トレックがロード購入時のローン金利を負担してくれるTrek Festキャンペーン

トレック・ジャパンがロードバイクをお得に買えるキャンペーン「Trek Fest」を実施する。今回は、最大24回までショッピングローンの金利をトレックジャパンが負担してくれる。6月2日まで。

これにより、月々の支払いを抑えてワンランク上のバイクを購入することが可能になる。
対象バイクは2019年モデルのミドルグレードの完成車ロードバイク
・Madone SLシリーズ
・Émonda SLシリーズ
・Domane SLシリーズ
・Émonda ALRシリーズ

キャンペーンの対象は全販売店ではないので、詳しくは近くの販売店のこと。

●トレック・ジャパンのキャンペーンサイト

アジアBMX選手権で吉村樹希敢、丹野夏波、籔田寿衣が優勝

BMXレースのアジアチャンピオンを争う2019年アジアBMX選手権大会が4月13日(土)にマレーシアのニーライで開催され、エリート男子4名、エリート女子1名、ジュニア男子4名、ジュニア女子3名の合計12名が日本代表として参戦した。

アジアBMX選手権女子エリートの丹野夏波 ©2019 JCF

東京五輪においては開催国枠を男女1づつ持つため、UCIポイント獲得が是が非でも求められたリオ五輪のときほどではないものの、アジアチャンピオンをかけたプレッシャー下でのパフォーマンス発揮が求められる貴重な機会。また、翌年に控えたオリンピック前の重要な指標にもなる。そして、アジアのBMXレースをリードしている日本チームとしてタイトルを死守が求められた。

吉村樹希敢が男子エリートで3度目の優勝

アジアBMX選手権男子エリート ©2019 JCF

2013年から続いていた日本チーム連覇は、2018年に選手の転倒が相次ぎタイトルを逃した。2019年は2017・18年と2度のアジア選手権大会優秀経験のある吉村樹希敢をはじめ、2018年のジュニアアジア選手権優勝者である中井飛馬、2018年の全日本選手権優勝者の松下巽と準優勝者であると池田大暉の4名体制で臨んだ。決勝は吉村樹希敢がスタートから先頭にたち、後続の接触に影響されず、終始先頭を守り、自身3度目の優勝となった。2018年のチャンピオンは3位となった。

男子エリート優勝の吉村樹希敢(中央) ©2019 JCF

●男子エリート
1位 吉村樹希敢(日本)
2位 Bagus Saputra(インドネシア)
3位 Rio Akbar(インドネシア)
5位 松下 巽(日本)

丹野夏波が女子エリートの激闘を制す

2005年に始まって以降、女子エリートで日本チームが優勝を獲得したことはなかった。2018年の女子ジュニアで優勝した丹野夏波が、大会3連覇中の中国選手を相手に予選から死闘を繰り広げる。決勝ではスタートから先頭をキープし、最終ストレートで追いつかれるものの逃げ切り。日本人女子エリートクラス初となる優勝となった。

女子エリート優勝の丹野夏波(中央) ©2019 JCF

●女子エリート
1位 丹野夏波(日本)
2位 Yan Lu(中国)
3位 Na Peng(中国)

男子ジュニアで日本は6連覇を逃す

アジアBMX選手権男子ジュニア ©2019 JCF

このクラスにおいて日本は5連覇中だったが、増田優一の転倒もありタイトルを逃した。転倒を回避したジュニアクラス初参戦の橋本颯馬が3位表彰台を獲得した。

アジアBMX選手権男子ジュニア3位の橋本颯馬(右) ©2019 JCF

●男子ジュニア
1位 Patrick Coo(フィリピン)
2位 Methasit Boonsane
3位 橋本颯馬(日本)
5位 庄司佳真(日本)
6位 滝口怜弥(日本)
8位 増田優一(日本)

