軽くて乾きやすく、保温性と通気性がいいオクタ素材アクセサリー

英国発祥のアウトドアブランド、KARRIMOR(カリマー)が吸汗速乾性や軽量性、保温性、通気性などさまざまな機能を併せ持つOcta素材を使用したアクセサリーを発売した。カリマー公式オンラインストアとカリマー取り扱い店舗で発売中。

Octa素材とはOcta糸を使用し、表面がフラットニット、裏面が特殊形状のループ構造になった素材。吸汗速乾性はもちろん、高い保温性をキープしつつ、ほどよい通気性と軽量性を持ち合わせたストレッチ性の高い機能素材。製品全てにPOLYGIENE STAYFRESH加工を施して、バクテリアの繁殖を抑制し、嫌な臭いの発生を防ぐ。

octa thermal balaclava

頭や顔、首をすっぽりと覆い、厳しい寒さや風から身を守るアイテム。フェイスカバーやネックウォーマーとしても使用可能。Octa素材の軽量性、保温性、通気性を実感できる快適なバラクラバ。税込み6710円。

octa thermal beanie

非常に軽量でコンパクトに折りたためるニット帽子。税込み5280円。

octa thermal neck warmer

高い保温性と軽量性を併せ持ったOctaに、ノンコーティングでありながら、耐久はっ水性と透湿性を併せ持ったシェル素材を組み合わせ、防風性と保温性、快適性に優れたネックウォーマー。税込み6500円。

octa thermal cap

高い保温性と軽量性を併せ持ったOctaに、ノンコーティングでありながら、耐久はっ水性と透湿性を併せ持ったシェル素材を組み合わせ、防風性と保温性、快適性に優れたキャップ。キャップのバイザー部分には、柔らかな素材を使用しているので、丸めてコンパクトに収納することが可能。税込み5280円。

●カリマーのホームページ

ツール・ド・フランスさいたまがおいしい! やわらかゴールドプレーン発売

埼玉県熊谷市の梅林堂がツール・ド・フランスさいたまクリテリウムとコラボした商品を2025年10月17日から梅林堂7店舗とECサイトで販売する。

2025ツール・ド・フランスさいたまクリテリウムやわらかゴールドプレーン 4枚入

外箱はツール・ド・フランスのイメージカラーで彩られ、個包装も人気のオリジナルフィルムで仕上げた特別仕様。お菓子は埼玉県物産観光協会主催「あの人に贈りたい埼玉県のお土産プロジェクト」でグランプリを受賞した「生サブレ やわらかゴールドプレーン」を採用した。

2025ツール・ド・フランスさいたまクリテリウムやわらかゴールドプレーン 4枚入
商品:やわらかゴールドプレーン×4枚
価格:650円(税込)
2025ツール・ド・フランスさいたまクリテリウム やわらかゴールドプレーン 12枚入
2025ツール・ド・フランスさいたまクリテリウム やわらかゴールドプレーン 12枚入
商品:やわらかゴールドプレーン×12枚
価格:1900円(税込)
〇梅林堂ECサイ 
https://www.bairindo.co.jp/category/25TOUR_DE_FRANCE/
〇2025さいたまるしぇ in さいたまクリテリウム 会場での販売
【日程】 2025年11月8日(土)9日(日)
【会場】 さいたま新都心けやきひろば 2階(さいたまクリテリウムオフィシャルスイーツブース)

マイカ、カストロビエホ、デマール、フライレ…味のある選手が引退

2025シーズンも欧州の主要レースが10月11、12日の週末に一段落し、これまでのレースで存在感を示してきたUAEチームエミレーツ・XRGのラファウ・マイカ(36歳、ポーランド)らベテラン選手らがラストレースを走り引退した。

2014ツール・ド・フランス第14ステージで初優勝したマイカ ©A.S.O.

