水谷壮宏が2019年からNIPPO・ヴィーニファンティーニ・ファイザネの監督に就任

日本を代表するスプリンターとして活躍し、引退後は日本籍のUCIコンチネンタルチーム・ブリヂストンアンカーで監督を務め、多くの勝利を導いた水谷壮宏(みずたにたけひろ)が2019シーズン、NIPPO・ヴィーニファンティーニ・ファイザネの監督に就任する。

水谷壮宏【中央】がNIPPO・ヴィーニファンティーニ・ファイザネの監督に就任

水谷監督は幼少期を過ごした香港でトライアスロンや自転車ロードレースに出会った。中学卒業後にフランスへと渡り、単身でプロへの道を切り開いた経歴をもち、現在もフランス在住。2006年に現役を引退し、2013年から17年まで、ブリヂストンアンカーで監督として活躍。2018年は半年間、中国の自転車競技連盟からの要請で中国ナショナルチームのコーチとして活動した。NIPPOとも関係が深く、1998年はフランス拠点のNIPPON HODO-BESSONの主力選手として、現在ワールドツアーチームの監督を務めるフィリップ・モデュイらと活躍した実績をもつ。

2019シーズンに向け、イタリア人メンバーで実施されたヘルスチェックから、水谷監督はチームに合流し、監督間でのスケジュールミーティング等、シーズン開幕に向けて準備を進めている。

水谷壮宏監督のコメント
来季は選手時代に大変お世話になった大門宏さんのもと、NIPPOをメインスポンサーとするNIPPO・ヴィーニファンティーニ・ファイザネで監督を務めることになり、光栄に思っています。来季からワールドツアー、プロコンチネンタルチームの監督(スポーツディレクター)に義務付けられるUCI主催のスポーツディレクターコースを受講し、ワールドツアーレースで必要とされる監督ライセンス取得(日本人では福島晋一監督のみ取得済み)を目指すという目標もあり、貴重な機会をいただけたことに感謝しています。

自転車競技界でもっとも厳しいヨーロッパにおいて、プロコンチネンタルチームを運営し、日本人選手が世界に挑戦できる環境を築き上げた大門さんの努力は計り知れないものです。15歳からフランスに渡り、夢であったヨーロッパでプロになり、そして引退後はコンチネンタルチームの監督として歩んできた自分自身の経験からも、それがたやすいではないことをよく心得ています。

現在、日本の自転車競技界では、東京オリンピックでの活躍やツール・ド・フランス出場などに向けて、多くの勝利=UCIポイント獲得、日本人選手の育成などが期待されていますが、そこには多くの問題点や壁が存在しています。立場を与えられたからには、厳しい課題に立ち向かいながら責任をもってそこをめざしていく所存です。

NIPPO・ヴィーニファンティーニ・ファイザネは、ワールドツアーへの出場も可能なカテゴリーのプロチームです。監督が5名、多くのスタッフで世界中のレースを分担することや厳しいドーピングコントロールに対するチームに課せられたルールなど、自分にとってはあらゆる面で初体験ですが、私が望んでいた環境が全てそろっています。またヨーロッパだけではなくワールドワイドにレース活動を行い、世界のトップレベルの選手と争い、日本人選手が強くなれる可能性は無限です。この新天地で、自分の経験を生かして、チーム目標の達成と日本人選手育成に努め、新たに歴史的にも自転車競技文化が深く根付くイタリアで多くのことを学び、少しでも日本の自転車競技界の躍進に献上していきたいです。

初心者にやさしいトレックコンセプトストア「バイクプラス所沢店」12月14日開店

首都圏に5店舗を展開するトレックコンセプトストアの「バイクプラス」が所沢店を12月14日(金)にオープンさせる。

バイクプラス所沢店

所沢店では、これからスポーツバイクを始めたいという人が気軽に立ち寄れるようなお店を目指していて、試乗車も多数用意している。それぞれのサイクリストの用途に合わせて、車種選びを徹底サポート。購入後も30日間満足保証、1年間再調整無料、1年間フィッティング関連工賃無料などアフターサービスが充実している。

また経験豊富なスタッフが多数在籍していて、TREKプレシジョンフィット認定フィッターによる最適なサイズフィッティングもあるので、楽しく快適にスポーツバイクが楽しめる。女性スタッフもいるので女性サイクリストも安心。
 
入間川サイクリングロード、 狭山湖、多摩湖、飯能・秩父方面などフィールドにも近く、すでにスポーツバイクを楽しんでいる人も気軽に立ち寄れる立地であり、スタッフも普段からロードバイクやクロスバイク、マウンテンバイクを楽しんでいるという。