籔田寿衣が女子ジュニアで日本に6連覇をもたらす

アジアBMX選手権女子ジュニア ©2019 JCF

男子ジュニア同様5連覇中であったクラスに、日本から3名が出場。初参戦となった籔田寿衣がみごと優勝を果たすも、続く早川優衣が転倒し、酒井亜樹も巻き込まれ表彰台独占はならなかった。

女子ジュニア優勝の籔田寿衣(中央) ©2019 JCF

●女子ジュニア
1位 籔田寿衣(日本)
2位 Tanaporn Tothong
3位 Panatda Buranaphawanc

日本チームとして初の4カテゴリー制覇はならなかったが、テーマであるプレッシャー下でのパフォーマンス発揮の観点では、男子エリートのタイトル奪回などポジティブな面も多く見られた。また2週間後から開幕するワールドカップシーズンに向けて弾みがつき、好結果が期待される。

スカイがパリ〜ルーベで電子制御フルサスロード投入へ

ピナレロを使用する英国のスカイは、新しい電子制御アクティブサスペンションを前後に搭載したロードバイク「DOGMA FS」を4月14日にフランスで開催されるパリ〜ルーべに投入する。同大会は「北の地獄」と呼ばれる石畳の悪路を走ることで知られる。

電子制御アクティブサスペンションを前後に搭載したDOGMA FS

DOGMA(ドグマ) FSは、パリ〜ルーべのような石畳で荒れた路面でも無敵のピナレロハンドリングと最高のレースパフォーマンスを発揮するという。そのフレームとフォークは、電子制御アクティブサスペンションと統合するため、完全に新しくデザインされた。

新しいDSAS(DOGMA SMART ADAPTIVE SYSTEM)は、バイクの安定性を高めるため、フロントとリヤの電子制御アクティブサスペンションシステムを統合し、フレーム剛性を自動調整する。DSASはさまざまな路面状況に応じてサスペンションの挙動を自動的に調整、ロックやアンロックも制御し、滑らかな路面では最大の剛性と走行性能を、でこぼこした路面ではトルクフルな走りを実現するため最大限のトラクションを確保する。

フロントサスペンションは金属製のコイルスプリングを中心としたシステム。 ダンピングは、サスペンションの状態を走行状況によってロックとアンロックを電子的に自動制御する。ロック状態では平滑なアスファルト路面で最高の剛性と動力伝達を可能にする。

リヤサスペンションは、DOGMA K10-S eDSSで実績のある電子制御アクティブサスペンションシステムを組み込んでいる。前後のサスペンションは、サスペンション制御アルゴリズムを実行するCPUにより完全に制御される。ジャイロスコープや加速度計からデータを収集して道路の状態を識別し、サスペンション自体の状態を変えることができる。ライダーインターフェイスにより、マニュアル操作で動作を制御することも可能。

フレームとフォークは電子制御アクティブサスペンションと統合するため、完全に新しくデザインされた

DSASシステムは、路面からの振動を平均42%吸収することができる。これは快適さと安定性の向上に直結する。チームスカイは、パリ〜ルーベの有名な石畳セクション「Carrefour de l’Arbre」でスタンダードなロードバイクとDOGMA FSを比較した。その結果、Dogma FSは、スタンダードなロードバイクに対して2kmの石畳区間で15秒のタイム差を稼ぐことができたという。

Pinarello Dogma FS

  • Carbon Torayca T1100 1K Dream Carbon with Nanoalloy Technology Asymmetric Frame
  • Fork ONDA with ForkFlapTM
  • Think2 System with E-LinkTM 
  • ICRTM Internal Cable Routing
  • Drop in Bearing System 1” 1/4 – 1”1/2
  • Italian thread BB
  • Seatclamp TripleForce
  • 3XAirTM two positions available for the second bottle Dogma Smart Adaptive System
  • FlatBack Profile
  • Max Tyre 700x28mm
  • 4 sizes available: 530, 550, 560, 575
路面からの振動を平均42%吸収することができる

