イエローハットがワイズロードの全株式取得で子会社化

イエローハットが、スポーツ自転車チェーン店のワイズロードを運営するワイ・インターナショナルの全株式を取得し、子会社化することを発表した。

ワイズロード新橋店

ワイズロードは全国に32店舗を展開するスポーツ自転車のチェーン店。1953年に埼玉県志木市で吉田自転車店として設立し、1995年にワイ・インターナショナルとなった。

イエローハットはカー用品の販売を主力としているが、モーターサイクル用品も取り扱うよう今回のワイズロード子会社化によって、スポーツサイクルの取り扱いを本格化する。

神奈川県の未病バレーでバーチャルサイクリングしてボトルをゲット

神奈川県西部の大井町にある未病バレー「ビオトピア」内の県施設「me-byoエクスプラザ」に新たにバーチャルサイクリング機器が設置される。西湘・足柄エリア2市8町の魅力あふれる街並みや風景を楽しむことができる約4~9kmの全10コースに挑戦できる。完走コース数に応じて、先着で素敵な景品がもらえるキャンペーンも実施。

バーチャルサイクリングは、フィットネスバイクを漕ぐと、スピードやコースに合わせてモニターの映像やペダルの重さなどが変化する仕組みで、実際に自転車で現地を走っているような体験ができる。室内なので、雨の日でも楽しめる。

全クリするとアルミボトルがプレゼントされる

西湘・足柄エリアの全10コースについて、各コースを完走するとスタンプがたまるスタンプラリーキャンペーンを実施。完走数に応じて、先着で神奈川県認証ロゴ「Kanagawa-Ken」が入った素敵な景品をプレゼント。キャンペーンは、景品がなくなり次第終了。

利用開始日
令和7年1月4日(土曜日)から
休館日は神奈川県ホームページで確認

自転車パーツブランドGORIXの楽天市場店が50%OFF以上

「GORIX」の楽天市場店が2025年1月1日零時から14日午前1時59分まで「楽天ファッション THE SALE」で「最大50%OFF以上」のセールを開催する。

サドル、スタンド、グリップ、空気入れなどの自転車用品やサイクル商品の詰まった福袋などが50%引きとなるセール。

●GORIX楽天市場店 楽天ファッション THE SALE特設サイト

自転車10大ニュース2024の第1位は「自転車にも青切符導入」

自転車活用推進研究会が選んだ2024年の「自転車10大ニュース」が発表された。2024年に起きた自転車関連ニュースから31本を同会理事会で選び、オンライン投票で10本に絞られた。自活研会員は1票につき2ポイント、一般の1票は1ポイントとカウントした。

  • ①警察庁が2026年度から自転車にも青切符導入を決定…135ポイント
  • ②11月1日に酒気帯び・ながらを含む改正道交法施行…113ポイント
  • ③警察庁2026年に生活道路の法定速度30km/hへ…67ポイント
  • ④普通自転車歩道通行可の標識が各地で続々撤去される…65ポイント
  • ⑤自転車の酒気帯び検挙でクルマの免許を停止処分に…56ポイント
  • ⑥自転車利用環境創出ガイドラインを8年ぶりに改定…38ポイント
  • ⑦JR東が常磐線でサイクルトレインの通年実施を決定…34ポイント
  • ⑧UCI世界選手権で日本人選手が金メダル含む大活躍…34ポイント
  • ⑨自転車産業振興協会がJapan Bike Show初開催…27ポイント
  • ⑩寒さで下を向いた高校生の自転車で85歳男性事故死…27ポイント

●自転車活用推進研究会の詳細ページ

神山雄一郎が36年間の競輪選手生活にピリオド…史上最多G1・16勝

栃木県出身の競輪選手、神山雄一郎(56)が競輪選手生活を引退する。12月24日に東京都港区で引退の記者会見を行った。

神山雄一郎 公益財団法人JKA提供

「デビューからたくさん応援いただき、ありがとうございました。お客さま、競輪関係者には、感謝しかありません。今はゆっくりしたいと思いますが、今後も何らかの形で競輪界にたずさわっていければいいなと思っています。その際は、改めてお伝えできればと思っております。本当に 36 年間ありがとうございました」と神山。

