省スペース&ハイパワーのSUITOにカセット別売で安価なモデルも

ELITE社は、省スペース&ハイパワーで人気のSUITOにカセットを別売りとして価格を下げた
SUITO-Tを発売した。カセットを持っている人なら税抜定価で4800円節約できる。9万9000円(税込み)。

SUITO-T

現在最も日本のサイクリストのニーズを満たすホームトレーナー

Zwiftなどのバーチャルライドをあますことなく楽しめる機能を備えながら、超スリムな筐体が最大の特徴で、収納の悩みを一気に解消したのがSUITO。そんなトレーナーラインナップで、最も好調なセールスを記録する人気シリーズにカセット付属を省き、さらなるプライスダウンを実現したSUITO-T(スイートT)の初便が入荷している。

究極にスリムな筐体で、収納時の幅は15cm。収納時の薄さは売れ筋インタラクティブトレーナーDIRETOの半分以下の省スペースだという。

パワーメーターリンク搭載モデルなので、自身のバイクに取り付け済みのパワーメーターの計測した数値を受信し、その出力に基づいて負荷調整するELITE独自の機能もある。実走時の数値との乖離が発生しないのがいい。

SUITO-T(スイート-T)
設置サイズ:760×560×495mm、収納サイズ:560×150×495mm
重量:約14.5kg
自動負荷・最大再現勾配15%
130-135mmQR、142-142mmTA 対応
付属品:my E-Training1年間無料ライセンス、ZWIFT1ヶ月間無料ライセンス、ライザーブロック。カセット未付属の製品
税込定価:9万9000円

ホームトレーニング用のマットがアップデート

トレーニングエリア構築はこれで完璧。快適性を向上させトレーニングエリアを完璧に保護する。油汚れや汗から床を保護し、振動を大幅に軽減することで消音効果にも優れている。木製フローリング床の保護と騒音軽減。

トレーニングマット

TRAINING MAT 2021(トレーニングマット 2021)
設置サイズ:1800×900mm
カラー:レッド
税込定価:1万1440円

●カワシマサイクルサプライのホームページ

U23の中井飛馬がBMXワールドカップで2連覇 

中井飛馬(日本体育大)がコロンビアのボゴタで開催されたBMXレーシング種目ワールドカップシリーズで、5月29日の第3戦、30日の第4戦と男子U23カテゴリーを連覇した。

U23の中井飛馬が2連覇 ©日本自転車競技連盟

2021年UCI BMXスーパークロスワールドカップは第3戦、第4戦と同会場で開催された。ボゴタの会場では初のワールドカップ開催で、エリートカテゴリーにおいては東京オリンピック出 場枠をかけた最終大会に位置づけられた大会だった。日本は開催国枠が付与されるためこの大会エリートカテゴリーへは不参加だった。

第4戦は前日同様に男子U23は、計11カ国、41選手で争われ、中井が予選から安定した走りを続け、準々決勝、準決勝、決勝と一度も先頭を譲ることなく優勝。前日に続き2連勝を修めた。ワールドカップシリーズ4戦を終え、現時点で中井がランキングトップに上がった。

シーズンの後半戦は東京オリンピック、世界選手権大会後の10月に2週にわたってトルコで第5〜8戦まで開催予定。 同U23 カテゴリーに出場した増田優一(大阪体育大)は、準決勝でのスタートミスにより準決勝敗退。 総合13位で大会を終えた。

U23の中井飛馬 ©日本自転車競技連盟

中井飛馬のコメント
「前日からの疲労が残っていたものの、ミスなく2連勝することができてうれしい気持ちです。 今大会では2カ月間の米国でのトレーニング成果の発揮と、今後エリートカテゴリーで必要な戦い抜く感覚を学べました。 シーズン後半戦、そしてエリートでも表彰台に上がる力をつけるために、米国でのトレーニングを再開していきます。 応援、サポートありがとうございました」

U23の中井飛馬  ©日本自転車競技連盟

増田優一のコメント
「準々決勝ではいい走りができましたが、準決勝はスタートでミスをしてしまい、決勝進出を逃したことが悔やまれます。1年以上ぶりの国際大会となりましたが、現状の把握ができたため、参加できたことに感謝しています。大会後は米国に移動し、トルコでのワールドカップ後半戦(10月)に向けて練習に励みます。日本からもたくさんの応援をいただき、ありがとうございました」

準決勝で敗退した増田優一 ©日本自転車競技連盟

<大会結果 男子 Under23>
優勝:中井飛馬(日本体育大)
2位:Chaparro Heredia Juanpablo(コロンビア)
3位:Castro Cevallos Cristhian Felicicimo(エクアドル)
13位:増田優一(大阪体育大)

●日本自転車競技連盟のホームページ

2022年モデルのトレックMarlin 8は12万7600円

その機能性と購入しやすさで長年高い人気を誇るのがトレックのMarlin(マーリン)。2022年モデルとして新たに1×12速という幅広いギヤ比を搭載したMarlin 8が仲間入りした。走れる道をさらに広げてくれるこのMarlin 8は、通勤通学から週末のポタリング、トレイルライドまで幅広くサイクリングを楽しむことができる。

