アルノー・デマールがミラノ〜トリノでユワンを制して優勝

第101回ミラノ〜トリノが8月5日、距離198kmで開催され、グルパマFDJのアルノー・デマール(フランス)がゴール勝負を制して優勝した。2位はロット・スーダルのカレブ・ユワン(オーストラリア)、3位はストラーデビアンケを制したユンボ・ビズマのワウト・ファンアールト(ベルギー)。

アルノー・デマールが優勝 ©Gian Mattia D’Alberto – LaPresse

「これまで以上にいいパフォーマンスが発揮できるコンディションだったし、チームとしても駆け引きできる状態でレースに挑むことができた」とデマール。

「ブエルタ・ア・ブルゴスでトレーニングキャンプが実を結んだことに気づいていた。今日の勝利は重要だった。ミラノ〜サンレモの前にいい感触をつかみたかったからね」

ミラノ〜トリノ間を走るイタリアの伝統レース ©LaPresse – Fabio Ferrari

チームとしてグルパマ勢は落ち着いて自信を持って走っていたという。コースが刷新されたこともあまり影響はなかった。また、チーム編成が6人という戦いとなったが、レースを動かしやすく、さらに制御することもできたという。

「この新しい状況野中で8月に最初のモニュメントを獲得できたのがうれしい。これからはスプリントを待つのではなく、もっと積極的に走りたい」とデマール。

第101回ミラノ〜トリノ ©LaPresse – Fabio Ferrari
競技距離は198km ©LaPresse – Fabio Ferrari
第101回ミラノ〜トリノを制したアルノー・デマール ©LaPresse -Giao Mattia D’Alberto

●ミラノ〜トリノのホームページ

高岡亮寛が日本縦断ギネス記録更新へ…8月5日午前4時出発

ツール・ド・おきなわの市民レースで通算6勝を誇る高岡亮寛(Roppongi Express)が日本縦断ギネスレコードの更新に挑む。予定どおり8月5日午前4時、日本列島の最南端である鹿児島県・佐多岬をスタートした。北海道の宗谷岬に12日午後23時37秒までにゴールすれば新記録となる。

スタート地点の佐多岬入りした高岡亮寛 ©辻啓、RX BIKE

佐多岬〜宗谷岬間は最短ルートとなる日本海側を走って約2600km。これまでの基本記録としてギネスブックに掲載されている所要日数・時間は7日19時間37分だ。

チャレンジ前日となる8月4日、鹿児島県はやや湿度が高いものの、晴天に恵まれた。5日も同様に暑い1日となりそうだが、高岡のモチベーションは高く、週明けから回復に努めフィットネスレベルも高く維持できているという。むしろ飛ばしすぎないように気をつけるとのこと。

現地は災害の爪痕を各所に感じさせるが、「鹿児島のシチュエーションは非常に素晴らしく、気持ちよく走れると思います」という。また、7月に豪雨災害に見舞われた九州地方を序盤に通過することから、災害支援寄付もチャレンジの一環として呼びかけている。

●高岡亮寛の日本縦断ギネスレコードチャレンジ最新情報サイト
ハッシュタグ #rxjgrc

サポートカーもチャレンジに同行する ©辻啓、RX BIKE

さとふる 令和2年7月豪雨 災害緊急支援寄付

豪雨災害に見舞われた地域の皆様の早期復興を願ってチャリティに賛同します。
こちらから寄付先自治体を選ぶことができます。
高岡亮寛のチャレンジを応援してくださる皆様におきましては募金活動へのご協力をお願いいたします。
●さとふる 令和2年7月豪雨 災害緊急支援

©辻啓、RX BIKE

霞ヶ浦に宿泊型サイクリングイベントが期間限定で登場

全国各地で自転車・サイクリングを活用した観光振興事業を展開するルーツ・スポーツ・ジャパンは、茨城県かすみがうら市より運営業務委託を受け、近年人気が再燃するキャンプの魅力と 自転車活用をかけ合わせた宿泊型のサイクリング企画「かすみがうらライド・ヴィレッジ」 を実施する。

