アジアの歌姫、平原綾香が11月14日、東京の羽田空港国際線旅客ターミナルで恒例となった「羽田Sky illumination」のイルミネーション点灯式に登場。東京国際空港ターミナルの特設ステージでトーク&ライブステージに出演。大ヒット曲『Jupiter』などを熱唱した。
平原にとって羽田空港はとりわけ思い出深いところだという。
「初めて飛行機に乗って旅立ったときは、離ればなれになるといっても2週間ほどなのに、涙が出てしかたなかった。空港にはさまざまなストーリーがありますよね。感動的な出会いや別れもあるし、ケンカしているところも見かけます。いろんなドラマがあるので、そんなシーンをイメージしてこれからの曲を作りたいです」
飛行機に乗るのも大好きだが、空港そのものの雰囲気が気に入っているという。
「空港にはいい思い出がいっぱい。きょうもこうして足を運ぶと旅に出たくなります。これまでに行ったことのない国に出かけてみたいです。ちょっと方向オンチなところもあるので、無事に羽田に戻ってくることが目標ですね」
旅行に出かけるときでなくても羽田空港に足を運ぶことがあるという。気に入った飲食店で食事をしたり、ショッピングしたり。エアポートグリルのハンバーグや、吉野家の羽田空港店限定「牛重」がオススメなんていう庶民的なところものぞかせる。
「ここと国会議事堂でしか食べられないんですから」
スペシャルライブでは平原と羽田空港の地元「大田区立羽田小学校」の児童によるコラボレーションステージも実施。児童の歌唱力にビックリしながら、自らも詰めかけたファンの前で4曲を熱唱した。
「この時期にイルミネーションが点灯されるのは知っていて、毎年見に来ていました。その点灯式に呼んでもらえる日が来るとは思いませんでした。ステージ上から見ると通路を照らし出すイルミネーションがとてもきれいでした」
2018年はデビュー15年になり、一番チャレンジした1年だったという。クリスマスの予定はないというが、「家族と一緒においしいものを食べたいな」という。
「羽田空港は旅に出るときに来るだけじゃなくて、遊びに来ても楽しいと思います。1日中楽しめるところです。バレンタインデーまでやっているのでぜひみなさんも見に来てください。
今回の冬季イルミネーション装飾のテーマは「誰も見たことのない光 2018-2019 ~LIVE GATE to 2020~」。羽田国際線ターミナルの館内を彩る羽田Sky illuminationをぜひ楽しみたい。
平原綾香
2003年12月17日にホルストの組曲『惑星』の『木星』に日本語詞をつけた『Jupiter』でデビュー。
2004年の日本レコード大賞新人賞や、2005年日本ゴールドディスク大賞特別賞をはじめ、さまざまな賞を獲得。2009年にリリースした全曲クラシック曲のカバーアルバム「my Classics!」は「第51回輝く!レコード大賞」で優秀アルバム賞を獲得。
2007年9月30日、上海東方芸術センター音楽ホールで行われた日中国交正常化35周年の記念コンサート「日中携手世紀同行2007」で中国でも高い人気を誇る日本人歌手として歌唱を披露し、集まった聴衆を魅了した。
2011年「平成22年度文化庁芸術選奨文部科学大臣新人賞(大衆芸能部門)」を受賞。
『昭憲皇太后百年祭』を記念し、明治神宮境内本殿で開催された『昭憲皇太后基金チャリティ奉納演奏』で歌唱。8月、戦後70年を記念し、ハワイ真珠湾のヒッカム空軍基地フォードアイランドで開催された『長岡・ホノルル平和友好記念式典』に出席。復興祈願花火『フェニックス』のテーマソングでもある『Jupiter』を歌唱。
2019年1月からは、2014年に出演した『オペラ座の怪人』の続編ミュージカル『ラブ・ネバー・ダイ』が再演、クリスティーヌ・ダーエを演じる。父はサックス奏者の平原まこと。祖父はジャズトランペッターでホットペッパーズの平原勉。
羽田空港国際線旅客ターミナルのイルミネーション装飾開催
開催期間:2018年11月14日(水)~2019年2月14日(木)
点灯時間:16:00~24:00
展示場所:4F 江戸舞台、江戸広小路、TIAT SKY HALL前
3F 大屋根天井空間部、チェックインロビー、アクセスホール
2F 駐車場連絡通路
1F エントランスプラザ
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