サイクルボールSeasonⅡ夏期シーズンに追加ステージと新企画

サイクリングアプリ「ツール・ド」を使って日本各地の1周コースを走る、期間分散型サイクリングキャンペーン「サイクルボールSeasonⅡ-グランボール制覇の旅-」の夏期シーズンが7月1日(木)より開始。全国各地でサイクルツーリズム事業を展開する一般社団法人ルーツ・スポーツ・ジャパンが主催する。

サイクルボールSeasonⅡは6月1日から春期シーズンがスタートしたが、7月1日に開始される夏期シーズンでは、ステージの増加や新たな取り組みが行われるという。

夏期より開始するステージとして、緊急事態宣言を受けて延期となっていた「淡路島1周(アワイチ)」と静岡県伊豆半島を流れる「狩野川」を一周するコース「かのいち」の2地域が追加となる。

また、サイクルボール夏期シーズンのオフィシャルパートナー「MAVIC」とのコラボキャンペーンとして、夏期に配布する「サイクルボール」達成カードがMAVIC限定カードとなるほか、「#サイクルボール」「#走りが軽いマヴィック」というハッシュタグを付けてSNSに投稿することで、抽選でMAVIC製品がプレゼントされるキャンペーンを実施する。

●サイクルボール夏期シーズン「MAVIC」コラボキャンペーン

夏期シーズンよりチェックインスポットでサイクリスト向けサービスが受けられる「おもてな し登録店舗」が登場する。地元案内人による音声案内をアプリを通じて聞くことのできる「ラジオ音声機能」も追加された。より地域のことを楽しめる要素が加わった。

夏期シーズンは8月31日までを予定。全期間終了は2022年1月31日。引き続き「緊急事態宣言区域」および「まん延防止等重点措置対象地域」からの参加を制限して実施していく。

夏期開始ステージの紹介

【淡路島1周(アワイチ)ステージ】
兵庫県に位置する「淡路島」を1周するコース
瀬戸内海最大の島「淡路島」。関西のサイクリストには馴染みの「アワイチ」を1周するコース。1周約150kmで、海あり激坂ありの走っていて飽きないコース。立ち寄りスポットは淡路島を代表する観光スポットを数多く設定。

【狩野川1周(かのいち)ステージ】
静岡県伊豆半島を流れる「狩野川」を1周するコース
伊豆半島を流れる狩野川周辺のスポットを巡る自転車旅。距離約100km、獲得標高約900mと走りごたえも満載。沼津港や韮山反射炉、浄蓮の滝、筏場のわさびなど、狩野川周辺の魅力を体感できる。

新機能続々! 夏期シーズンからの追加情報

サイクルボールではより地域を楽しめるようにさまざまな取り組みを夏期シーズンに設定している。

【おもてなし登録店舗の登場】
一部のチェックインスポットでサイクルボール参加者を対象に「サイクリスト向けサービス」を受けられる「おもてなし登録店」が登場。割引券やドリンクサービスなど、サイクリストにうれしい特典をがある。

【地元ガイドのよる音声案内】
サイクリングアプリ「ツール・ド」 に新機能「音声ガイド」が追加された。一部コースで、スタート前や各チェックインスポットで地元案内人による音声案内を聞くことができる。普段なかなか聞くことのできない地元ならではの音声案内を楽しもう。

コメリの福袋が夏のボーナス時期に登場…電動アシスト車も

ホームセンターの「コメリパワー」や「コメリハード&グリーン」を通し地域のライフラインとして地元のプロを応援するコメリは、2021年6月16日から中身が分かる「サマーボーナス袋」の予約受け付けを店舗とオンラインショッピングサイト「コメリドットコム」で始めた。

2020年末に実施して好評だった「コメリの福袋」を2021年は夏のボーナス時期にも実施しようと、中身が分かる「サマーボーナス袋」として販売する。コメリが自信をもって提供する工具、家電、インテリア、電動アシスト自転車、農業資材など全72種類を用意。通常販売価格より最大40%OFFとなる。

HUMMERブランドの電動アシスト、折り畳みモデル
プレミアム特典のオリジナルパーツ(64GBサイクルレコーダー、ステンレスマグボトル、サドルバック、不織布エコバック、パスワード式ロック錠)