神山雄一郎 公益財団法人JKA提供

2025ジロ・デ・イタリアはアルバニア開幕…移動日含めて全24日間

2025年の第108回ジロ・デ・イタリアはバルカン半島のアルバニアで開幕し、3ステージが行われる。レースは5月9日の金曜日にアドリア海に面したドゥラスでスタート。大会4日目の12日にイタリア半島のプーリア州にフェリーで移動する。

2025ジロ・デ・イタリアの開幕地はアルバニア。首都ティラーナなどで3ステージ ©Spada/LaPresse

第1ステージがいきなり市街地山岳コース

ジロ・デ・イタリアが史上初めてアルバニアで開幕することになった。3大ステージレースは通常土曜日に開幕するが、2025年のジロ・デ・イタリアは5月9日の金曜日に開幕し、大会4日目を移動日としてイタリアにわたる。

2025ジロ・デ・イタリア最初の3ステージはアルバニア

ドゥラスをスタートして首都ティラーナにフィニッシュする第1ステージはいきなりの山岳コース。距離164kmで獲得標高は1800mで、「市内の山岳ステージ」がキャッチフレーズになる。10日の第2ステージは首都の繁華街で13.7kmの個人タイムトライアルが開催され、総合優勝を争う有力選手の実力が試される。

アルバニアの地を舞台にした3日間は、日曜日にバローナをスタート・フィニッシュする中級の山岳ステージで締めくくられる。距離160km、獲得標高は2700m超。

レースは移動日をはさんで5月13日にイタリアのプーリア州から再開される。その全容は2025年1月13日にローマで発表される。

2025ジロ・デ・イタリア第1ステージ
2025ジロ・デ・イタリア第2ステージ(個人タイムトライアル)
2025ジロ・デ・イタリア第3ステージ

ジロ・デ・イタリアの海外開幕

1965年 サンマリノ(サンマリノ共和国)
1966年 モンテカルロ(モナコ公国)
1973年 ベルビエ(ベルギー)
1974年 バチカン市国
1996年 アテネ(ギリシャ)
1998年 ニース(フランス)
2002年 フローニンゲン(オランダ)
2006年 スラン(ベルギー)
2010年 アムステルダム(オランダ)
2012年 ヘアニング(デンマーク)
2014年 ベルファスト(北アイルランド)
2016年 アペルドールン(オランダ)
2018年 エルサレム(イスラエル)
2022年 ブダペスト(ハンガリー)

世界中にアルバニアを紹介する絶好の機会…ラマ首相

「これはスポーツの世界における重要な瞬間であり、私たちはみなさんと共有できることを光栄に思う」とアルバニアのエディ・ラマ首相。

「世界中の8億人の視聴者に私たちの美しい国を紹介する絶好の機会。ティラーナ、ドゥラス、バローナの3日間にわたり、世界中で話題になる多くのチャンピオンをゲストとして迎えることができることを心からうれしく思う。単なるスポーツイベントではなく、誰もが参加する大衆的な祭典としてイベントを開催する予定だ。私たちにとってこれは初めてのことであるが、最後でないことを願っている」

アルバニアのエディ・ラマ首相(左)とジロ・デ・イタリア主催者RCSのパオロ・ベッリーノCEO ©Spada/LaPresse

ジロ・デ・イタリアが海外を走る意義は大きい…ニバリ

「海外開幕はサイクリングを新たな領域に持ち込む特別な機会で、ファンやコミュニティをこの素晴らしいスポーツと結びつけるはずだ」とイタリアの元選手ビンチェンツォ・ニバリ。

「私は何度か直接体験してきましたが、2016年に2度目の勝利を修めたときが思い出深い。その年、レースはオランダでスタートし、信じられないほどの群衆の中を走った。この経験から、ジロ・デ・イタリアの持つ国際色豊かな価値を実感した。2025年のルートは最初から挑戦的で、ステージの性質だけでなく、有力候補が貴重な時間を無駄にしないように最初から先頭に留まらなければならないため、素晴らしいスペクタクルが約束されている」