ドイツ登録のプロチーム、サンウェブが2019年12月10日、男子、女子、ディベロップメント(若手育成)チームの選手体制を発表した。使用する自転車はサーベロ。ウエアは赤を基調とし、「キープチャレンジング」と具現化する縦の2本ストライプが入る。

2019シーズンまでのエースだったトム・デュムラン(オランダ)がライバルチームであるユンボ・ビスマに移籍していったが、オーストラリアのマイケル・マシューズ、オランダのウィルコ・ケルデルマン、アイルランドのニコラス・ロッシュらが所属。


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ドイツ登録のプロチーム、サンウェブが2019年12月10日、男子、女子、ディベロップメント(若手育成)チームの選手体制を発表した。使用する自転車はサーベロ。ウエアは赤を基調とし、「キープチャレンジング」と具現化する縦の2本ストライプが入る。
2019シーズンまでのエースだったトム・デュムラン(オランダ)がライバルチームであるユンボ・ビスマに移籍していったが、オーストラリアのマイケル・マシューズ、オランダのウィルコ・ケルデルマン、アイルランドのニコラス・ロッシュらが所属。
フランスのコフィディスが2020シーズンからの3年間、プロチームの最高カテゴリーであるUCIワールドツアーチームに加わる。国際自転車競技連合が2019年12月10日に発表した。フランス勢のワールドツアーチームはAG2RラモンディアルとグルパマFDJに加えて3チームとなった。
コフィディスの2020シーズンからの3年間のトップチーム入りが決まった。欧州北部を拠点とするチーム数は全体的バランスから増加することが望ましいとされ、その昇格は予想通りだった。
コフィディスはこれまでツール・ド・フランスなどの重要レースには主催者推薦を得て出場していたが、2020年からの3年間は自動的に出場することができ、スポンサーや選手獲得などの運営面で大きなアドバンテージを得たことになる。
チームは1997年にフランスに発足し、当時から電話信販会社のコフィディスがスポンサーとなった。2005年にUCIプロツアーシステムが始まるとトップチームに位置づけられたが、2010年に第2クラスのプロコンチネンタルチームに降格していた。
「コフィディスはワールドツアーに参加するに値する。チームは単なる経験ではなく、長い間そこにあるように作られた。ワールドツアーに参加することはオーストラリアから中国まで、シーズンの初めから終わりまで、常にトップレベルにいることを意味する。もちろん、すべての大きなレースに向けて熱意を持って準備するが、他のレースよりも簡単な戦いではない」とコフィディスに移籍してくる欧州チャンピオンのエリア・ビビアーニ(イタリア)。
「メンタリティが変わる。出場するすべてのレースは権威があり、チームは栄冠を目指して躍動していくと思う」
チームマネージャーのセドリック・バスールは、「ワールドツアーへの昇格はスポーツの基準に沿った決定だ。過去3シーズンにわたってチームは結果を残してきた。私たちにとってこれは新しい始まりだ」と喜びを明かした。
ツール・ド・フランスの1区間を走る一般参加レース、エタップ・デュ・ツール・ド・フランスが2020年7月5日に南仏のニースを発着とする177kmで開催され、公式ツアー会社となる国際興業が日本人向けのエントリー枠を発売した。日本人枠は20。エントリー料は3万3000円。
1万6000人が参加する人気レースは公式サイトでの応募がわずか数時間で完売。ただし日本を含めた数カ国には国別の出場枠が用意され、各ツアーエージェントからの参加が残されている。
30回目の節目となる2020年大会は、国際空港が市内から至近の位置にあるとともに、スタートとゴールが同じということもあって例年になく参加しやすい設定。コースは2020ツール・ド・フランスの第2ステージと同じもので、標高1500m以上の峠が2つある。アルプスやピレネーで開催された大会に匹敵する過酷さが売り物。
国際興業の参戦ツアーはすでに発売終了し、今回はエントリー枠のみの販売。参加者は独自で往復航空券や宿泊先を手配する必要がある。
