アブダビツアー第4ステージ…デニスが最速ラップで首位へ【動画】

UAEで開催されている5日間のステージレース、第4回アブダビツアーは2月24日、第4ステージとして距離12.6kmの個人タイムトライアルを行い、BMCのローアン・デニス(オーストラリア)が14分21秒の最速タイムで優勝。平均時速は52.682km。総合成績でもクイックステップフロアーズのエリア・ビビアーニ(イタリア)を逆転して首位に立った。

アブダビツアー第4ステージ。タイムトライアルで最速タイムをたたき出したローアン・デニス ©LaPresse – Massimo Paolone

個人タイムトライアルの世界チャンピオンであるサンウェブのトム・デュムラン(オランダ)は、途中の通過タイムで1位を記録したが、メカニックトラブルで31秒をロス。優勝を逃した。

「とても強い風が吹き荒れて難しいレースだった」とデニス。
「このレースを走るのは予定外だったが、とてもいい感じで乗れているので、5月のジロ・デ・イタリアに向けてさらに調子を上げていきたい」

アブダビツアー第4ステージ。タイムトライアルで最速タイムをたたき出したローアン・デニス ©LaPresse – Massimo Paolone

アブダビツアー第4ステージ

アブダビツアー第4ステージ。タイムトライアルの世界チャンピオン、トム・デュムランがスタート ©LaPresse – Massimo Paolone

アブダビツアー第4ステージは個人タイムトライアル

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伊豆大島まで期間限定往復2900円の大型客船でサイクリングに行こう

首都圏から気軽に行ける自転車パラダイスとして人気の伊豆大島に、4月8日までの期間限定で往復2900円(税込み)という大型客船キップが東海汽船から販売されている。輪行袋に入れれば手荷物料金なし。片道1500円で自転車をそのまま持ち込めるサービスもある。

大型客船は早朝に伊豆大島に着岸。午後2時過ぎの東京行きまで存分に走り回れる

東京の竹芝客船ターミナルを22時に出航し、大島に翌日午前6時に到着。午後2時30分に帰路の便が大島を出航し、平日午後7時・土日午後7時45分に竹芝に到着する。伊豆大島の滞在時間は8時間半なので、大島一周46.6kmを走っても、温泉で汗を流し、食事をする余裕がある。

夜行の大型客船となるが、2等リクライニングシート限定となる。また宿泊希望者は大島温泉ホテルを1泊8870円(こども5810円)=2名以上の場合=で利用できる。

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バウハウスがアブダビツアー第3ステージV。ビビアーニ首位堅持【動画】

UAEで開催されている5日間のステージレース、第4回アブダビツアーは2月23日に距離133kmの第3ステージを行い、サンウェブのフィル・バウハウス(ドイツ)がゴール勝負を制して優勝。前日に総合成績でトップに立ったクイックステップフロアーズのエリア・ビビアーニ(イタリア)は、タイム差なしの4位。バウハウスら区間3位までの選手がボーナスタイムを獲得したが、前日までの貯金を利してその座を守った。

アブダビツアー第3ステージ ©LaPresse – Fabio Ferrari

「これだけの強豪スプリンターがそろうなかで勝利はなかなか難しいと思ったが、アブダビに来る前の自宅でのトレーニングがよかったので栄冠をつかむことができた」とバウハウス。
「チームに今季初勝利をもたらすことができて光栄だ。明日はチームメートのデュムランが続いてくれると思う」

第4ステージは2018年から採用された個人タイムトライアル。距離は12.6kmと短いが、タイム差なしの集団スプリントばかりだったこの大会に大きな変革をもたらした。この種目の世界チャンピオンであるサンウェブのトム・デュムラン(オランダ)に注目が集まる。

アブダビツアー第3ステージはフィル・バウハウス(右から3人目)が優勝 ©LaPresse – Massimo Paolone

アブダビツアー第3ステージを制したフィル・バウハウス(中央) ©LaPresse – Massimo Paolone

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ビビアーニがアブダビツアー第2ステージを制して首位に【動画】

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ビビアーニがアブダビツアー第2ステージを制して首位に【動画】

