スペインを舞台とした8日間のステージレース、ラ・ブエルタフェメニーナは4月30日にルセーナ〜テルエル間の130.5kmで第3ステージが行われ、マリアンヌ・フォス(オランダ、ヴィスマ・リースアバイク)がゴール勝負を制して優勝。

総合成績では前日に首位に立ったハンガリーチャンピオンのカタブランカ・バシュ(SDワークス・プロタイム)がフォスを1秒差で上回ってリーダージャージのマイヨロホを守った。





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スペインを舞台とした8日間のステージレース、ラ・ブエルタフェメニーナは4月30日にルセーナ〜テルエル間の130.5kmで第3ステージが行われ、マリアンヌ・フォス(オランダ、ヴィスマ・リースアバイク)がゴール勝負を制して優勝。

総合成績では前日に首位に立ったハンガリーチャンピオンのカタブランカ・バシュ(SDワークス・プロタイム)がフォスを1秒差で上回ってリーダージャージのマイヨロホを守った。




スペインを舞台とした8日間のステージレース、ラ・ブエルタフェメニーナは4月29日にブニョール〜モンコファ間の118.5kmで第2ステージが行われ、カナダチャンピオンのアリソン・ジャクソン(EFエデュケーション・キャノンデール)がゴール勝負を制して初優勝。

同タイムの2位に入ったハンガリーチャンピオンのカタブランカ・バシュ(SDワークス・プロタイム)が、中間スプリントで2着通過の4秒、ゴールで6秒のボーナスタイムを獲得し、総合成績で首位に立った。

バシュはMTBクロスカントリーやシクロクロスの強豪選手としてハンガリーチャンピオンのタイトルを複数回獲得。2021年の東京五輪MTBクロスカントリーではスイス勢3人に続いて4位に入った実績を持つ。

「今日は最高の脚ではなかったけど、非常にテクニカルなフィニッシュだったことは私にとってアドバンテージだった」とバシュ。
「ボーナスタイムを狙うつもりはなかったけど、中間スプリントでまず獲得できたので挑戦してみた。マイヨロホを着られるのは素晴らしいことだし、それをチームで守っていくことがこれからの目標」




第3ステージはルセーナを出発し、テルエルを目指す中程度の山岳コース。

スペインを舞台とした8日間のステージレース、ラ・ブエルタフェメニーナが4月28日に開幕。初日の第1ステージはバレンシアで16kmチームタイムトライアルが行われ、リドル・トレック(米国)が1秒より少ないタイム差でビスマ・リースアバイク(オランダ)を制して優勝。最初にフィニッシュラインを通過したガイア・レアリーニ(イタリア)が総合1位のリーダージャージ、マイヨロホを獲得した。

「私にとってもチームにとっても素晴らしい結果。満足しているけど、チームメイトの2人が最終コーナーでクラッシュしたのですべてがうれしいわけじゃない。この結果を歓迎するとともに、次のステージに期待したい」とレアリーニ。
「私たちはこれからの数ステージでマイヨロホを守っていくことは間違いなく、マドリードまで守り切るつもり。今日のようなコースは本当に平坦なので私にとってはベストではないけど、チームが完璧な戦略を持っていたので、このステージを勝つことができた」

22歳のレアリーニは2023年にトレック・セガフレードでデビュー。身長150cm、体重40kgで、山岳に強いオールラウンダー。2023年はチームエースで同じイタリアのエリーザ・ロンゴボルギーニのアシスト役として見事な働きをこなし、注目されている。

デミ・フォレリング(オランダ)を擁するSDワークス・プロタイムは1秒遅れの3位。昨年の2位フォレリングは総合13位からのスタートとなった。
カタジナ・ニエウィアドマ(ポーランド)をエースとするキャニオン・スラムレーシングは8秒遅れの4位。

第2ステージはブニョールを出発し、バレンシア県の内陸部を巡り、その後カステリョン地域に入り、モンコファに到着する。アップダウンのあるコースだが、本格的な山岳は第5ステージから。




⚫︎ラ・ブエルタフェメニーナ日程
4月28日(日)第1ステージ バレンシア 16km(チームタイムトライアル)
4月29日(月)第2ステージ ブニョール〜モンコファ 118.5km▲
4月30日(火)第3ステージ ルセーナ〜テルエル 130.5km▲▲
5月1日(水)第4ステージ モリナ・デ・アラゴン〜サラゴサ 142.5km
5月2日(木)第5ステージ ウエスカ〜ハカ 114km▲▲▲
5月3日(金)第6ステージ タラソナ〜ラ・ラグナ・ネグラ/ビヌエサ 132.5km▲▲▲
5月4日(土)第7ステージ サン・エステバン・デ・ゴルマス〜シグエンサ 139km▲
5月5日(日)第8ステージ ディストリト・テレフォニカ〜ヴァルデスキ/コミュニダード・デ・マドリード 89.5km▲▲▲
(▲は山岳の難易度)

ジロ・デ・イタリアが5月4日に開幕し、JSPORTSが全21ステージを独占生中継する。オンデマンドではスタートからフィニッシュまで完全LIVE配信。

5月には期間限定1カ月間の販売として「サイクルロードレース年間契約パック」を販売する。9カ月分の料金で、12カ月間サイクルロードレースや、特別番組を楽しむことができる。ジロ・デ・イタリアだけでなく、ツール・ド・フランスやブエルタ・ア・エスパーニャといったグランツールのほか、国外主要レースを放送する。

