個人総合成績







山岳賞

ポイント賞

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第102回ジロ・デ・イタリアは5月11日にイタリア中部のボローニャで開幕。第1ステージはボローニャのサンルーカ聖堂までの激坂を駆け上がる8km個人タイムトライアルで、初優勝をねらうユンボ・ビスマのプリモシュ・ログリッチェ(スロベニア)がトップタイム。個人総合でも首位に立ち、マリアローザを着用した。
ログリッチェは初出場の2016年に第9ステージの個人タイムトライアルで優勝して以来、大会通算2勝目となった。2018年の初日に行われた個人タイムトライアルでは、サンウェブのトム・デュムラン(オランダ)に100分の1秒遅れて2位。ピンク色のリーダージャージー、マリアローザを手中にしたのは今回が初めてだった。
ステージ2位は19秒遅れでミッチェルトン・スコットのサイモン・イェーツ(英国)。同3位は23秒遅れでバーレーン・メリダのビンチェンツォ・ニーバリ(イタリア)。総合優勝をねらう上位選手が初日から軒並み上位に並び、まずまずのスタートを切った。
「暫定1位のホットシートで長い間結果を待つ必要があったが、ステージ優勝できて本当にうれしい」とログリッチェ。
「特に戦略はなくて、とにかく1秒でも早くゴールすることだけを考えていた」
「1990年に初日から最終日まで首位を守ったジャンニ・ブーニョ(イタリアの元選手)と2日前に話をしたばかりだ。そんなことがボクにできるかは分からないけど、重要なのは最終日のベローナでマリアローザを獲得すること」(ログリッチェ)。
NIPPOヴィーニファンティーニ・ファイザネの日本勢は初山翔が2分47秒遅れで、出場176選手中170位。西村大輝は4分36秒遅れの最下位で、区間勝者のタイムから30%以上遅れたため規定によりタイムオーバー。初日でまさかの失格に。
●4賞ジャージ
■マリアローザ(個人総合成績)プリモシュ・ログリッチェ(スロベニア、ユンボ・ビスマ)
■マリアチクラミーノ(ポイント賞)プリモシュ・ログリッチェ(スロベニア、ユンボ・ビスマ)
■マリアアッズーラ(山岳賞) ジュリオ・チッコーネ(イタリア、トレック・セガフレード)
□マリアビアンカ(新人賞) ミゲルアンヘル・ロペス(コロンビア、アスタナ)
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2019年の国内リーグ「Jプロツアー」第5戦、宇都宮ロードレースが5月11日に宇都宮森林公園を主会場に行われた。7選手で挑んだKINAN Cycling Teamは、トマ・ルバがチーム最上位となる4位でのフィニッシュ。レース序盤から集団コントロールに努めながら、残り2周で優勝争いに大きな変化を生み出すアタック。最後はライバルの先着を許したものの、強さをアピールする走りを見せた。
Jプロツアーは、この日から宇都宮ラウンドがスタート。初日はロードレース、翌12日はクリテリウムで構成される。まず、ロードレースは6.7kmのコースを14周回する93.8kmで争われた。毎年10月に開催されるジャパンカップサイクルロードレースと部分的に同じ箇所を走るルートは、「鶴カントリー」と「萩の道」の2つの登坂区間が勝負のポイントとなる。また、部分的にテクニカルなダウンヒルや、平地区間での巡航力も試されるコースセッティングとなっており、例年オールラウンダーによる優勝争いが展開されている。
このレースに向け、KINAN Cycling Teamは万全を期して臨んだ。招集された7選手は山本元喜、椿大志、大久保陣、山本大喜、雨乞竜己、トマ・ルバ、新城雄大。昨年のこの大会では山本元が9位、新城が10位となったが、今回はそれを上回り優勝することを目標に据える。
レーススタートから積極的に展開した選手たち。1周目から椿が動きを見せ、3周目にはトマが上りでアタック。山本元も前方に姿を現すなど、攻撃的な序盤戦となる。5周目から6周目にかけて2人が抜け出したことでメイン集団が落ち着いたが、KINAN勢は次なる展開に備え前方に位置取り。
