トレックがスマートデザインの最新eバイクAllant+発表

トレック・ジャパンが新型eバイクであるAllant+を発表した。この新しいeバイクは、スマートで考え抜かれたデザインを、Boschドライブシステムがもたらすパワーや信頼性と融合。自転車通勤やサイクリングなど、自転車でもっと遠くまで走り、自動車に乗る回数を減らしたい人や、見た目も走りも速い最新の高性能eバイクを試したい人に最適。

Allant+ 8 サイズ:M, L, XL 43万円(税別)

Allant+は、Alphaアルミのフレームが用意され、トレック独自の着脱式一体型バッテリーシステムを搭載している。長持ちする500WhのBoschバッテリーをフレーム内部に収納し、すっきりした見た目を実現。また、工具不要でバッテリーを出し入れできる。

新しいBosch Performance Line CXモーターは、旧モデルより軽くて抵抗が低いため、より自然な走りを体感できる。

新しいPurionコントローラーシステムは、パワーやモードを指先で操作でき、現在の速度からバッテリー残量や走行可能距離までのあらゆるライドデータを表示する。

Allant+ 8 Stagger サイズ:S 43万円(税別)

フェンダー、リアラック、自動ライトシステム、チェーンガード、スタンドが完成車に含まれていて、追加購入のアクセサリーが少ないことも大きな魅力。Sサイズのフレームは乗り降りしやすいスタッガー形状となっている。

●トレック・ジャパンの詳細ページ

ジルベールが6年ぶりV6…ブエルタ・ア・エスパーニャ12S

第74回ブエルタ・ア・エスパーニャは9月5日(木)、シルクイトデナバラ〜ビルバオ間の171.4kmで第12ステージが行われ、ドゥークニンク・クイックステップのフィリップ・ジルベール(ベルギー)が残り9kmから単独アタックを決め、6年ぶり6度目の区間勝利を果たした。

グランツール10勝目を祝して10本の指を示してゴール ©Photogómez Sport

この日はスタート直後から激しいアタック合戦が繰り広げられたが、60km過ぎにようやく19選手の第1集団が形成された。ジルベールはチームメートのティム・デクレルク(ベルギー)とともにこれに加わっていた。

元世界チャンピオンのジルベールは急しゅんな上りで一気にスパートして逃げ切るのが得意で、この日も最後の坂で抜け出し、2位に3秒差をつけてゴールした。

ジルベールはジロ・デ・イタリア区間3勝、ツール・ド・フランス区間1勝と合わせて、これでグランツール10勝目。

メイン集団をけん引するユンボ・ビスマ ©Photogómez Sport
ジルベール(右)とアシストとして第1集団に加わったティム・デクレルク(左) ©Photogómez Sport

「上りに強いスペイン勢を相手に20回はアタックした。最後はベルギーにある激坂に似ていたので、ボクには向いていた。最後の山岳の雰囲気はクレージーで、たくさんの観客がいろいろな国旗を振っていて、大きなモチベーションになった。アルデンヌ地方のクラシックに似ていた。バスク地方もアルデンヌも自転車好きが多いからね。これで三大ステージレースで10勝を挙げることができた。10という区切りの数字はとてもいいね」

ジルベールが単独でゴールを目指す ©Photogómez Sport

総合成績の上位選手は先行した集団の中に総合成績を脅かす存在がいなかったため、ユンボ・ビスマは積極的に追走せず。終盤に総合3位のミゲルアンヘル・ロペス(コロンビア、アスタナ)が逃げを試みたが、首位のプリモシュ・ログリッチェ(スロベニア)らがそれを許さず、同一集団でゴール。ログリッチェがその座を守った。

マイヨロホを守ったログリッチェ ©Photogómez Sport

●4賞ジャージ
マイヨロホ(個人総合成績)プリモシュ・ログリッチェ(スロベニア、ユンボ・ビスマ)
マイヨベルデ(ポイント賞)プリモシュ・ログリッチェ(スロベニア、ユンボ・ビスマ)
マイヨルナレス(山岳賞)アンヘル・マドラゾ(スペイン、ブルゴスBH)
□マイヨブランコ(新人賞)ミゲルアンヘル・ロペス(コロンビア、アスタナ)