UAEで開催されている5日間のステージレース、第4回アブダビツアーは2月22日に距離148kmの第2ステージを行い、クイックステップフロアーズのエリア・ビビアーニ(イタリア)がゴール勝負を制して優勝。ボーナスタイムを獲得したビビアーニは、総合成績でUAEエミレーツのアレクサンドル・クリストフ(ノルウェー)に並び、2日間の着順合計の優劣によって首位に立った。

アブダビツアー第2ステージを制したエリア・ビビアーニ(右) ©LaPresse – Fabio Ferrari

「ステージレースの序盤戦はまだ調子が上がりきらないので、たいてい勝つことはできないんだ。でもチームメートが抜群のアシストをしてくれたので、この日の最終局面では楽に勝利することができた」とビビアーニ。

アブダビツアー第2ステージで首位に立ったエリア・ビビアーニ ©LaPresse – Fabio Ferrari

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トレックがプレミアムeBike「Verve+」の試乗車を全国専門店に設置開始

トレックのプレミアムeBike(電動アシスト自転車)「Verve+(ヴァーヴプラス)」の出荷が本格的に始まり、その試乗車が全国に設置された。トレックのeBikeは最高のカスタマーサービスを実現するため、所定のトレーニングを終えたeBike認定販売店でのみで取り扱う。Verve+の価格は21万3000円(税別)。

■トレックと電動アシストバイク開発の歴史
欧米では電動アシスト機能を搭載したスポーツバイクが人気で、2016年のヨーロッパ市場全体ではeBikeの売上台数が前年比約122%、バイク全体の売上の約9%をeBikeが占めている。まさにマーケットを牽引する成長市場。トレックは2009年に電動アシスト機能を搭載したeBikeを本格的に欧米市場に投入。2012年からは電動アシストユニットのヨーロッパトップシェアを誇るドイツのボッシュ社とパートナーシップを組み、電動スポーツバイクのマーケットをリードしてきた。

■日本市場への投入
eBikeの日本市場への投入に向けて、ボッシュとともに「公道でのアシストは時速24kmまで」「人力:電動アシストの比率は最大で1:2」などの日本の道路交通法に適合したカスタマイズを行い、日本国内でトレック初のeBikeとしてVerve+を投入。今後、日本市場のユーザーのフィードバックを得ながら、ロードバイクやマウンテンバイクといったよりスポーティなタイプを含めた複数モデル展開を視野に入れている。

■トレックのeBike、Verve+の強み
トレックのeBikeは、電動シティバイクをスポーツバイク寄りにしたのではなく、40年以上の歴史を持つブランドのスポーツバイクフレームに電動アシスト機能を搭載することで、素晴らしいライド体験を提供できることが強みです。Verve+は「初心者の方も安心して乗り始められること」を重視したクロスバイク。前傾姿勢になりすぎないポジションのフレーム設計で、都市圏でのスタイリッシュな自転車通勤、また週末のサイクリングなどさまざまな目的に使える。

「Verve+」の試乗車設置店舗

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自転車活用推進研究会が会員募集…自転車搭乗中の保険が自動的に付帯

NPO自転車活用推進研究会が2018年度の会員を募集している。会員には自動的に「自転車活用推進研究会会員付帯保険」が付帯され、自転車搭乗中の事故による補償が受けられる。「自転車事故でも被害は深刻です。万一の備えは最低限のマナーです」と同研究会。会員にはだれでもなれる。3月10日ごろまでに手続きすれば4月1日から1年間有効になる。

主な補償は傷害入院(日額)2000円。自転車搭乗中などのみ補償で180日限度。個人賠償責任危険補償特約1億円(自己負担なし)。賠償事故解決用/示談代行サービス(賠償事故解決特約)付き。

同研究会は、自転車を有効で安全な交通手段として機能させるための総合的な政策の確立を目指しているNPO。会員の会費は年間(4月1日から翌年3月31日まで)5000円。会員は保険の自動的付帯のほか、総会の議決権、機関誌(メールマガジン)購読、主催する研究会やイベントへの参加(有料の場合は割引あり)などの特典がある。

NPO自転車活用推進研究会の入会案内サイト