Marlin 8

手頃な価格ながらレースに出られるマウンテンバイク

滑らかに動く軽量なRockShoxフォーク、チューブレスレディーホイール、ワイドなギヤ比の1x ドライブトレインを搭載し、上級グレードのバイクにも負けない速いクロスカントリーハードテールがほしいライダーに最適。

特徴は、直感的なシングルスピードと広いギヤレンジで、あらゆる地形にも対応できる1×12速のSRAM SX Eagleドライブトレイン。フレームサイズに最適なホイールサイズを装備したスマートホイールサイジング(M以上は29インチ、XSとSは27.5インチ)。

Marlin 8

収納性を拡張できるリヤラックマウント。広い調整幅で軽快性とスムーズなパフォーマンスを発揮するRockShox Judy Silver Solo Airフォーク。リムストリップ、バルブ、シーラントで簡単にアップグレードできる標準装備のチューブレスレディのホイールとタイヤ。

■価格:12万7600円(税込)
■カラー:Gloss Alpine / Gloss Dnister Fade
■サイズ:XXS, XS, S, M, ML, L, XL
■スペック:
フレーム:Alpha Silver
アルミフォーク:RockShox Judy Silver, Solo Air spring, 100mm travel(XXS, XSは80mm travel)
ホイール:Bontrager Kovee Tubeless Ready
ギヤ比:1×12

●トレックの詳細ホームページ

鬼滅の刃サイクリングウエア第2弾がパールイズミから発売

日本のサイクルウエアブランド、パールイズミがTVアニメ「鬼滅の刃」の第2弾を企画・販売する。半袖ジャージ、パンツなどを自社オンラインショップなどで受注生産して販売。

TVアニメ「鬼滅の刃」とは、原作単行本1巻~23巻で累計発行部数が1億5000万部を突破した集英社ジャンプ コミックスより刊行中の吾峠呼世晴による漫画作品を原作としたTVアニメ。販売されるウエアは日本人の体形にあったパターンによる着心地で、TVアニメ「鬼滅の刃」ファンのみならず、サイクルスポーツを楽しむ人々に幅広いデザインで用意した。

KOS521-B / 鬼滅の刃 オーパス 半袖ジャージ
【価格】1万4960円(税込)
【サイズ】XS, S, M, L, XL, 3L

  • 鬼滅の刃 オーパス 半袖ジャージ

KOS263-3DR / 鬼滅の刃 オーパス パンツ 3D-R
【価格】1万4850円(税込)
【サイズ】XS, S, M, L, XL, 3L

鬼滅の刃 オーパス パンツ 3D-R(煉獄杏寿郎)

KOS523-BL / 鬼滅の刃 オーパス 長袖ジャージ
【価格】1万6280円(税込)
【サイズ】XS, S, M, L, XL, 3L

鬼滅の刃 オーパス 長袖ジャージ

●パールイズミ公式オリジナルストア
©吾峠呼世晴/集英社・アニプレックス・ufotable

エガン・ベルナルがジロ・デ・イタリア初出場で初優勝

イネオス・グレナディアスのエガン・ベルナル(コロンビア)が第104回ジロ・デ・イタリアで初めての総合優勝を達成した。23日間のステージレースは最終日となる5月30日にミラノで個人タイムトライアルが行われ、ベルナルは総合2位のダミアーノ・カルーゾ(イタリア、バーレーンビクトリアス)に30秒詰め寄られたが、最終的に1分29秒差で逃げ切った。

2021ジロ・デ・イタリア総合優勝のベルナル ©Fabio Ferrari/LaPresse

個人タイムトライアルでトップタイムを出したのはイネオス・グレナディアスのフィリッポ・ガンナ(イタリア)。初日の個人タイムトライアルに続く優勝で、大会通算6勝目を挙げた。

初日に続いて最終日の個人タイムトライアルを制したガンナ ©Fabio Ferrari/LaPresse

ツール・ド・フランスに勝ってからは困難な時代だった…ベルナル

「ジロ・デ・イタリアに勝つなんてスゴい。冷静にしているけど、心の中は幸せで爆発しそうなくらいに感じる。こんなレースに勝てるくらい素晴らしいレベルを維持しているけど、これからも地に足をつけて行こうと思う。他にも非常に強い選手がいる。彼らがいるからこれから先も新たなモチベーションを見つけられる」とベルナル。

「この大会で最も困難な瞬間は、カルーゾが逃げた昨日だった。ボクの周りには5人のチームメイトがいたが、あっという間にわずか3人になってしまった。幸いなことにジョナタン・カストロビエホが適切なタイミングで正しい決断を下した。最も美しい瞬間は、モンタルチーノへの砂利道でアタックしたとき。今日、タイムトライアル中にコーチのミケル・アルテツェの声を聞いたときもうれしくて、今後数年間は忘れないと思う」