バーレーン王国とマクラーレンのジョイントベンチャーによる新しいUCIワールドツアーチーム、バーレーン・マクラーレンがその発⾜に先⽴つ2019年12⽉9⽇、英国ロンドン近郊のウォキングのマクラーレン・テクノロジーセンターに隣接するMcLaren Thought Leadership Centreでチーム概要とコンセプト、ライダー、そして機材を発表した。
2017年にシェイク・ナッセール・ビン・ハマド殿下の指揮の元、発⾜したバーレーン・メリダは史上初めて発⾜した年にグランツールでの総合表彰台を獲得。ミラノ 〜サンレモやイル・ロンバルディアを制するなど輝かしい戦績を経て2020年、そのチームライダー、チームマネジメント、パートナーの体制を⼤幅に刷新してバーレーン・マクラーレンとして新たな時代の幕を上げた。
2020年のチームには、グランツールで成績を残しているミケル・ランダ、ワウト・プールス、そして最も成功したスプリンターであるマーク・カベンディッシュ、⽇本の新城幸也が所属する。
チーム代表は元プロサイクリストで、U23英国代表チームなどを率いて来た百戦錬磨の名コーチ、ロッド・エリングワース。その補佐であるパフォーマンス・ディレクターには、同じく元プロサイクリストで英国ロードレース選⼿権での優勝経験もあるロジャー・ハモンド。マクラーレン・アプライド・ビジネステクノロジーの創設メンバーであるダンカン・ブラッドリーがチームのテクニカルディレクターに就任。彼らに チームオペレーションディレクターのブレント・コープランドが加わる。
新城幸也の2020年に向けたコメント
(ウォキングでの発表会には参加しておらず、当⽇とは別⽇に収録したコメント)
「どのレースに出るかはチームが決めることなのですが、個⼈的なシーズンを通しての⽬標は、ツール・ド・フランスとその後開催されるもう⼀つの国際的なレースとなります。 1年⽬のチームなので、どうやってレースをしていくかはチームが戦いながらアップデートしていくことになると思いますが、マクラーレンはF1でもそうですが、レースは戦いながらアップデートしていくものととらえていて、このマクラーレンがロードレースの世界に新しい⾵をもたらしてくれるのではないかと思います。
2020シーズンのスタートはオーストラリアでのツアー・ダウン・アンダーになます。その後、オマーン、アブダビに出⾛してUCIポイントの獲得を⽬指していく ことになります。 2019シーズンの怪我を経て感じたのは、まだまだプロ選⼿として⾛りたいということでしょうか。怪我をしてあきらめたらキャリアはそこで終わってしまいますが、あきらめず にリハビリとトレーニングを積み重ねて、最終的に秋のブエルタ・ア・エスパーニ ャでは後半いい⾛りができたので、1年前のトップコンディションに戻って2020シーズンを⾛ることができると思っています」
ジョン・アラート(マネージングディレクター)のコメント
「このチームの歴史にとって重要な瞬間です。みんなが愛し熱狂するこのスポーツにバーレーン王国チームのパートナーとして参加し、私たちはサイクリングのファンが声援を送る存在となれることを望んでいます。明⽇のために創られたチームで、同時に過去に対して尊敬を忘れないチームでもあります。McLarenは世界で最も機材の性能を求められるスポーツで培った能⼒を持って、このチームにテクノロジーで協⼒し、絶え間ない向上のために尽くし、ダイナミックなマーケティングとイノベーシ ョンをもたらします。
バーレーン・マクラーレンは世界をリードするパートナーを迎え、ワールドツアーレースを戦います。チームのテクニカルパートナーでバイクを供給するメリダ、バーレーン王国を代表する⽯油会社Bapco、英国のプレミアムパフォーマンスアパレルブランドLe Col、⾰新的なルブリカントブランドMuc-off、さらには超⾼級時計ブランドのRichard Milleがサイクリングの世界に初めて参⼊します。そして、世界的なニュースブロードキャスターのCNBCもチームパートナーとなります。
チームのバーレーン王国との強⼒な関係により、Mumtalakat、the Bahrain Economic Development Board、 Batelco、NBB、Alba、First Energy Bank B.S.C.、そしてLulu Hypermarketがバーレーンからチームのパートナーとなります。