■バイクプラス所沢店
住所:〒359-1101 埼玉県所沢市 北中1-190-4
電話:04-2968-4141(12月上旬開通予定)
FAX:04-2968-4143(12月上旬開通予定)
バイクプラス所沢店のホームページ
アクセス: 国道463号線沿い。所沢から入間方面に進み、小手指陸橋北を過ぎて約400m。
ユニクロ所沢北中店・AOKI所沢小手指店のはす向かい。駐車場7台あり。
電車は西武池袋線小手指駅北口から1.3km(徒歩17分)

新城幸也ファンライド&ファン交流イベントが12月2日開催…募集開始

バーレーン・メリダに所属する新城幸也とのファンライド&ファン交流イベントが12月2日(日)にMERIDA X BASE(静岡県伊豆の国市)で開催される。主催はメリダの代理店であるミヤタサイクル。11月22日(木)17時から参加申し込みが始まった。

新城幸也選手ファン交流イベントin MERIDA X BASE
■開催日時:2018年12月2日(日)
■会場:MERIDA X BASE
静岡県伊豆の国市田京195-2 道の駅伊豆のへそ内
■内容:
9:00 ファンライド受付開始
10:00-12:00 ファンライド
15:30-17:00 ファン交流イベント
新城幸也選手&栗村修氏 対談トークショー
記念写真撮影会
サイン会(グッズ購入者先着30人限定でサイン会参加チケットを進呈)
■ファンライド参加方法:
MERIDA X BASE 公式HP上の予約サイトで申し込み
会費:1人1万円(税込)
人数:先着限定10人
内容:食事(軽食、昼食)、自転車レンタル、記念品(ポディウムキャップ=4000円相当)

Bad Boy 3…40Cタイヤ採用で快適性を高めた元祖アーバンバイク

キャノンデール・ジャパンは、マットブラックの元祖アーバンバイク、Bad Boy 3を追加発売した。

キャノンデールのBad Boy 3

Bad Boy 3は、移動手段における環境負荷を軽減するエコと、スタイリッシュに自分をアピールしたいというエゴの両立を求める都市生活者のための一台。27.5インチホイールで剛性が高く、硬すぎると感じられる場合もあった乗り心地を、タイヤの太さを35Cから40Cにアップデートすることで快適性を高めた。

Bad Boyの代名詞となったステルス戦闘機のようなマットブラックはそのままに、リフレクターデカールを採用し夜間走行の安全性を確保している。また、日常的なアーバンユースで傷のつきやすいトップチューブ側面にはバイクを守るリフレクティブバンパーを搭載している。

Bad Boyシリーズの特徴
●MTB シーンを席巻していたVOLVO CANNONDALE チームのトレーニング用バイクとして誕生
●マットブラックのフレームとあらゆるパーツを黒にしたスタイリッシュなカラーリング
●周囲が二度見するレフティフォーク(左サイドしかないキャノンデール独自の片持ち式フォーク)
●軽さとタフさを合わせ持つアルミフレーム
●ロードバイクのスピード感とMTB のタフさを合わせ持つ27.5 インチホイール(歩道の段差や工事跡なども気にせず走行可能)

Bad Boyシリーズは、2000年のデビュー以来、センセーショナルなマットブラックにブラックロゴのフレーム、ハンドルやホイールなどあらゆる箇所を黒ずくめにした、革新的でスタイリッシュなアーバンコミューターとしてジャンルを確立した自転車史に残る存在。

グラベルロードのエントリーモデル、Checkpoint ALがトレックから登場

トレック・ジャパンは、グラベルロードのエントリーモデルとして、まったく新しいCheckpoint ALシリーズを発売する。

Checkpoint AL 3 11万9000円(税別)

オンロードバイクカテゴリーが成熟する中、米国やヨーロッパを中心に舗装路に飽きたロードバイカーの新たな遊びとしてグラベルライドが大きなムーブメントとなっている。日本でも流行の兆しを見せていて、トレックは2018年3月にグラベルロードCheckpointを発売し、その汎用性から人気を博している。

発売するCheckpoint ALは、10万円台前半の価格で、Checkpointのよさを損なわずに提供し、ロードバイカーやマウンテンバイカーのセカンドバイク、また1台目のスポーツバイクとしての選択肢となる。グラベルライドはもちろん、日々の通勤からシティライドまで幅広く使える1台に仕上がっている。