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ベン・スウィフトの英国チャンピオンカラー…DOGMA F12発売

ピナレロはベン・スウィフトの英国選手権勝利を記念して、ブリティッシュチャンピオンカラーのDOGMA F12を発売する。2019年5月の発表以来、ツール・ド・フランスでエガン・ベルナルが総合優勝を獲得するなど驚異的なパフォーマンスを持つバイクのスペシャルカラーモデル。

イネオスのベン・スウィフトが乗る英国チャンピオンバイク

●DOGMA F12 XLIGHT
DOGMA F12 XLIGHT 468 British Champion 2019
フレームセット 98万円(税別)
DOGMA F12 XLIGHT DISK 472 British Champion 2019
フレームセット 101万円(税別)

6月末に英国ノーフォークで行われた英国選手権でイネオスのベン・スウィフトが勝利

●DOGMA F12
DOGMA F12 473 British Champion 2019
フレームセット 78万円(税別)
DOGMA F12 DISK 460 British Champion 2019
フレームセット 81万円(税別)
※仕様・サイズは通常モデルと同様です。12月頃よりデリバリー開始。
写真はベン・スウィフトの実車で、実際の商品とは異なる場合も

2月の落車による大怪我から復活し、スウィフトにとっては4年ぶりの勝利となった
英国チャンピオンジャージを着るスウィフト

イトゥリアが地元バスクで初優勝…ブエルタ・ア・エスパーニャ11S

第74回ブエルタ・ア・エスパーニャは9月4日(水)、フランスのサンパレからスペインのウルダクスダンチャリネア間の180kmで第11ステージが行われ、エウスカディバスクカントリー・ムリアスのミケル・イトゥリア(スペイン)が14人の第1集団から終盤に単独で抜け出し、プロ初勝利を挙げた。

ミケル・イトゥリアが取材陣に囲まれる ©Photogómez Sport

この日はスペイン北部のバスク地方にゴールしたが、バスクを拠点とするチームに所属するバスク出身選手が勝利を飾った。スタート後9km地点から先行集団が形成され、14選手の逃げが決まった。この中にイトゥリア、そして山岳賞ジャージを着るブルゴスBHのアンヘル・マドラゾ(スペイン)が加わった。マドラゾはさらに山岳ポイントを獲得し、白地に青い水玉の山岳賞ジャージを守った。

この第1集団から残り23kmでアタックしたのがイトゥリア。早めの仕掛けに、ゴール手前では追走選手に詰め寄られたが、なんとか独走でゴールまで逃げ切った。

「自分の家の近くで、そして家族が見ている場所で勝てるなんて夢が現実になった」とイトゥリア。
「出場メンバーに選ばれたとき、どのステージで勝ちに行きたいかと聞かれ、即座にこの日を選んだくらいだからね。もちろんボクは勝利になれた選手ではないけど、初優勝が地元もブエルタ・ア・エスパーニャなんて誇らしい気分だ」

2019ブエルタ・ア・エスパーニャ第11ステージ ©Photogómez Sport
メイン集団をコントロールするユンボ・ビスマ ©Photogómez Sport
ミケル・イトゥリアがステージ優勝 ©Photogómez Sport

第1集団に加わった選手はすべて総合成績で大きく遅れていたため、首位のプリモシュ・ログリッチェ(スロベニア)を擁するユンボ・ビスマは積極的に追走せず。有力選手は18分35秒遅れの第2集団でゴールし、総合成績の上位は変わらなかった。