現時点で販売価格やカラーなどは未定。

バンクリーグ概要・ルール・開催日程・参加予定チームが明らかに

2019年から本格始動するトラックを利用したサイクルレース「バンクリーグ」のプレスカンファレンス(公式記者発表)が4月10日に日本写真判定本社で行われた。イベント関係者に加え、出場予定チームから選手・監督が出席。イベントの理念・概要の説明に加え、選手・監督からきたる本番への意気込みやレース展望が話され、新たなスポーツイベントとしての可能性を発信していく場となった。

「バンクリーグ」発足を正式発表

バンクリーグの目指すところ

・ロードレースシーンの向上、チームの育成強化
・出場チームには「ホームバンク」を設定。国内各地を転戦しながら、各チームが“ホームチーム”としてライバルチームを迎え撃つレースシステムに
・バンク周囲のライティングやスクリーンを利用した華やかな演出、バイクパフォーマーによる演舞など、“魅せる”イベントに
・フードやドリンク、グッズ販売などを充実させ、ファンや開催地域の人々とがふれあうことのできる空間づくり
・観戦料やグッズ販売などの売り上げによるホームチームの収益化
・ファンにとって、競輪場での観戦やグッズ購入が「好きなチームを後押し」する第一歩に
・競輪場の有効活用、地域活性化への取り組み
・競輪とロードレース、その他競技種目、自転車競技全般の融合
・ロードレース、ならびに選手・チームのブランディング
・競輪選手のブランドイメージの改善
・競輪場施設を市民の財産と感じてもらう・競輪場をスポーツ文化の発信拠点に、さらにはチームとファンとの交流拠点にする

選手が使用するのはロードバイクだ

バンクリーグ概要

●3ポイントゲーム
チーム同士の対戦型で、各チームからの出走人数は3~4人を予定。スタートから2周をニュートラル周回とし、3周回目からポイント周回を設定。以降は隔周(3, 5, 7, 9, 11…周)をポイント周回とする。 ポイント周回では、1位通過した選手の所属チームにポイントが付与され、3点先取したチームが勝利。 最小で7周回、最大で11周回で競われるが、開催競輪場によって周長(1周あたりの距離)が異なり、レース展開や戦術に変化が生まれることが見込まれる。 なお、選手が使用するバイクはロードバイクを採用する(今後変更の可能性あり)。
●順位決定システム
2019年は「キックオフシーズン」であることから、各ラウンドごとに優勝チームを決定する。優勝決定方法については、ラウンドごとの出場チームが異なる見通しであるため、チーム数に応じてトーナメント形式・総当たり形式・リーグ形式といった対応を行っていく。 将来構想として、各ラウンドごとの優勝チーム決定に加えて、年間総合ランキングなどの順位決定システムの導入を予定。加盟チームの増加を見越したレギュレーション設定を進めていく。
●ホーム&アウェー形式(将来構想)
将来構想として、加盟チームすべてに「ホームバンク」を設定し、ホームチームが主役となるラウンドシステムの整備を進めている。 ホストとしてライバルチームを迎え撃つだけでなく、開催地ならではのおもてなしや、全国各地から集まるファンと地域の人々との交流が図られることを理想とする。 そして、観戦料やグッズ販売などの売り上げをホームチームの収益となることを目指していく。観戦者やグッズ購入者にとって、「好きなチームを後押し」する第一歩にしていただく。
ファンと開催地域の人々がふれあうことのできる、さまざまな催しを企画
●ファンと開催地域の人々とがふれあうことのできる、さまざまな催しを企画
バイクパフォーマーによる演舞や、スクリーンを用いた派手な演出などで会場を盛り上げる。また、レース中には実況や解説も充実の内容でお届け。運が良ければ、選手や監督が自ら実況席に座ってレース解説…といったシーンに遭遇することも!? その他、観客席と一体となってのプログラム企画中。これまでにない、「参加型サイクルイベント」としての盛り上げを図っていく。
●フードやドリンク、チームグッズ・バンクリーグオリジナルグッズの販売を予定
開催地の特産品を使ったフードや開催競輪場オリジナルメニュー、出場チームのオフィシャルグッズなど、心も体も満たされるラインナップに。 バンクリーグオリジナルグッズの販売も予定されており、早い段階での正式発表を目指している。
バンクリーグ参加チーム(予定・順不同)
・宇都宮ブリッツェン(栃木県)  
・那須ブラーゼン(栃木県)  
・チーム ブリヂストンサイクリング(静岡県)  
・マトリックスパワータグ(大阪府)  
・シマノレーシング(大阪府)  
・KINAN Cycling Team(和歌山県・三重県・愛知県)  
・愛三工業レーシングチーム(愛知県)  
・チームUKYO(東京都)
2019年シーズン開催日程
Round 1 8月23日(金) 開催地調整中(400mバンクを予定)
Round 2 8月30日(金) 松阪競輪場(三重県・400mバンク)
Round 3 9月23日(祝・月) 広島競輪場(広島県・400mバンク)
Round 4 10月21日(祝・月) 開催地調整中(500mバンクを予定) 
※開催地調整中のRoundについては、決定次第発表
※観戦チケットの販売についても現在調整中。