プロサイクリングにとって最も重要なパートナーとしてRudy Project、Sidi、 Scicon、Eliteトレーナーもチームのパートナーとして参加します」
ミラン・エルゼン(チーム共同創設者)のコメント
「今⽇はチームにとって重要な⽇です。私たちは2016年のチームの始まりからサポートしてきたバーレーン王国に対して恩があります。私たちがこの新しい時代を始めるにあたって、私たちがこの偉⼤なスポーツとチームを2020年に世界に向けて紹介することで、バーレーン王国のスポーツコミュニティ、そして世界のファンやパート ナーにベネフィットをもたらすことを楽しみにしています」
アンドレアス・ロッター(メリダヨーロッパスポーツディレクター)のコメント
「この新しいチームにテクニカルパートナーとして参加することを光栄に思っています。私たちはチームに最速のバイクを供給し、そのバイク乗ったライダーがイエロ ーのジャージとピンクのジャージを⼿に⼊れる⽇が来ることを確信しています」
LOUIS GARNEAU(ルイガノ)日本総販売代理権を持つあさひは2019年12月中旬より「MULTIWAY700(マルチウェイ700)」の販売を開始する。9万9800円(税別)
通勤・通学にスポーツバイクを選択する人が年々増加傾向にある。ルイガノが展開するマルチウェイシリーズは、パンクトラブルが少ない耐パンクタイヤや、夜間の事故を未然に防ぐ常時点灯のLEDライトを全車標準装備するなど、もっと楽しく、安心・安全に通勤・通学できるスポーツバイクシリーズ。
「MULTIWAY700(マルチウェイ700)」は、日常使いにおける利便性を考慮し開発されたスポーツバイク。昼夜問わず視認性の高い常時点灯式のLEDライト、アスファルトから未舗装路まで幅広いフィールドをカバーできる走破性の高いタイヤには耐パンク機能を追加。
天候に左右されることなく安定したブレーキ性能を発揮するディスクブレーキやアルミ製の前後フェンダーを標準装備することで雨の日でも安心して走行できる仕様となっている。あらゆるシチュエーションで最高のパフォーマンスが発揮できるマルチユースな一台に仕上がっている。
スムーズで確実に変速できるSHIMANO製SORAコンポーネントをベースに、フレーム素材には6061アルミニウムを採用。昼夜問わず視認性の高い常時点灯式のLEDライト、アスファルトから未舗装路まで幅広いフィールドを走れるスモールブロックタイヤには耐パンク機能を追加。
軽量でスタイリッシュなアルミ製フェンダーも標準装備するなど、安全性、走破性を兼ね備えた、通勤・通学からサイクリングレジャーまで、あらゆる用途に対応できる1台。
MULTIWAY700(マルチウェイ700)
販売予定日 :2019年12月中旬
販売価格 :9万9800円(税別)
カラー :LG MATTE KHAKI、LG MATTE GRAPHITE
サイズ :490mm(165cm~175cm)
510mm(170cm~180cm)
530mm(175cm~185cm)
変速 :SHIMANO SORA(9段変速)
重量 :12.5kg(510mm)
取り扱い :全国のルイガノ取り扱い販売店
※一部の店舗では取り寄せ対応となる
第25回シクロクロス全日本選手権が2019年12月7〜8日に愛媛県内子町の五十崎地区豊秋河原で開催され、エリート男子では前田公平(弱虫ペダルサイクリングチーム)が竹之内悠(ToyoFrame)を舗装路のゴール勝負で制して2年連続で全日本チャンピオンになった。
エリート女子は松本璃奈(TEAM SCOTT JAPAN)が優勝。大会2連覇を達成した。U23はこのカテゴリーの最終年となる織田聖(弱虫ペダルサイクリングチーム)が優勝し、2年ぶり2回目のタイトル獲得。男子ジュニアは村上裕二郎(松山工業高)、女子ジュニアは渡部春雅(駒澤大学高)。男子U17は柚木伸元(Pro Ride)、女子U17は大蔵こころ(松山城南高)。男子U15は佐々木啄人(ボンシャンス)、女子U15は日吉愛華(LimitedTeam846まるいち)が優勝。
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