イベントでは、日中はライドやサウナで汗を流し、夜は湖畔でキャンプを楽しめる1泊2日の宿泊プランを用意している。

平日はそれぞれの曜日を担当するスペシャルゲストが得意のテーマで語り合う「テーマキャンプ」を実施。週末は日本では珍しいサウナ&外気浴サイクリングや仲間の絆 を深める謎解きサイクリングを楽しむことができる。

ルーツ・スポーツ・ジャパンでは、かねてより全国各地でサイクルツーリズム事業(=自転車・サイクリングを活用した観光振興事業)を展開していて、今回の企画は「サイクリング」と「アウトドアキャンプ」を組み合わせた、サイクルツーリズムの新しい取り組みとして実施する。

サイクリングもアウトドアももともと屋外で行うもので、ウィズコロナ時代の「新しい生活様式」にも適したアクティビティとされているが、これらを組み合わせることで「新しいアウトドアのスタイル」として、「余暇のニューノーマル」となる可能性 を秘めたイベントとなる。

現在予約受付中。

かすみがうらライド・ヴィレッジ
開催日:2020 年 10 月 3 日(土)~18 日(日)
予約期間:8 月 3 日(月)~
会場:歩崎公園の芝生エリア内(茨城県かすみがうら市)
宿泊タイプ:ソロプラン、グループプラン、手ぶらプラン
主催:かすみがうら市
Webサイト
事務局:かすみがうらライドヴィレッジ運営受託者=ルーツ・スポーツ・ジャパン
〒160-0011 東京都新宿区若葉 1-4 四谷弘研ビル 1F
TEL:03-3354-2300/FAX:03-3354-3901

かすみがうらライド・ヴィレッジのキャンプの楽しみ方

Point1:本格持ち込みキャンプから手ぶらも OK!

テントとともに自転車を持ち込めば湖畔のサイクリングとキャンプが同時に楽しめる。週末はぜいたくで楽ちんな手ぶらプランも用意しているので、仲間と一緒に気軽に参加できる。そのほかBBQセットやレンタサイクルなどキャンプをさらに楽しむオプションも用意している。

Point2:気になる曜日をチェック!曜日別テーマキャンプ

平日は曜日ごとにスペシャルゲストが、宿泊する人をお出迎え! それぞれの特色を生かしたテーマが設定されていて、ゆったりと自由なキャンプの時間に加えて焚火オフ会などここでしかできない体験をすることができる。

かすみがうらライド・ヴィレッジのアクテビティの楽しみ方

Point1:予約不要で誰でも楽しめるアクテビティ!

家族や仲間と楽しめる「謎解きサイクリング」や、かすみがうら市発着のオリジナル「かすいち」コースを巡るキャンペーンなど、しっかりとライドを楽しみたい人も大満足間違いなし! 予約不要なアクテビティも充実しているので、 気軽に参加できる。

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Point2:週末は新感覚ライドコンテンツが目白押し!

テントサウナでたっぷりと汗をかいた後の湖岸沿いサイクリングが最高に気持ちいい 「サウナ&外気浴サイクリング」やBBQ食材を自ら収穫する「ライドハンターズBBQ」 など他ではなかなか体験することができないコンテンツが盛りだくさん。このアクテビティ目当ての参加も大歓迎。週末コンテンツには予約が必要。

ローソンが小型電動アシストシェアサイクルのポート導入

電動マイクロモビリティのシェアリングサービス「LUUP(ループ)は、コンビニエンスストア「ローソン」店舗に小型電動アシスト自転車のシェアサイクルサービス「LUUP」のポートを導入する。

ポート第一号店舗は世田谷三軒茶屋一丁目店に決定

非三密型の移動手段のニーズが高まる中で、人々の通勤や買い物のスタイルが日々変化している。その中で、全ての人の自宅近くに必ずあるコンビニエンスストアの重要性はさらに高まっている。 