しばらく続いた2人逃げは、9周目に入ったところで集団が吸収。その直後に山本大が飛び出しを図る。これをきっかけに、有力チームがそれぞれ選手を送り込んで新たな逃げグループを形成。すぐに集団に引き戻されることとなったが、ここからプロトンがより活性化していく。中間スプリントポイントが設定された10周目終盤には数人のアタックをトマがチェックに動き、その勢いのままトップでコントロールラインを通過。ポイント賞獲得を決めた。
それに前後して発生した数人単位の飛び出しには、椿が集団のペースをコントロールすることで対応。11周目には力のある3選手がアタックを決め、30秒ほどの開きとなったが、次の周回でトマの強力な牽引で吸収。激しい出入りの末に絞り込まれたメイン集団には、トマと山本大が残り、レース終盤を迎えることとなった。
12周目から13周目にかけて1人逃げの状況が生まれたが、メイン集団は労せずキャッチ。中盤以降連続したアタックの応酬だったが、この局面に変化をもたらしたのはトマのアタックだった。
集団のペースが緩んだ一瞬のタイミングを利用してトマがアタックを決めると、これに続いたのは4選手。各チームのエースクラスがそろい、後続とのタイム差を着実に広げていく。5人になった先頭グループはそのまま最終周回へ。優勝をかけた戦いは、周回後半の短い上りでのトマのアタックでさらに活発になる。
勝負が決したのは、フィニッシュまで約1kmのポイント。今村駿介(ブリヂストンサイクリング)のアタックが決まり、そのままフィニッシュラインへ。トマは追撃実らず4位でのフィニッシュとなったが、レース全体を通し終始見せ場を作っての上位確保。約1カ月半ぶりのレースだったが、しっかりとリザルトを残してみせた。
KINAN勢はそのほか、終盤まで前方に位置した山本大が17位、新城が33位でレースを終えている。
翌日の宇都宮クリテリウムは、3kmのコースを20周する60kmで争う。前節の東日本ロードクラシック終了時点でのチームランキングによって出場選手枠が決定し、KINAN Cycling Teamは最大人数より1人少ない5選手での出走となる。今回の招集メンバーから山本元、大久保、山本大、トマ、新城をセレクトし、ハイスピードバトルに挑む。
山本大喜のコメント
「序盤からハイペースで、中盤以降もアタックが繰り返しかかっていたので、早い段階で勝負が決まることを想定して動きすぎてしまったあたりは反省点。展開をもう少し見極められたら勝負に絡めたのではないかと思うと、今日のレースは悔しい。自分も含めて終盤までに脚を使ってしまう形になり、結果的にトマさんに頼ってしまった。序盤からアシストしてもらっていただけに、自分たちで勝負できる状況を作り出せず申し訳ない。
昨年まではこの時期にナショナルチームでヨーロッパ遠征をしていたので、おのずとレース強度の高いものを経験できていたが、今年からチームでの活動により集中できるようになり、個人でのトレーニングの組み立てなど課題が見えてきている。前節の群馬で気づけた部分もあって、改善した成果が今日はある程度出せたと思う。
(クリテリウムに向けて)基本はスプリントで勝負していくことになるが、逃げる機会がめぐってきたら積極的にレースを進めていきたい」
トマ・ルバのコメント
「結果やレース内容については問題ないと思っている。レースプランに基づいて走って、必ずしも良いものではなかったが、ベストを尽くすことはできた。
(4月上旬の)ツアー・オブ・タイランドが終わってから2週間休養し、トレーニングもストップしていた。タイランドでの落車はしばらくダメージを残したものだったので、いまは少しずつ状態を上げている段階。
クリテリウムはスプリンターが主役。どんな戦術を組むかはみんなで話し合って決めたい」
5月11日に開幕するジロ・デ・イタリアに捧げる「R1 INFINITO 19 19 Limited Edition」シューズをfi’zi:k(フィジーク)が発表した。過去と現在をつなぐグラフィックが特徴。4万6800円(税別)。
2019ジロ・デ・イタリアはオールイタリアンなレイアウト。プロトンは第9ステージにサンマリノ共和国にゴールする以外はすべてイタリア国内を走り、美しくも熾烈な戦いが繰り広げられる。
そしてfi’zi:kからは期待高まるジロ・デ・イタリア2019に捧げる特別なデザインを身にまとった「R1 INFINITO 19 19 Limited Edition(R1 インフィニート 19 19 リミテッドエディション)」が発表され、5月10日より予約の受付を開始した。