●コメリのサマーボーナス袋特設サイト

イーストビュート20インチ、外装6段変速は1万5800円

ゲリラ豪雨、猛暑…異常気象に備えてサイクリング

「異常気象が増えています。これからの季節はこれまで以上にお天気の変化に備えて走る必要があります」。ゲリラ豪雨や酷暑。さらにはなにかの問題で日没を迎えてしまったとき。いざという時に備えてどうしたらいいか。埼玉県所沢市の自転車ショップ「バイクプラス所沢店」の宮﨑早香店長が紫外線対策記事に続いて登場。自身の体験をふまえてアドバイスを送ってくれた。

雨でも笑顔で自転車通勤する宮﨑店長

雨中ライドは危険がいっぱい

サイクリングは快晴に限るが、レースやツーリングなど雨でも走らなくてはいけない状況がある。レインウエアを着込んで雨のなかでペダルをこぐ。フードやヘルメットに当たる雨音しか聞こえなくなり、ひたすら前方を見すえながら走る。ちょっと自虐的な世界になるが、最近のレインウエアは耐水圧が高く、透湿性もいいので雨もそれほど悪いものではなく感じるだろう。

ゲリラ豪雨が想定される日はレインウエアを携行するのが基本的な対策だ。メッシュつきのインナー装備なら、悪条件ながら比較的快適に走れるという。貴重品は止水ファスナーつきのジップロックなどに入れる。携行するバッグそのものに防水機能があるとなおいい。また取り外しができるフェンダー(ドロヨケ)を装着して走ることで、路面にたまった水のはね上げをわずかに防いでくれる。前方の視野をできるだけ確保するためにヘルメットのなかにツバつきのキャップを着用。

クルマの接近音も聞き取りにくい状況となるので、晴れのときよりも安全に留意して走るのは当然だ。ブレーキも聞きにくくなるので、スピードも抑えて走る。

「クルマのドライバーから視認されないほどのゲリラ豪雨に遭ったら、素直に止まって雨宿りするのが賢明です。土砂降りになると路面がほとんど見えなくなるので、パンク原因となるものを踏みやすく、豪雨予報があったらその日は乗らないという選択肢も」

雨が降りそうなとき、簡単に装着できるフェンダーもある

また宮﨑店長は、水泳選手などが愛用する吸水性の優れたタオルを携行するのもいいという。コンビニに入店する前に水分をぬぐい取るのもエチケットだ。

帰宅後に愛車の水分をふき取って、注油することも重要だ。

「海岸線で大雨に遭ったとき、帰宅後になにもしなければ確実にチェーンは翌日茶色になっています。ショップスタッフのなかには自転車と一緒にお風呂に入る人もいるんですよ」

防水仕様のサドルバッグ

日が長くても思わぬ展開に備えてライト

この時期は1年で最も日が長いので、心にゆとりをもってサイクリングができる。ただし道を間違えたりパンクなどによって予定よりも帰路が遅くなり、日没を迎えることも想定しておかなければならない。だからライトは必携。そして走行のたびにフル充電が必須。

豪雨に遭うとライト内部に浸水して故障することもあるので、充電池を入れるフタなどをテープでマスキングして対策を施す。走り終わってそのままにしておくとUSBコネクト部などがさびてしまい充電できなくなるので、水分をふき取り乾燥させておく。

また高価なスポーツバイクは盗難に遭うケースもある。目が届かないところに置きっ放しにしないのが原則だが、なにかの事情で自転車と離れる可能性もあるのでキーは必携。

帰路が思いがけず遅くなったときのためにライトは必携

水だけでなく糖質も同時に摂りたい

猛暑時のアウトドアスポーツは水分を摂ることが重要だと言われているが、「コロナ禍でのマスク着用でボトルの水をこまめに口にするのが難しくなりました」と宮﨑店長。信号待ちのときに一気に飲む人が多いが、それではカラダに吸収されにくい。

「休憩で止まって脱水症状に気づいたときには、すでに頭が痛くなっているなどポテンシャルが下降しています。そうならないようにこまめな水分補給が重要です」

ラムネなどのブドウ糖を同時に口にすると吸収が促進されるので、脱水症状を回避しやすいという。

長距離走行のときはボトルを2本携行する。トレイルと呼ばれる山中に入るときは少なくとも2ℓ必要。2本のうち1本は真水を入れておき、手や傷口を洗い流すときに使用する。