街じゅうの電動アシスト自転車にどこからでも乗れて好きな場所に返せるシェアサイクルサービス「LUUP(ループ)」は渋谷区、目黒区、港区、世田谷区、品川区、新宿区の6エリアの一部で2020年5月25日より展開している。サービス開始から約2カ月が経過したが、8割程度のライドが30分以下、6割程度のライドが1~15分の利用。

2017年に国土交通省が発表した資料によると、港区を中心に都内で展開しているシェアサイクルサービスの平均利用時間は約37分だった。これらのデータから、人々がラスト・ファーストワンマイルの移動に電動アシスト自転車のようなモビリティを利用するニーズがあることがわかった。 

今回、ローソンにLUUPのポートを導入することによって、日々の必需品の買い物のための移動がさらに安心・便利になる。ローソンに設置されたLUUPポートを活用することで、人々の新しい生活スタイルが生まれそうだ。

●LUUPのホームページ

キナンの山本大喜がKINAN AACA CUP第7戦いなべで優勝

KINAN Cycling Teamがホストを務める東海地区のロードレースシリーズ「KINAN AACA CUP」は、今季の第7戦を8月1日に三重県いなべ市・いなべ市梅林公園を舞台に開催。72kmで争われたメインの1-1カテゴリーは、マッチスプリントを制した山本大喜が優勝。ホストライダーとしての役割を果たしている。

山本大喜がKINAN AACA CUP第7戦いなべで優勝 ©︎KINAN Cycling Team / Syunsuke FUKUMITSU

新型コロナウイルス感染拡大にともなうレースシーズンの中断で、このシリーズもしばし休止を余儀なくされたが、7月下旬から活動を再開。今節からは最上位クラスの1-1カテゴリーも戻り、よりハイレベルのレースが展開されることとなった。レースイベントの実施にあたっては、選手・関係者すべてに検温と健康状態の提出を義務付けたほか、会場内ではソーシャルディスタンスを確保するなど、感染リスクの抑制に努めた。

そんな中で行われた1-1カテゴリーのレースには、ホストであるKINAN Cycling Teamからも山本大のほか、山本元喜、椿大志、トマ・ルバ、中島康晴、新城雄大の6人が参戦。このレースの前に行われたキッズレースでもアテンド役を務め、イベントの盛り上がりにも一役買っている。

いなべ市梅林公園に設定された1周1.8kmのコースは、ツアー・オブ・ジャパンいなべステージのコースを一部採用。アップダウンとコーナーが連続し平坦区間が少ない中で、どれだけ変化に耐えられるかが勝負のポイントに。この日は気温が35度を超える暑さだったこともあり、サバイバル化することも予想された。

その見立ての通り、スタートから速い流れで進む。5周目までに数人がメイン集団から抜け出すと、そこから阿曽圭佑(Asia cycling academy / enshere / team aso)と香山飛龍(Yamanakako Cycling Team)の2人がリードを開始。メイン集団が落ち着いたことも関係し、最大で45秒差まで広げる。

ただ、この構図は長くは続かず、中盤に入ったところでメイン集団もペースアップ。山本大やトマらの引き上げによって、ちょうど中間地点を迎えるタイミングで先頭の2人に合流。この動きで集団の人数が絞られ、10人による争いとなる。

この状態から阿曽が再度アタックしたことでレースが活性化。香山と山本大が続き、少し置いてトマと津田悠義(EQADS)が合流。一時は5人で進んだ先頭グループだったが、香山が遅れ、残った4選手がそのまま終盤へ。この中から優勝者が出ることが濃厚になった。

決定打が生まれたのは残り3周。攻撃を繰り返す阿曽と山本大がアタックを成功させ、2人で逃げ切る態勢へと変化。その後ろでは津田とトマが追うが、先頭の2人が十分なリードを得たまま最終周回へ。阿曽、山本大ともチャンスとあらばアタックを試み、激しい駆け引きが繰り返されたままフィニッシュへと近づいていく。

