京都府八幡市の堤防で数社合同の無料試乗会開催へ

京都府八幡市にある堤防で、宇治川(淀川)と木津川の合流部に全長1.4kmにわたって2つの河川を区切るように設置されている背割堤を会場としたスポーツバイク試乗会、「背割堤スポーツバイクデモ」が開催されることになった。豊かな河川環境を有効に使うこと、その素晴らしさを認知してもらうことはもとより、無料の試乗会を通じて自転車と素晴らしさを体験してもらい、自転車に乗るルールとマナーの啓蒙活動を目的に開催する。

京都府八幡市の背割堤で無料試乗会が行われる

東京近辺では、自転車試乗やサイクリングを安全に楽しめる場所として荒川・彩湖周辺が知られている。大阪・京都周辺に同様なエリアがないかと探していたところ、背割堤のエリアが活用できることになったという。スポーツバイクの需要の底辺の拡大、楽しみ方やマナーの訴求という意味でも、今後活用していきたいという。

背割堤スポーツバイクデモ
■日時
2018年9月23日(日曜日)
10月28日(日曜日)と11月24-25日(土・日曜日)は予定
■場所:〒614-8307京都府八幡市八幡在応寺背割堤
■時間:10:00~16:00
■9月25日の試乗可能ブランド
サーベロ、ラピエール、MASAI、KHS、FreeAgent、Manhattan、Gusto、MBK、Tommasini、Casati、Calamita
■出展企業:東商会・KHSジャパン・エムティシー・サイクルラインズ・アクションスポーツ
■申し込みは各ブランドのウエブサイト・フェイスブックなどを参照
■試乗参加者へ
1)一般の歩行者の通行も予定されていますので、譲り合いとシェアロードの精神を忘れずに
2)当日でも試乗可能ですが、事前の事前申し込みのお客様を優先
3)京都府では【京都府自転車の安全な利用の促進に関する条例】が定められており、受付時あるいは申込時に日常生活賠償責任保険の加入の有無を確認させていただきます

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ベンジャミン・キング初優勝…ブエルタ・ア・エスパーニャ第4ステージ

第73回ブエルタ・ア・エスパーニャは8月28日(火)、ベレス・マラガ~アルファカル間の161.4kmで第4ステージが行われ、ディメンションデータのベンジャミン・キング(米国)がアスタナのニキータ・スタルノフ(カザフスタン)をゴール前で振り切って初優勝した。

ベンジャミン・キングが初優勝 © Luis Ángel Gómez

大会最初の山岳ステージで2選手はスタート直後に形成された9人の第1集団に加わり、ゴールまで後続の大集団に追いつかれずに逃げ切った。

「スタルノフはボクが総合1位のリーダージャージーを取るかわりに、区間優勝を譲ってもらいたかったようだが、ボクだってグランツールの1勝は最大の目標だ」とキング。チームの運営方針により、この勝利によってアフリカの恵まれない子どもたちに自転車がプレゼントされることになる。「それもモチベーションだった」(キング)

首位を守ったクビアトコウスキー © Luis Ángel Gómez

総合成績ではスカイのミハウ・クビアトコウスキー(ポーランド)が難なく首位を守った。

ブエルタ・ア・エスパーニャ第4ステージ © Luis Ángel Gómez

●4賞ジャージ
マイヨロホ(個人総合成績)ミハウ・クビアトコウスキー(ポーランド、スカイ)
マイヨベルデ(ポイント賞)ミハウ・クビアトコウスキー(ポーランド、スカイ)
マイヨルナレス(山岳賞)ルイスアンヘル・マテ(スペイン、コフィディス)
□マイヨブランコ(コンビネーション賞)ミハウ・クビアトコウスキー(ポーランド、スカイ)

🇪🇸ブエルタ・ア・エスパーニャの特集サイト
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女子チームパシュートで日本は3位…アジア競技大会

ジャカルタ・アジア競技大会は11日目となる8月28日、自転車トラック競技・女子チームパシュートが行われ、日本が銅メダルを獲得。女子は1回戦を橋本優弥(鹿屋体育大)、吉川美穂(Live Garden Bicistelle)、梶原悠未(筑波大)、鈴木奈央(日本競輪選手会静岡支部)のメンバーで挑み、中国に敗北したものの、走行タイムにより香港との3位決定戦に進出。3位決定戦では鈴木に代わって中村妃智(日本写真判定)がメンバー入りし、香港に勝利。銅メダル獲得となった。

アジア競技大会女子チームパシュートを走る日本チーム ©2018 JCF

梶原悠未のコメント
金メダルをねらっていたため、銅メダルになってしまったことに悔しさは残っている。予選では隊列が乱れ、反省点が残る走りだった。1回戦で対戦した中国とは、予選のタイムを見ても戦える自信はあった。中国に勝って決勝に進みたかったが、後半にペースが落ちてしまい2秒ほど及ばず、3位決定戦に回ることになった。3位決定戦では、メダルを確実に獲得することを目標に走った。今回は全員の脚がそろっていない状態だったが、それでもチームとしてメダルを取れるということを証明できたことはよかったと思う。明日のオムニアムでは絶対に金メダルを取りたい。