便利な数多くのマウントに別売バッグやラックを簡単に取り付けられる

フレームは軽量で強いAlpha 200シリーズアルミフレームを採用。Checkpoint SLやCheckpoint ALRよりもややアップライトなジオメトリーは、初めてのロードバイクでも不安を持たずに乗りこなせる。前後12mmスルーアクスル、フラットマウントディスクブレーキなどの最新規格を採用。タイヤはシティライドに最適な32cのスリックタイヤを採用しながら、35cのタイヤ幅まで対応している。この価格帯においても、ホイールはボントレガーのチューブレスレディホイールを装備していて、タイヤを低圧にして本格的なグラベルやシクロクロスに挑むこともできる。

Checkpoint AL 4 13万9000円(税別)

Checkpoint AL 4
価格:13万9000円(税別)
サイズ:44, 49, 52, 54, 56, 58
カラー:Battleship Blue
ドライブトレイン:Tiagra
ブレーキ:Shimano RS405 油圧ディスク
●Checkpoint AL 4の詳細サイト

グラベルライドから通勤バイクまで幅広く使える

Checkpoint AL 3
価格:11万9000円(税別)
サイズ:44, 49, 52, 54, 56, 58
カラー:Olive Grey
ドライブトレイン:Sora
ブレーキ:Tektro C550 Spyre 機械式ディスク
●Checkpoint AL 3の詳細サイト

ミッチェルトン・スコットが使用するPIRELLI P-ZERO VELOチューブラー発売

ミッチェルトン・スコットがツール・ド・フランスで使用した、トレッドにソフトコンパウンドを採用したレース用チューブラータイヤ、P-ZERO VELOがPIRELLI(ピレリ)から市販された。1万5000円(税別)。

ミッチェルトン・スコットはピレリを使用する

ハンドリング、グリップ、パフォーマンス、クオリティのすべてにおいて一切妥協することなく、サイクリストの高いレベルのリクエストに応えるタイヤをリリースするPIRELLI。「P ZERO VELO TUB(Pゼロヴェロ チューブラー)」はPIRELLIから新たに発表された待望のチューブラータイヤで、さらに高いグリップ力と優れた転がり抵抗を追求したハイパフォーマンスレーシングタイヤ。

従来より使用されてきたPIRELLI開発の「SmartNET Silica(スマートネットシリカ)」テクノロジーは、ドライコンディションとウェットコンディションの両方で優れたグリップ性と耐パンク性能を発揮するが、新たに登場した、より柔らかな専用コンパウン”YELLOW SOFT”コンパウンドと結びつくことでさらに高いグリップ力と、優れた転がり抵抗を兼ね備え、まさに比類なき走行性能を手にした。その異次元の性能はツール・ド・フランス以降PIRELLIタイヤを採用し、大躍進を遂げたミッチェルトン・スコットにより完全に証明された。

究極のレーシングタイヤを求める、シリアスレーサーの要望に応えるために設計された「P ZERO VELO TUB(P ゼロヴェロ チューブラー)」は、まるで永遠に切れ間なくアップダウンが続くかのような丘陵地帯、プロトンから解き放たれ最高速を争う極限のスプリント、切りたった山々を縫うように走る山岳コース、時速100kmを超える決死のダウンヒルなど、3週間にも及ぶグランツールの厳しい環境の中でその実力を証明した。

あらゆるコンディションで高いグリップ力と、優れた転がり抵抗を持続するSmartNET Silica(スマートネットシリカ)テクノロジーと、F1シーンでもソフトタイヤの代名詞として使用される”YELLOW SOFT”コンパウンドとが完璧に結びつき、よりハイパフォーマンスなレーシングチューブラータイヤとして誕生し、あらゆる極限の状況でもグリップとコントロール性を失うことなく、最高峰の走行性能を維持することが可能。

P ゼロヴェロ チューブラー

またFUNCTIONAL GROOVE DESIGNのトレッドパターンはチューブラータイヤに最適化された専用のデザインを採用し、コアスパン320tpiの精細なケーシングはしなやかな乗り味と、最高レベルの路面追従性を約束。走行性能の追及は耐久性にも及び、トレッド直下にはアンチパンクベルトを内蔵しパンクリスクを軽減しながらも、驚異的な軽さ、圧倒的な路面追従性や快適性を犠牲にすることはない。

サイズ:28”x25mm、28mm
ケーシング:コアスパン320tpi/アラミド強化ケーシング
コンパウンド:スマートネットシリカ+イエローコンパウンド
チューブ:ラテックス
バルブ高:48mm
重量:275g(25mm)、305g(28mm)

P ゼロヴェロ チューブラー