「チームマネージャーのデイブ・ブレイルズフォードもこの勝利に大きな役割を果たしていた。ツール・ド・フランスで優勝した後、ボクは困難な時期を過ごした。このジロ・デ・イタリアでボクは再び目指していたものを見つけた」

ベルナルとの差をさらに詰めて総合2位を決めたダミアーノ・カルーゾ ©Fabio Ferrari/LaPresse
マリアローザのエガン・ベルナル ©Fabio Ferrari/LaPresse

ポイント賞はボーラ・ハンスグローエのペテル・サガン(スロバキア)、山岳賞はAG2Rシトロエンのジョフリー・ブシャール(フランス)でともに初受賞。新人賞はベルナル。

ポイント賞のサガン ©Massimo Paolone/LaPresse
ジョフリー・ブシャールが山岳賞 ©/LaPresse

日本選手として唯一出場したバーレーンビクトリアスの新城幸也は、カルーゾの総合2位に貢献する走りを見せながら、総合77位でゴール。ジロ・デ・イタリアは4度目の出場で4度目の乾燥。グランツールは14度目の出場で14度目の完走を果たした。

イネオス・グレナディアスが2020年のゲイガンハートに続いてマリアローザをゲット©LaPresse

●4賞ジャージ
マリアローザ(個人総合成績)エガン・ベルナル(コロンビア、イネオス・グレナディアス)
マリアチクラミーノ(ポイント賞)ペテル・サガン(スロバキア、ボーラ・ハンスグローエ)
マリアアッズーラ(山岳賞)ジョフリー・ブシャール(フランス、AG2Rシトロエン)
□マリアビアンカ(新人賞) エガン・ベルナル(コロンビア、イネオス・グレナディアス)

ミラノ大聖堂前でトロフィーを授与されたエガン・ベルナル ©Fabio Ferrari/LaPresse

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ジロ・デ・イタリア公式サイト
🇮🇹ジロ・デ・イタリア特集サイト
出場184選手リスト

総合2位カルーゾ初V。ベルナル首位堅持…ジロ・デ・イタリア第20S

第104回ジロ・デ・イタリアは5月29日、ベルバニア〜アルペモッタ間の164kmで第20ステージが行われ、総合2位につけているバーレーンビクトリアスのダミアーノ・カルーゾ(イタリア)が初優勝。

総合2位のダミアーノ・カルーゾが最後の山岳ステージで独走勝利 ©Fabio Ferrari/LaPresse

マリアローザを着るイネオス・グレナディアスのエガン・ベルナル(コロンビア)は24秒遅れでゴールして首位を守った。翌日は最終日となる個人タイムトライアルで、ベルナルがカルーゾとの1分59秒差を守り切れば初優勝を達成する。

©Fabio Ferrari/LaPresse

勝つために走るのが職業だからね…カルーゾ

「アタックはまったく計画したものじゃなかった。時には最高のことが偶然に起こる。運も少し必要で、きょうの場合は頭のよさもちょっとあった。DSM選手のアタックに反応したのはステージ優勝するためだった。ロードレースは勝たなきゃいけない職業だからね」とカルーゾ。

「妻と子供たちにこの勝利を捧げたい。明日はコースチェックからレースまで全力を尽くしたい。秒数をカウントすることなく、勝利のフィナーレを迎えたい」

マリアローザのベルナルとアシスト陣 ©Fabio Ferrari/LaPresse

1秒差でもいい。トロフィーに名を刻みたい…ベルナル

「ダミアーノ・カルーゾが動いたとき、サンベルナール峠で今回のジロ・デ・イタリアの最も気持ちが高ぶった。彼がステージ優勝して幸せだ。彼はアシスト役としてここに来て、いまは表彰台のリーダーとしてレースをしている。彼は今のところ完璧なジロ・デ・イタリアをやっている」とベルナル。

「明日はカルーゾと一緒に表彰台に上がりたいと思うが、ボクが1位で彼が2位。30kmのタイムトライアルはもちろんボクの専門領域ではないが、2分差でも1秒差でも構わない。一番大事なのはトロフィーに自分の名前を刻むということ」

2021ジロ・デ・イタリア第20ステージ ©Fabio Ferrari/LaPresse

●4賞ジャージ
マリアローザ(個人総合成績)エガン・ベルナル(コロンビア、イネオス・グレナディアス)
マリアチクラミーノ(ポイント賞)ペテル・サガン(スロバキア、ボーラ・ハンスグローエ)
マリアアッズーラ(山岳賞)ジョフリー・ブシャール(フランス、AG2Rシトロエン)
□マリアビアンカ(新人賞) エガン・ベルナル(コロンビア、イネオス・グレナディアス)

ジョナタン・カストロビエホにけん引されるベルナル。その背後にサイモン・イェーツ ©Fabio Ferrari/LaPresse

第21ステージ・個人タイムトライアル出走リスト

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