発起人 加藤康則キナンゼネラルマネージャーは

加藤康則・KINAN Cycling Team ゼネラルマネージャー

「バンクリーグの立ち上げに際し、日本競輪選手会、各競輪場関係者のみなさまにさまざまなご協力をいただきましたこと、心より感謝申し上げます。
われわれサイクルロードレース関係者は、公益財団法人JKAからの補助金があってはじめてレースを走ることができている点を改めて認識しなくてはなりません。バンクリーグの盛り上がりがサイクルロードレースのみならず、自転車競技全般へと広がり、それがサイクルスポーツ観戦の文化発展に一石を投じ、さらには競輪とロードの業界間の懸け橋となり、どちらも競技として飛躍・向上していければ、これほど幸せなことはありません。
バンクリーグ開催の実現に向けて、テストライドを含めてご協力くださったチーム関係者・選手のみなさま、何度もテストを実施した一宮競輪場の関係者・選手会のみなさま、本当にありがとうございました。この日を迎えられたことは、本当にみなさまのおかげです」

出場予定チーム監督代表挨拶 安原昌弘・マトリックスパワータグ監督

出場予定チーム監督代表として安原昌弘・マトリックスパワータグ監督がコメント

「昨年8月にトラックフェスティバルとしてリハーサルイベントが行われましたが、その数年前から発起人の加藤さんとはテストを重ねに重ね、選手たちにも協力してもらって、誰もが見て楽しめるもの、分かりやすいルールを目指してきました。いよいよ、バンクリーグとしてお見せできるところまでやってきました。選手・監督、みんなが開幕を心待ちにしています。
普段、われわれが走っているロードレースはエキサイティングで、見ていてもおもしろいスポーツだと思います。ただ、バンクリーグは野球やサッカーなどと同様に“スタジアムスポーツ”として、ひと味違った楽しみ方ができることでしょう。レースの合間の演出もきっと喜んでいただけるはずです。お酒を飲みながら、ちょっとばかり選手を野次ってみたりしながらレースを観戦してみてください。
ときどき、私も実況席でマイクを執って、選手の走りよりも熱い話をしたいと思いますので、そちらもご期待ください!」

