シャンベリー・シクリズム・フォルマスィオン

CCFが過去に輩出した選手には、ツール・ド・フランスでも活躍するロマン・バルデ、ナンス・ピーターズ、ブノワ・コヌフロワなどがいる。

津田は引き続き、欧州でトッププロチームとの契約獲得を目指して着実に駒を進めていきたいという。

●シクリズムジャポンの詳細ホームページ

逃げ屋ウェレンス2勝目…ブエルタ・ア・エスパーニャ14S

第75回ブエルタ・ア・エスパーニャは11月4日、ルーゴ〜オウレンセ間の204.7kmで第14ステージが行われ、ロット・スーダルのティム・ウェレンス(ベルギー)を含む7選手が抜け出して第1集団を形成し、ウェレンスが最後の力勝負を制して第5ステージに続く今大会2勝目を挙げた。

ロット・スーダルのティム・ウェレンスが優勝 ©PHOTOGOMEZSPORT2020

前日に総合成績を左右する個人タイムトライアルをこなした選手らは、区間勝利を目指して積極的に展開。アタックを決めようとする選手とそれをつぶす選手の動きでレースは高速化した。「逃げ屋」の異名を取るウェレンスら7選手がようやく先行に成功し、協力し合いながら走行。ゴールが近くなると一転してアタックの応酬を見せた。

ブエルタ・ア・エスパーニャの出走サインは顔認証システムが導入された。写真はフアン・ロペス(スペイン)©PHOTOGOMEZSPORT2020

「今日は自分に向いていると分かっていた」というウェレンスが他選手をふるい落としてゴールした。

総合成績ではユンボ・ビスマのプリモシュ・ログリッチ(スロベニア)が首位を守った。大会は残り4ステージ。

マイヨロホのログリッチとポイント賞ジャージを繰り下がりで着用するカラパス ©PHOTOGOMEZSPORT2020
ポイント賞でも1位を守るログリッチ ©PHOTOGOMEZSPORT2020

●4賞ジャージ
マイヨロホ(個人総合成績)プリモシュ・ログリッチ(スロベニア、ユンボ・ビスマ)
マイヨベルデ(ポイント賞)プリモシュ・ログリッチ(スロベニア、ユンボ・ビスマ)
マイヨルナレス(山岳賞)ギヨーム・マルタン(フランス、コフィディス)
□マイヨブランコ(新人賞)エンリク・マス(スペイン、モビスター)

山岳賞のギヨーム・マルタン ©PHOTOGOMEZSPORT2020

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ログリッチがタイムトライアル優勝で首位奪還…ブエルタ・ア・エスパーニャ

第75回ブエルタ・ア・エスパーニャは11月3日、ミュロス〜ミラドルデエザロ間の33.7kmで第13ステージとして個人タイムトライアルが行われ、前日に首位を陥落したプリモシュ・ログリッチ(スロベニア、ユンボ・ビスマ)が執念のトップタイム。今大会4勝目、大会通算5勝目を挙げた。

個人タイムトライアルで最速記録をたたき出したログリッチ ©PHOTOGOMEZSPORT2020

首位リチャル・カラパス(エクアドル、イネオス・グレナディアス)は49秒遅れの7位。その結果、総合成績でログリッチがカラパスに39秒差をつけて首位を奪還した。

首位を陥落したカラパス ©PHOTOGOMEZSPORT2020

今大会唯一の個人タイムトライアル。ログリッチは9月のツール・ド・フランスで、最終日前日にあった個人タイムトライアルで首位を陥落した苦い経験があった。

「ボクがカラパスに遅れるだろうとみんなが思っていたが、今日は脚に余力があって自分を追い込むことができた」とログリッチ。

「他の選手も強いけど、総合優勝のために最後まで全力で戦いたい」と大会連覇に向けて意欲を見せた。

新人賞ジャージのエンリク・マス ©PHOTOGOMEZSPORT2020

●4賞ジャージ
マイヨロホ(個人総合成績)プリモシュ・ログリッチ(スロベニア、ユンボ・ビスマ)
マイヨベルデ(ポイント賞)プリモシュ・ログリッチ(スロベニア、ユンボ・ビスマ)
マイヨルナレス(山岳賞)ギヨーム・マルタン(フランス、コフィディス)
□マイヨブランコ(新人賞)エンリク・マス(スペイン、モビスター)

総合1位のマイヨロホを奪還したログリッチ ©PHOTOGOMEZSPORT2020

第12ステージにもどる≪≪   ≫≫第14ステージにすすむ

2020ブエルタ・ア・エスパーニャ出場176選手

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