バイクプラス所沢店
米国の人気自転車「トレック」を扱うスポーツ自転車専門店。埼玉県の大宮・三郷・戸田・所沢、東京都の多摩、神奈川県横浜市の港北に6店舗を構える。今回は所沢店におじゃました。
埼玉県所沢市北中1-190-4
営業時間:平日13~20時、土日祝12〜19時
定休日:水・木(祝日の場合は営業)
●バイクプラスのホームページ

バイクプラス所沢店

コロナ禍の第108回ツール・ド・フランスが6月26日開幕

第108回ツール・ド・フランスが2021年6月26日に、フランス最西端のブレストで開幕する。2日前の24日には現地で出場23チーム、合計184選手が登場するチームプレゼンテーションが行われた。

●2021ツール・ド・フランス出場184選手リスト

第108回ツール・ド・フランスの開幕2日前にブレストで行われたチームプレゼンテーション ©A.S.O. Charly Lopez
第108回ツール・ド・フランスのチームプレゼンテーション ©A.S.O. Charly Lopez
6月26日にブレストで開催されたチームプレゼンテーション ©A.S.O. Charly Lopez
新型コロナウイルス感染が落ち着いてきたフランスだが… ©A.S.O. Charly Lopez
2021ツール・ド・フランスの出場チームは1増の23チーム ©A.S.O. Charly Lopez
チームプレゼンテーションは観客数を抑えて行われた ©A.S.O. Charly Lopez

🇫🇷2021ツール・ド・フランス特集サイト

●ツール・ド・フランスの公式ホームページ

AQUAir XLサドルキャリアが大幅に改良されて新発売

サイクルパーツブランドのQBICLE(キュービクル)から新商品としてAQUAir(アクエアー)サドルキャリアのリニューアルモデル、AQUAir XLが発売された。取り扱いはアクションスポーツ。

ボトルケージやボンベなどを装着したイメージ写真

QBICLEのAQUAir XLはサドルレール後部に装着するサドルキャリア。2本分のボトルケージと同社製のインフレーターヘッド「AIRKEY」、CO2ボンベ2本を搭載できる。さらに付属のストラップを使用してスペアチューブやタイヤレバーなどの積載が可能。シンプルなデザインはトライアスロンユースだけでなくサイクリングにも好評。

このリニューアルモデル「AQUAir XL」はボディサイズを25mm延長し、サドル形状やサドル後部のクリアランスによる不具合を大幅に解消させた。

AQUAirサドルキャリアのリニューアルモデルXL

・ヘッドは 20°の角度調整が可能
・本体にボトルケージ×2、インフレーターヘッド、CO2 カートリッジ×2を装着可能
・付属ベルトにスペアタイヤまたはチューブ、タイヤレバーなどを装着可能
・ヘッド部は美しいアルミCNC加工、ボディは耐久性の高いエンジニアリングプラスチック製
・軽量 175g
価格:6600円

●アクションスポーツのホームページ

台湾雑貨がワクチンありがとう感謝セール…スマホホルダーも

台湾の生活雑貨メーカーBone(台湾新北市)は、日本公式オンラインストア【Bone Shop Japan】で期間限定キャンペーンを実施。定番のスマホケース、自転車用スマホホルダー、ランニングアームバンド、モバイルバッテリー、スマホ用快速充電器、除菌関連商品、癒し系の生活雑貨が全て20%オフののスペシャルキャンペーンを開催する。

キャンペーン期間は6月30日(水)まで

日本政府より新型コロナウィルスワクチンが台湾へ無償提供されたことを受けて、台湾メーカーとして感謝の気持ちを込め、全商品20%オフで販売するという。6月30日までの期間限定キャンペーン。

Boneは2005年、クリエイティブな商品開発を追求するデザインブランドとして台北を起点に設立。環境に配慮しながら実用性を兼ね備え、ユニークでデザイン性の高い製品を生み出し続けている。製品ラインアップはスマホアクセサリー、サイクリング・ランニング用アクセサリー、生活雑貨など多岐にわたり、国際的なデザイン賞も多数受賞している。 

●日本公式オンラインストア【Bone Shop Japan】