出場予定チーム 監督ミニトークセッション
加藤発起人の進行のもと、出場予定チームの監督たちが本番に向けた意気込みやレース展望をディスカッション。その気になる中身とは…。各チーム監督のコメントを抜粋。
愛三工業レーシングチーム 西谷泰治テクニカルディレクター
「われわれのチームにはトラック出身のスピードに長ける選手が数名在籍していますが、バンクリーグに限ってはトラック競技で身につけたスキルや戦術が必ずしも反映されるとは限らないと感じています。トラックの中距離種目であれば個々の戦いとなる側面が大きいですが、バンクリーグはチーム対戦形式である点で大きな違いが生まれてくると考えています。作戦を立てるのが難しいですが、まずは昨年のトラックフェスティバルでの戦い方をベースに組み立ててみようと思います」
宇都宮ブリッツェン 清水裕輔監督
「昨年のトラックフェスティバルは宇都宮開催で、チームにとってホームであったこと、さらには宇都宮競輪場が500mバンクだったことで、ロードメインの選手たちにとってもコーナーリングや番手争いで他の周長(333mや400mなど)のバンクほど難易度が高くはなかったのかなと振り返っています。今後333mや400mのバンクで開催されるようになっていくと、トラック競技経験者がより有利になると思います。ですので、チームとしてはロードのスピードを生かしながら、バンクに合った走り方を身につけていきたいと考えています」
KINAN Cycling Team 石田哲也監督
「これまで総合系ライダーを多くそろえてきたチーム編成ですが、2019年からは平地系ライダーも多く獲得し、バンクリーグへも万全の態勢で臨むことができます。ロードをメインとしたスピード強化の過程で、バンクリーグでも上手く戦っていけたらと思っています」
シマノレーシング 野寺秀徳監督
「私たちは1973年発足の歴史と伝統を誇るチームです。これまでの歩みの中で、多くのオリンピック選手、そして多くのトラック選手を輩出してきました。最近はロードメインのチーム体制になりましたが、かつてトラック最強を誇ったOBの方々からも叱咤激励をいただきながら活動をしています。それは、多くのチームが強化を進める中にあって、シマノレーシングが存在感を見せていけるかどうかという意味でもあります。チームには高校・大学でトラックをメインに走ってきた選手が多く、彼らはいまもトラックへの意欲が強いです。昨年のトラックフェスティバルには出場しておらず、今年が初参戦となりますが、ユニークなルールの中でいかにして戦うか、まずはトラック経験者のモチベーションをベースに勝負へ挑みたいと思っています」
那須ブラーゼン 岩井航太ゼネラルマネージャー
「トラックフェスティバルでは地脚の面で他チームに劣ってしまったのですが、3ポイントゲームとなってよりスピードが試される戦いになると予想しています。うまくレースを展開して、イベント全体の盛り上がりに寄与できるよう取り組んでいきたいと思います」
チーム ブリヂストンサイクリング 六峰亘監督
「トラックの日本代表選手が多数所属していますので、彼らを軸にメンバー編成して臨みたいと考えています。必然的に優勝が期待されると思いますが、まずは選手たちが持ち味を発揮すること、さらには短期決戦の中でロード選手の奇策に注意を払いながら戦うこと、そして目標として全勝優勝を掲げて走りたいと思います」
マトリックスパワータグ 安原昌弘監督
「トラック競技を専門的に見ていけば、チーム ブリヂストンサイクリングが圧倒的に有利。ただ、KINAN Cycling Team・加藤GMと私とで何度もテストをしてきたように、われわれ2人はルールを変えられる権限を持っているわけです(場内笑い)。冗談はさておき、レースではロードバイクを使用するので、ロードメインの選手たちにも勝機はあるのではないかと感じています。はじめのうちは選手・チームともに楽しく取り組むでしょうけれど、将来的にバンクリーグメインのチームが生まれているかもしれません。それくらい選手・監督、関係者みんながバンクリーグにガチなのです。みんなの本気度も含めて、見る人たちには楽しんでほしいですね」

eバイクでめぐる三嶋大社食べ歩きサイクリング

ミヤタサイクルがeバイクファンライドを2019年5月14日(火)、19日(日)、6月5日(水)、23日(日) に開催する。今回の目的地はサイクルトレインを使って、源頼朝が挙兵に際して祈願を寄せたことで有名な三嶋大社。