11日にイタリアで開催された落葉のクラシックレース、イル・ロンバルディアではタデイ・ポガチャル(スロベニア、UAEチームエミレーツ・XRG)が大会5連覇を独走で決めたが、このレースを最後にチームメートのマイカが引退した。マイカは2011年にサクソバンクでプロデビュー。2014年にツール・ド・フランスでステージ2勝を挙げてスター選手に。2016年も3勝目を挙げた。2014年と2015年には山岳賞も獲得している。

2016ツール・ド・フランスで山岳賞を獲得したマイカ ©A.S.O. / A.Broadway

2021年に現チームに移籍してからは、ツール・ド・フランスなどのグランツールでポガチャルをアシストするサポート役に。イル・ロンバルディアがポガチャルとマイカが一緒に走る最後の機会となったが、優勝したポガチャルは、「この5勝目は、ラファウ・マイカが引退するので、とても特別なものとなった。彼はここ5年間、サイクリング界の師であり、兄貴分だった。今日勝つことは彼の夢でもあった。素晴らしいキャリアを築いてきた彼は、今日もまた素晴らしい指導をしてくれた」と優勝者インタビューで語っている。

ジョナタン・カストロビエホ ©A.S.O. Billy Ceusters

12日にフランスで行われたパリ〜ツールでは3選手が引退した。

イネオス・グレナディアーズのジョナタン・カストロビエホ(38歳、スペイン)はタイムトライアルに強く、2016年に欧州チャンピオンに。スペイン選手権でも6回の優勝を誇っている。2017年までスペインのモビスターに所属していたが、2018年に現チームに。ツール・ド・フランス出場10回、ジロ・デ・イタリアとブエルタ・ア・エスパーニャは5回。

2016ブエルタ・ア・エスパーニャで山岳賞を獲得したフライレ(左から2人目) ©J. A. MIGUELEZ/UNIPUBLIC.

アルケア・B&Bホテルズのアルノー・デマール(34歳、フランス)、イネオス・グレナディアーズのオマル・フライレ(35歳、スペイン)もレースを去った。

パリ〜ツールをゴールしたアルノー・デマール ©A.S.O.

ポガチャル無双…イル・ロンバルディアでモニュメント5連覇を初めて達成

タデイ・ポガチャル(スロベニア、UAEチームエミレーツ・XRG)が落葉のクラシックレース、イル・ロンバルディアに5度目の出場を果たし、モニュメント5連覇を達成した初のサイクリストとなった。しかも再び独走での優勝を果たした。レムコ・エヴェネプール(ベルギー、スーダル・クイックステップ)が2位、マイケル・ストーラー(オーストラリア、チューダー)が3位。

ポガチャルが得意の独走を決める ©LaPresse

記録ずくめのポガチャルの偉業を整理すると

タデイ・ポガチャルは、ファウスト・コッピのイル・ロンバルディア5勝記録に並んだが、連続優勝はポガチャルが初めて。コッピは1946年から1949年にかけて4連勝を達成。それ以前には、他のモニュメントでも5連記録はない。
2025シーズンにポガチャルが優勝したのは20回目。2024年のイル・ロンバルディアは25勝目だった。
今回で10回目のモニュメント制覇。イル・ロンバルディアはポガチャルのモニュメント通算優勝回数の半分を占めている。
ポガチャルにとってロンド・ファン・フランデレン、リエージュ〜バストーニュ〜リエージュに続き、2025年3回目のモニュメント制覇。1969年、1971年、1972年、1975年のエディ・メルクスに次ぐ、2人目のモニュメント制覇者。
ポガチャルは、イル・ロンバルディアで世界チャンピオンのアルカンシエルを着用して2度優勝した最初のライダーとなる。
ポガチャルは、5つのモニュメント全てで同一年に表彰台を獲得した最初のライダー。最後に4つを獲得したのは、1986年のショーン・ケリー。

サイクリストを祀るマドンナデルギザロ教会を通過 ©LaPresse

ポガチャルは残り37km、ガンダ峠で優勝候補の集団から抜け出し、単独で逃げていたリドル・トレックのクイン・シモンズ(米国)を逆転した。2024年同様、エヴェネプールは2位に甘んじ、ストーラーはエヴェネプールに最後までついていき、UAEチームエミレーツ・XRGのイサーク・デルトロの巻き返しをかわした。

ポガチャルとそれをマークするエヴェネプール ©LaPresse
第119回イル・ロンバルディア ©PresseMarco Alpozzi/LaPresse

1分48秒のリードを維持して独走してフィニッシュしたポガチャルは、ロンド・ファン・フランデレンとリエージュ〜バストーニュ〜リエージュで優勝し、パリ〜ルーベで2位、ミラノ〜サンレモで3位を獲得し、年間5つのモニュメントすべてで表彰台を獲得した初のライダーとなった。