アジア競技大会女子チームパシュートで日本は3位 ©2018 JCF
アジア競技大会のチームパシュートに出場した日本チーム ©2018 JCF

女子ケイリンの太田りゆ(日本競輪選手会)は8位、前田佳代乃(京都府自転車競技連盟)は13位。

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アジア競技大会男子チームパシュートで日本は3位

ジャカルタ・アジア競技大会は11日目となる8月28日、自転車トラック競技・男子チームパシュートで日本が銅メダルを獲得。今村駿介(中央大)、一丸尚伍、近谷涼、橋本英也(ブリヂストンサイクリング)の男子は、前日の予選では5位に沈んだものの、この日は橋本が沢田桂太郎(日本大)に代わり出場。1回戦では今回のベストとなる4分04秒222の走行タイムでカザフスタンとの3位決定戦へと進み、安定した走りでカザフスタンを下して銅メダルを獲得した。

アジア競技大会男子チームパシュートを走る日本チーム ©2018 JCF

チームパシュートは4人1組でチームを組み、4kmの走行タイムを競う競技で、先頭交代をしながら走り、3番手の選手のフィニッシュで計測される。基本は対戦形式だが、今大会では予選1位と4位、2位と3位が1回戦で対戦し、勝者が決勝戦へ進み、残りのチームのうち1回戦の走行タイム上位2チームが3位決定戦へと進んだ。

アジア競技大会男子チームパシュートで日本は3位 ©2018 JCF

橋本英也のコメント
最低限の結果を出すことができた。今日は有酸素運動に強い自分がメンバーに入り、確実に銅メダルをねらえる作戦で走った。調子はいいのでディフェンディングチャンピオンとして出走するオムニアムでは優勝をねらいたい。優勝する自信はある。

アジア競技大会のチームパシュートに出場した日本チーム ©2018 JCF

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ビビアーニがブエルタ・ア・エスパーニャ初優勝…首位はクビアトコウスキー堅持

第73回ブエルタ・ア・エスパーニャは8月27日(月)、ミハス~アラウリンデラトレ間の178.2kmで第3ステージが行われ、クイックステップフロアーズのエリア・ビビアーニ(イタリア)が得意のゴール勝負を制した。5月のジロ・デ・イタリアで区間4勝、大会通算で5勝をマークしているスプリンターだが、ブエルタ・ア・エスパーニャで勝利したのは初めて。

ビビアーニがブエルタ・ア・エスパーニャ初優勝 © Luis Ángel Gómez

2017年はプロチーム最多の通算57勝、グランツールではなんと15勝を挙げたクイックステップチーム。主力メンバーだったキッテルとトレンティンが他チームに移籍しても、メジャーレースで勝利を量産し続けている。この日は上り坂も多いルートだったが、強力なアシスト陣が逃げ切ろうとする選手をすべて吸収し、大集団のゴール勝負に持ち込んだ。「チームの働きぶりに感謝しかない」とビビアーニ。

マイヨロホを着るクビアトコウスキーと、それをマークするモビスターチーム © Luis Ángel Gómez

総合成績では前日に首位に立ったスカイのミハウ・クビアトコウスキー(ポーランド)がその座を守った。

山岳賞ジャージを着るコフィディスのマテ © Luis Ángel Gómez

●4賞ジャージ
マイヨロホ(個人総合成績)ミハウ・クビアトコウスキー(ポーランド、スカイ)
マイヨベルデ(ポイント賞)ミハウ・クビアトコウスキー(ポーランド、スカイ)
マイヨルナレス(山岳賞)ルイスアンヘル・マテ(スペイン、コフィディス)
□マイヨブランコ(コンビネーション賞)ミハウ・クビアトコウスキー(ポーランド、スカイ)

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キナンがツール・ド・北海道出場候補を発表…最終的にキャンプで選考

キナンサイクリングが9月7日から9日まで北海道で開催されるツール・ド・北海道(UCIアジアツアー2.2)に臨むロングリスト(出場候補選手)を明らかにした。8選手は8月27日から9月3日までの日程で、北海道内でのトレーニングキャンプを実施。レースコースの試走も行い、各選手のコース適性を見極めながら大会に臨む5人のメンバーを選考していく。

©︎KINAN Cycling Team

ツール・ド・北海道は3月に開催されるツール・ド・とちぎ(UCI2.2)、5月に開催されるツアー・オブ・ジャパン(UCI2.1)、6月に開催されるツール・ド・熊野(UCI2.2)とならび、日本国内で開催される国際自転車競技連合(UCI)公認の国際ステージレース。これらを「国内4大ツアー」とし、日本の多くのチーム・選手はシーズンの重要レースとして位置付けている。

2018年で32回目を迎える大会は、北海道中央部の大雪山を3日間かけておおよそ1周するルートが採用された。9月7日に旭川市で開幕し、9日に同市近郊の当麻町でフィナーレとなる、総距離536kmで争われる。

今回は3ステージともに大雪山系の険しい山々を通過した後に、フィニッシュめがけてのダウンヒルが待ち受ける。勝負の観点からはクライマーはもとより、レース終盤のスピード勝負となればスプリント力のある選手にもチャンスがめぐってくる可能性のあるルート設定となっている。それを受けてキナンは候補選手として8選手をセレクト。前回大会覇者のマルコス・ガルシアや、日本チャンピオンジャージを着用する山本元喜など、あらゆるレース展開を想定してのリストアップとなった。

チームとして2017年に続く個人総合2連覇を目指して、準備のペースを上げている。キャンプ期間中はチーム公式WEBで各日レポートを掲載する予定。

KINAN Cycling Team ツール・ド・北海道2018 ロングリスト
山本元喜
中西健児
マルコス・ガルシア
サルバドール・グアルディオラ
雨乞竜己
トマ・ルバ
中島康晴
新城雄大

ツール・ド・北海道の公式サイト

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