AG2Rのワーバスがコロナ感染…接触の6選手が活動停止

AG2Rラモンディアールのローレンス・ワーバス(米国)が新型コロナウイルスに無症状ながら感染していることが明らかになり、チームは8月23日に開催されるフランス選手権に参加予定だった3選手、ツール・デュ・リムザンに参戦中だった3選手の活動を停止させた。

ローレンス・ワーバス ©Vincent Curutchet / AG2R LA MONDIALE

チームは21日、2017年の米国チャンピオンであるワーバスがCovid-19の陽性反応を示したと発表した。その結果、チームは「濃厚接触と認められる選手とチームスタッフの活動を制限する」と決定した。

21日に最終日を迎えたツール・デュ・リムザンから、ジョフリー・ブシャール、アクセル・ドモン、ベン・ガスタウアーを撤退させた。さらに、チームはすでにドモンとブシャール、クレモン・シャンプッサンが出場を予定していたフランス選手権に参加しないことを決めた。

8月29日にニースで開幕するツール・ド・フランスにはこれらの選手は出場リストに入っていなかった。

フランスは新型コロナウイルス第二波で感染者急増

フランスでの新規感染者数は8月21日に4771人、22日に4586人と予断を許さない状況。29日に開幕するツール・ド・フランスでは、主催者がすべての関係者に「現地入りにさかのぼって5日以内に実施したPCR検査の陰性証明」を求める。またレース中の選手を例外にして、マスク着用を義務づけ、感染拡大防止に全力を挙げる。

●AG2Rラモンディアールのホームページ

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