この希少なモデルは1919年と2019年、つまり過去と現在のコースをクロスオーバーさせた個性的なグラフィックが施されている。さらに1919年当時、日が沈んだ暗闇の中を駆け抜けた勇敢な選手たちからインスパイアされたフルリフレクション加工を身にまとい、他に類を見ないほど独創的でクールなルックスと夜間における圧倒的な安全性を併せ持っている。
足全体を包み込むようなフィット感が得られ、幅広のライダーにも対応するアッパーデザイン「ボリュームコントロールフィット」、つま先で「∞」を描きアッパー締め上げのポイントをより最適化した新しいケーブルルーティング「インフィニートクローサーシステム」、土踏まずの隙間をサポートする「ダイナミックアーチサポート」といった「R1 INFINITO(R1 インフィニート)」と同様のテクノロジーを持ち、最高のパフォーマンスを発揮するリアルレーシングシューズに仕上がっている。
この特別なシューズは、イネオスのサルバトーレ・プッチョ(イタリア)やディメンションデータのベルンハルト・アイゼル(オーストリア)など、ジロ・デ・イタリア2019に出場する多くのライダーの足元に輝きをもたらす。
5月11日から6月2日まで開催されるジロ・デ・イタリア(UCIワールドツアー)、5月19日から26日までのツアー・オブ・ジャパン(UCIアジアツアー2.1)の2レース限定で、NIPPOヴィーニファンティーニ・ファイザネはホワイトを基調としたスペシャルジャージを着用する。
年に一度、スペシャルジャージを着用することがルールで認められいる。チームはこれまでも注目度やプロトンでの視認度を上げるために、ジロ・デ・イタリアやジャパンカップなどで着用してきた。
スペシャルジャージはオレンジ色を基調とすることが多くなっていたが、今季はオリジナルのジャージデザインとの差別化を図り、ファンにとっての“サプライズ”となるべく、斬新なホワイトを基調としたデザインに仕上げた。
主要スポンサーロゴは従来どおりだが、袖に大きくENEOSのロゴが配置され、新たにサイドにもNIPPOのロゴが入った。イタリアのトップブランド・サンティーニ製で、ホワイトを基調とするデローザのチームバイクともよりマッチするデザインになる。
イタリアでは5月9日夜(日本時間5月10日早朝)、ジロ・デ・イタリアのチームプレゼンテーションが開催され、スペシャルジャージが正式公開される。
カチューシャ・アルペシンとマルセル・キッテル(ドイツ)は、チーム契約をシーズン終わりを待たずに終了することに双方が同意。5月9日にチームがキッテルのコメントとともに発表した。
「チームと私は相互とも、現在の契約の早期終了を決定した」とキッテル。
「人として、アスリートとしてどうしていきたいか、本当に重要なものについて自問自答した末の長いプロセスで決断した。
私はサイクリングを愛しているし、この美しいスポーツへの情熱は決して消えないが、そこで私が成功するためになにが必要であるかも知っている。
選手には長所も短所もあり、強くなったり成功するためにはチーム内でお互いに理解し継続的なプロセスが必要だと考えている。この2カ月間に、私は疲れ果てたような気がした。いま私は最高レベルでトレーニングし、レースすることができない。そんな理由から、私は休憩を取り、自分のために時間を取り、私の目標について考え、私の将来のために計画を立てることに決めた。
1年半にわたってサポートしてくれたチームに感謝したい。特にスタッフには心の底からお礼を́言いたい。私が今まで見た中で́最高の、最も困難な労働者であると断言できる。多くの勝利と結果で彼らの情熱をチャージさせられなかったことを申し訳なく思う。スポンサーやパートナーにも感謝したい。
この決断は、変化することが新しい道や機会につながるという私の経験に基づいて́いる。不安もあるが、私は最終的に新しいチャンスと課題を見つけることに自信を持って́いる。幸せや喜びとともに、私の将来を見つける方法を模索したい。なにが起こるのか非常に興奮して́いる。もう一度レースをして、この目標に到達できるような計画を立てていきたいと思う」
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