マイヨロホを守ったプリモシュ・ログリッチェ ©Photogómez Sport

●4賞ジャージ
マイヨロホ(個人総合成績)プリモシュ・ログリッチェ(スロベニア、ユンボ・ビスマ)
マイヨベルデ(ポイント賞)プリモシュ・ログリッチェ(スロベニア、ユンボ・ビスマ)
マイヨルナレス(山岳賞)アンヘル・マドラゾ(スペイン、ブルゴスBH)
□マイヨブランコ(新人賞)ミゲルアンヘル・ロペス(コロンビア、アスタナ)

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パールイズミが2019秋冬モデルをホームページ公開

パールイズミ2019 Fall / Winterページを2019年9月2日に公開した。今回のテーマは “LIVE. RIDE. INSPIRE.”。「ロードバイクに触発され気の合う仲間と同じ時間を共有し、同じ風を感じる。共に走ることでポジティブなパワーを生み出し、その楽しみが日常を豊かにする」。

サイクリストをウエアでサポートするため、季節の変わり目から厳寒期まで使えるウエアを温度帯別にラインナップした。製品ページでは、機能説明や実際に着用した画像も見られる。ブログ「PI PEOPLE」ではさまざまなジャンルのゲストを招いてインタビューを掲載している。

2019秋冬モデルのカタログは全国サイクルショップで配布を開始した。同社ホームページカタログ請求ページからも本体・送料無料で9月4日から申し込める。

パールイズミ公式サイト
カタログご請求ページ
PI PEOPLE最新号

ログリッチェが得意のTTで圧勝し初めての首位に

第74回ブエルタ・ア・エスパーニャは9月3日(火)、フランスのジュランソン〜ポー間の36.2kmで個人タイムトライアルとして第10ステージが行われ、この種目を得意とするユンボ・ビスマのプリモシュ・ログリッチェ(スロベニア)が圧勝。総合2位から首位に浮上した。

初めてマイヨロホを着用したログリッチェ ©Photogómez Sport
ログリッチェは総合成績の上位選手に1分半以上の差をつけた ©Photogómez Sport

休息日明けのステージは闘いの舞台をフランスに移し、大会唯一の個人タイムトライアルが行われた。総合1位とポイント賞1位のナイロ・キンタナ(コロンビア、モビスター)がマイヨロホを着用したため、この日の優勝候補ログリッチェはポイント賞のマイヨベルデに身を包んでスタート。ゴールまでは2分前にスタートしていた総合3位、新人賞1位のミゲルアンヘル・ロペス(コロンビア、アスタナ)を抜き去るほどのスピードでゴールした。

新城幸也は5分44秒遅れの87位、連戦の疲れも見せずに健闘 ©Photogómez Sport

「個人タイムトライアルでは持てる力のすべてを出して走り抜く。きょうもそれができた。最終日のマドリードがどんなことになるのかを想像することができるようになった」とログリッチェ。

「上りが得意なコロンビアやスペイン勢のことを考えると、たとえ10分リードしていても十分ではない。それでもリーダージャージーを着るのは気持ちいい。初日に落車した痛みは残るが、調子は悪くないので、最終日のマドリードまでこの深紅のジャージーを死守したい」

ミゲルアンヘル・ロペスは2分遅れの14位 ©Photogómez Sport

ログリッチェは大会初優勝。2018ツール・ド・フランス総合4位、2019ジロ・デ・イタリア総合3位の実力者。今大会は初出場ながら優勝候補の一角。ログリッチェは総合2位に1分52秒差をつけ、後半戦の厳しい山岳ステージで逃げ切りを図る。

バルベルデは1分38秒遅れの13位 ©Photogómez Sport
マイヨロホのキンタナは3分06秒遅れの27位 ©Photogómez Sport

●4賞ジャージ
マイヨロホ(個人総合成績)プリモシュ・ログリッチェ(スロベニア、ユンボ・ビスマ)
マイヨベルデ(ポイント賞)プリモシュ・ログリッチェ(スロベニア、ユンボ・ビスマ)
マイヨルナレス(山岳賞)アンヘル・マドラゾ(スペイン、ブルゴスBH)
□マイヨブランコ(新人賞)ミゲルアンヘル・ロペス(コロンビア、アスタナ)

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