米国チャンピオンのクイン・シモンズがレースをリード ©Marco Alpozzi/LaPresse
ポガチャルが独走 ©Marco Alpozzi/LaPresse

「レース中は鳥肌が立つほど素晴らしい雰囲気だった。サイクリングファンはこうあるべきだ。今日はイタリアでサイクリングできて本当によかったと思った」とポガチャル。

「イル・ロンバルディアは年間で最も長く、最も過酷なレースの一つ。イサーク・デルトロも、自分の持ち場を活かすチャンスに値した。他の選手たちはみな、彼の後輪に追いつけるように全力を尽くした。彼は表彰台に非常に近づいた。彼には明るい未来が待っている」

ポガチャルがイル・ロンバルディアで独走 ©LaPresse
ポガチャルがイル・ロンバルディアで5連覇 ©LaPresse

「この5勝目は、ラファウ・マイカが引退するので、とても特別なものとなった。彼はここ5年間、サイクリング界の師であり、兄貴分だった。今日勝つことは彼の夢でもあった。素晴らしいキャリアを築いてきた彼は、今日もまた素晴らしい指導をしてくれた。

自転車メーカーのエルネスト・コルナゴがゴール前にいて、エディ・メルクスから電話があったので話をした。とてもクールだったが、私は他人と比較されるのは好きではない。誰もがそれぞれにユニークな存在だからだ。ミラノ〜サンレモとパリ〜ルーベが次の大きな目標だが、来年のことを考える前にリラックスしたいと思っている。今年のレースをうまく終えられたことに満足している」

2位エヴェネプールと優勝のポガチャル ©Marco Alpozzi/LaPresse

ジャイアントが2026最新モデルとしてお手頃価格の3台を発表

ジャイアントは10月中旬より、スポーツクロスバイク「Escape X」、アルミロードバイク「Contend SL 1」、リムブレーキ仕様のカーボンロードバイク「TCR Advanced 3 KOM – Gen9」の3モデルを発売する。

ベストセラークロスバイク「エスケープ」に新シリーズ「エスケープX」誕生

Escape X 8万8000円(税込) 

「Escape X」は、日本を代表するクロスバイク「エスケープ」の新シリーズ。快適なジオメトリーに幅広のハンドルバー、38mm幅ワイドタイヤ、路面からの振動を吸収する「D-fuse」シートポストを採用。日々の通勤通学から週末のサイクリングまで、あらゆるシーンで心地よくスムーズな走りを実現。

Contend SL 1 20万9000円(税込)

CONTEND SL 1

「Contend SL 1」は、ディスクブレーキ仕様の新型アルミロードバイクとして登場。ハイエンドエアロロード「Propel」やエンデュランスロード「Defy」の設計思想と最新テクノロジーを受け継ぎ、現代的でスタイリッシュなデザインを実現しながらも、手の届きやすい価格帯のハイパフォーマンスモデル。

TCR Advanced 3 KOM – Gen9 19万8000円(税込)

TCR ADVANCED 3 KOM – Gen9(Rim Brake)

「TCR Advanced 3 KOM – Gen9」は、2025年5月に国内300台限定で特別販売した「TCR Advanced 3 LTD – Gen9」の即時完売にともない、追加発売を決定したモデル。このモデルは「KOM(King of Mountain)」の名が示すとおり、ワイドレシオのギアを採用。また、カラーラインナップも新たな2色展開へと拡充した。

●ジャイアントのホームページ

ピッタリかゆったりか…フィット感が選べる冬用定番ジャージ

 国内最大手のサイクリングウエアメーカー、パールイズミが2025年秋冬新商品としてプリント ジャージを発売した。価格は税込み1万6500円で、ワイドサイズのみ1万8150円。

プリントジャージ

プリントジャージは、スポーティなプリントをデザインした秋冬の定番ジャージ。優れた吸汗速乾性能に加え、裏起毛素材の柔らかなフィット感と適度な保温力も魅力。ウィンドブレーカーと組み合わせれば長いシーズン着まわせる。 

さらに同デザインでぴったり細身のレースフィット、適度なフィット感のベーシックフィット、ワイドサイズの3つのフィットが用意される。着こなしの好みや体型に合わせて選べる。 

プリントジャージ(パールブラック)
プリントジャージ(パールホワイト)
プリントジャージ(パールバーガンディ)
プリントジャージ(ネオン)