源頼朝が挙兵に際し祈願を寄せたことで有名な三嶋大社

日本国内での独占販売権を有するMERIDA(メリダ)の試乗・展示施設、静岡県伊豆の国市のMERIDA X BASE(メリダ・エックス・ベース))でMERIDA CYCLING ACADMY(メリダ・サイクリング・アカデミー)を開設し、地域へのスポーツ自転車文化の浸透と発展を促進するプログラムを定期的に開催している。

今回のサイクリングは、伊豆箱根鉄道のサイクルトレインに自転車を積み込み三島駅に移動。サイクリングのスタート地点三島駅から白滝公園、水辺の文学碑、柳が並ぶ桜川を左手に眺めながら約10分の道のりを経て、商売繁盛・五穀豊穣の神様で源頼朝が挙兵に際し祈願を寄せたことで有名な三嶋大社へ。

草餅『福太郎』

参拝後は草餅『福太郎』を味わい、いよいよ日本一の大吊り橋『三島スカイウォーク』まで1時間の登坂サイクリング。箱根西麓ののどかな田園風景やノスタルジーあふれる箱根旧街道など魅力満載のコースをeバイクの快適な電動アシストで楽しむ。

『三島スカイウォーク』では地元伊豆の国市で人気の『いちごプラザのいちご大福』と富士山と駿河湾のパノラマビューを満喫。

コース長20km、高低差400mのルートだが、最新のeバイクを使用するため、初中級者でも無理なく楽しめる設定となっている。 

参加予約は4月10日(水)よりMERIDA X BASE公式HPの予約ページで受付を開始する。

三島スカイウォーク

MERIDA X BASEとは

『MERIDA X BASE(メリダ・エックス・ベース)』は静岡県伊豆の国市に位置し、「XCITING(EXCITING)」「XCELLENT(EXCELLENT)」「XPERIENCE(EXPERIENCE)」の3つのXを掲げ、その卓越した技術力と商品力を持つMERIDAの「楽しさ」を「最高」の環境で「体験」することができる、国内外では他に類を見ない規模のスポーツバイクの試乗・展示施設。スポーツバイク市場を盛り上げ、伊豆半島全体をサイクリングで活性化することを目指す。

トヨタがジロ・デ・イタリアのオフィシャルカーに

ジロ・デ・イタリアなどの自転車レースを主催するRCS社が主催する全レースにおいて自動車メーカーのトヨタと2019年から2年間のオフィシャルカー契約を結んだ。4月8日にイタリアのミラノで発表した。イタリアのフィアット・アルファロメオグループに取って代わることになる。

RCSメディアグループのウルバーノ・カイロCEOとトヨタイタリアのマウロ・カルッキオCEO ©LaPresse

RCSメディアグループのウルバーノ・カイロCEOは、「数年間にわたって国際化を推進してきたジロ・デ・イタリアが、世界有数の自動車メーカーと契約できてこれ以上の喜びはない」と語る。
「トヨタはジロ・デ・イタリアだけではなく、他のRCS主催レースとも契約を結んでくれた。このパートナーシップは、ジロ・デ・イタリアと我が社の社会的責任である持続可能なモビリティにかかるグループプロジェクトを強化する意味で非常に重要だ。トヨタのハイブリッドカーと革新的な車は、これらの未来志向のプロジェクトで我々をサポートしてくれる。このコラボレーションは実りあるものとなり、両社の利益になると確信している」

レースで使用されるのはトヨタRav 4ハイブリッド、カローラ・ツーリングスポーツハイブリッド。

トヨタRav 4ハイブリッド ©LaPresse
カローラ・ツーリングスポーツハイブリッド ©LaPresse
ジロ・デ・イタリアのオフィシャルカーにトヨタ ©LaPresse