両者一歩も譲らない戦いは、最終コーナーを前にしたアップダウンで山本大が加速。その勢いのまま最後の直線へと突入すると残り数十メートル。阿曽の追い上げをかわして、優勝のフィニッシュを飾った。

再三のアタックで強さを示した阿曽の2位に続き、速い流れを呼び込んだ津田が3位でレースを終えている。

今節は1-1カテゴリーを含む4クラスのレースが行われたほか、チームサプライヤーでもあるYONEX、ATHLETUNE(株式会社隼)、光設備などによるブース出展もあり、華やかなレース会場の趣きが少しずつ戻ってきていることを感じさせる1日となった。

KINAN AACA CUP 2020 第7戦 1-1カテゴリー結果
1 山本大喜(KINAN Cycling Team)
2 阿曽圭佑(Asia cycling academy / enshere / team aso)
3 津田悠義(EQADS)
4 トマ・ルバ(KINAN Cycling Team)
5 小島渓円(MiNERVA-asahi) 

KINAN AACA CUP 2020 ポイントランキング(第7戦終了時)
1 山本大喜(KINAN Cycling Team) 768pts
1 椿大志(KINAN Cycling Team) 768pts
3 津田悠義(EQADS) 640pts
4 小山智也(Hincapie LEOMO P/b BMC) 576pts
5 山本哲央(Yamanakako Cyclisme Formation) 512pts

山本大喜

山本大喜のコメント

「目標である“目立って勝つ”ことができてうれしい。序盤から逃げていた阿曽さんたちが強いことは分かっていて、差を広げられすぎると不利になると思ったので、5周くらいは自分ひとりで引き続けた。それが脚のあるメンバーだけに絞り込むことにつながったので、いい展開に持ち込めたと思う。
フィニッシュに向けては、最終コーナーを先頭で入ったもの勝ちだと分かっていた。直前の上りで阿曽さんが先に仕掛けたので、それに合わせて自分がカウンターでスプリントを始めてそのままトップを譲らず走ることができた。
次週はJプロツアーの宇都宮2連戦。とにかく“目立って勝つ”ことがテーマなので、それを結果に結び付けたい」

欧州メジャー再開…ストラーデビアンケでファンアールト優勝

イタリア語で「白い道」という意味の未舗装のルートを走るストラーデビアンケが8月1日に開催され、男子はユンボ・ビスマのワウト・ファンアールト(ベルギー)が、女子はミッチェルトン・スコットのアネミック・ファンフルーテン(オランダ)が優勝した。

未舗装のルートを独走するワウト・ファンアールト ©LaPresse – Fabio Ferrari

ファンアールトは2016年から3年連続のシクロクロス世界チャンピオン。2019年のツール・ド・フランスでは第10ステージで優勝した。この日はシクロクロスで培った未舗装路での走りが生きた。

女子ロードのアルカンシエルを着るアネミック・ファンフルーテン ©LaPresse – Marco Alpozzi

「ストラーデビアンケに勝つことは大きな満足の源だ。シーズン最初のレースを終えて、ボクの今シーズンはすでに成功していると言いきれるのがうれしい」とファンアールト。

「チャンスを無駄にしたくなかった。本当にこのレースに焦点を当てていて、努力をしてきたからそれが報われた。レースから遠く離れて長い時間を過ごしたので、先頭集団に乗るのは非常に難しかった。特に序盤はかなり苦戦した。後半になって自分の好調さを感じることができ、最後にチャンスを最大限に生かすことができた」

距離184km、未舗装路が舞台となるストラーデビアンケ ©LaPresse – Fabio Ferrari
ストラーデビアンケ ©LaPresse – Fabio Ferrari
シエナを発着とするコースで行われたストラーデビアンケ ©LaPresse – Fabio Ferrari
ワウト・ファンアールトが独走勝利 ©Gian Mattia D’Alberto – LaPresse
ワウト・ファンアールト ©LaPresse – Fabio Ferrari
アネミック・ファンフルーテン ©Gian Mattia D’Alberto – LaPresse

●ストラーデビアンケのホームページ