JSPORTSオンデマンド サイクルロードレース年間パックの料金は17,820円(税込)で、25割は適用されない。販売期間は2024年5月1日(水) ~2024年5月31日(金)、視聴期間は購入時~2025年4月30日(水)。
トレック・ジャパンがカーボンe-road『Domane+ SLR』を発売した。自然な動作でアシストし、重量は驚異の11.8kgという超軽量e-ロードバイク。6月頃入荷予定。

Domane+ SLRは外観、作動音、走行感のどれも電動アシストバイクらしくない。軽いカーボンフレームに静かなモーター、一体化したリモート、ロード専用のチューンナップを採用。ここぞというときに力強くアシストし、ロードバイクならではの走りを楽しめる1台。

驚異の軽さとコンパクトな電動システム
Domane+ SLRは、軽量デザインのフレームとコンパクトな電動システムを採用し、約11.8kgという軽さを実現。TQハーモニック・ピンリングモーターは、軽く静かでコンパクト。それでいて、山岳ルートなどのロングライドでパワフルにアシストする。

長い航続距離
Domane+ SLRは、Ecoモードで約96km走れる360Whのバッテリーを標準装備。オプションの160Whのレンジエクステンダーとの併用で、航続距離は最長約145km。

走りはまさにロードバイク
Qファクターは一般的なロードバイクとほぼ同じ。ブラケットのボタンでのモード切り替え、ロード専用のチューンナップが施されていて、フィットや走行感は従来のロードバイクそのもの。また、上り坂、向かい風、ロングライドでも自然なアシスト動作を体感できる。
路面の振動を和らげるIsoSpeed
Domane+ SLRは、ペダルバイクのDomaneで定評のある特長を採用。リアのIsoSpeedが路面からの振動を和らげ、安定性に優れたエンデュランスジオメトリーがロングライドでの快適性を高める。

太いタイヤを履けるクリアランス
最大40mm幅のタイヤを履けるため、スムーズな舗装路から固く締まったグラベルまで、路面を選ばずに走れる。
トレック最高かつ最軽量のカーボン
フレーム素材には最上級グレードの800シリーズOCLVカーボンを採用、軽量化と秀逸な走りの質を達成している。

Domane+ SLR 7
希望小売価格:1,500,000円(税込)
カラー:Matte Deep Smoke
サイズ:50, 52, 54, 56, 58
フレーム:800シリーズ OCLVカーボン
ドライブトレイン : Shimano Ultegra Di2, R8070, 11速
モーター:TQ-HPR50
バッテリー容量:360Wh

Domane+ SLR 9
希望小売価格:1,800,000円(税込)
カラー:Matte Deep Smoke
サイズ:56, 58
フレーム:800シリーズ OCLVカーボン
ドライブトレイン : Shimano Dura-Ace R9270 Di2, 12速
モーター:TQ-HPR50
バッテリー容量:360Wh
「2024ツール・ド・フランスさいたまクリテリウム10回記念大会」が11月2日、さいたま市のさいたま新都心駅周辺で開催される。4月26日に同市内でその概要が発表された。コースはさいたまスーパーアリーナのメインアリーナを初めて通過するなど見どころの多い記念大会となる。

大会を主催するさいたまクリテリウム組織委員会会長で、さいたま市の清水勇人市長、一般社団法人さいたまスポーツコミッションの遠藤秀一会長が出席し、10回記念大会での取り組みなどを語った。
「世界的なブランドを持ったツール・ド・フランスを開催してきたことは、都市・地域振興はもとより、自転車を活用したまちづくりに寄与できた。10回記念大会はみなさまとともに笑顔でレースを楽しむイベントにしていきたい。これまで積み上げてきた歴史と、新しいこれからを作る飛躍に繋げていきたい」と清水市長。

遠藤会長は、「出場選手数はこれまでとほぼ同様を考えているが、メモリアル大会であるので歴代の方々には来ていただきたい」とコメント。清水市長も「オールスターの大会」と意気込んでいて、このあたりの真意をさいたまスポーツコミッションに確認すると「過去9大会の優勝者を参加させることを検討している」という。
「すでに引退した選手もいるので招聘するすべての歴代優勝者がレースに参加できるとは限らないが、これまで応援してくれたファンのみなさんが喜んでもらえるような企画を実現したい」と語る。

どんな特別な付帯イベントが開催されるのかは現在のところ企画中で、フランスのA.S.O.と詳細を詰めながら決まるごとに発表されていくはずだ。その中でも注目されるのは初めてスーパーアリーナのメインアリーナを使用すること。厳密に言えばレースコースがあるので360度に観覧席が設けられることは不可能だが、バスケットボールのようなイメージでファンがマイヨジョーヌをはじめとしたトップ選手を取り囲むシーンが想定される。
メインアリーナをどんな動線で貫通するのか、入場無料になるのか、熱心なファンのための有料観覧席になるのかは現在検討中だ。

ツール・ド・フランスさいたまは2013年、夏に開催された第100回ツール・ド・フランスで各賞を獲得するなど大活躍したプロロード選手が出場。ツール・ド・フランスの名前を冠したイベントが行われたのはその時が世界初。コロナ禍で2020、2021年は中止となったが、2024年に10回目を迎える。
ツール・ド・フランスで激闘を展開し、マイヨジョーヌなどのリーダージャージを獲得した選手が来日。それと同時にツール・ド・フランスのエッセンスが持ち込まれ、日本にいながらにしてその興奮と感動が味わえるものとして、沿道には多くのファンが詰めかける。

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