世界で最も過酷な400m走が大倉山ジャンプ場で復活開催

レッドブルが北海道札幌市の大倉山ジャンプ競技場でヒルクライムのスプリントレース「Red Bull 400(フォーハンドレッド)」の世界選手権を9月26 日に開催する。スキージャンプのラージヒルを利用するヒルクライムのスプリントレースで、世界で最も過酷な400m走とも言われている。

世界で最も過酷な400mレースはもう笑うしかない ©Jason Halayko/Red Bull Content Pool

2017年世界選手権では、日本大会の女子部門を制した田中ゆかりが初代世界女王の座に就くという快挙も成し遂げている。2021年も日本を含む世界10ヵ国以上での開催を予定している。

●参加者募集は7月2日17時より

スキージャンプのラージヒルを利用するヒルクライムのスプリントレース

最高斜度37度の壁に体力の限界が試されるこのレースは2011年にオーストリアで初開催され、年々規模が拡大。日本では2017年から2019年まで3年連続で開催。2020年はコロナ禍で未開催となった。2017年世界選手権では、日本人女子の田中ゆかりが優勝した。

札幌で開催予定のRed Bull 400への招待が当たるエニタイムフィットネスとのコラボレーションキャンペーン「ステイフィットチャレンジ」も開催する。

大倉山ジャンプ台を駆け上がる参加者たち ©Suguru Saito / Red Bull Content Pool

Red Bull 400 World Championship(レッドブル・フォーハンドレッド世界選手権)
開催日:2021年9月26日(日)
8:00受付開始(イベントは16:00終了予定)
会場:大倉山ジャンプ競技場(北海道札幌市中央区宮の森1274)
内容:スキージャンプ競技場のラージヒルで行うヒルクライムのスプリントレース
コースの長さは400m、平均斜度35度、最高斜度37度
種目は、フルディスタンス個人(男子、女子)と、4×100mリレー(男子、オープン、学生チーム対抗)の5カテゴリー
個人は予選と決勝を実施、リレーは決勝のみ
※リレーの男女混合または女子のみのチームはオープンでの参加となる
定員:個人360名(男子、女子合わせて)リレー90チーム360名(男子、オープン、学生チーム合わせて)
参加資格:16歳以上の健康な男女(未成年の場合は保護者の同意が必要)
参加費:個人(一般)8000円/人・(学生)5000円/人
リレー(学生チーム対抗) 1万円/チーム
リレー(男子、オープン)1万6000円/チーム
※すべて税込み、スポーツ傷害保険含む
賞品:優勝:後日発表
副賞:Theragun Elite(フルディスタンス男女上位3名に1台ずつ)

大倉山ジャンプ台を上り切った! © Suguru Saito / Red Bull Content Pool

大会招待枠が当たるステイフィットチャレンジ

開催期間:2021年7月31日(土)まで
当選者発表:2021年8月頃
※当選者のみへ通知
参加方法:抽選フォームの申請・指定方法でのInstagram投稿で参加可能
詳細はエニタイムフィットネスのウェブサイト

対象店舗:全国のエニタイムフィットネス店舗※一部店舗を除く
賞品:

レッドブル400の参戦記をレポートしてくれた反中祐介さん © Suguru Saito / Red Bull Content Pool

A賞Red Bull 400招待券20名 ※札幌 への往復の交通及び宿泊 、参加費を含む
B賞オリジナルギフトボックス500名
備考:エニタイムフィットネス未入会の場合は、1日体験デジタルチケットを利用してキャンペーンに参加可能

ラファとスノーピークが初コラボ…アウトドアグッズ発売

高品質のキャンププロダクトでおなじみにスノーピークと、自転車アパレルのラファが初のパートナーシップを実現。ステンレス製ボトル、チタン製マグと先割れスプーンを発売した。

物に対する考えはもちろん、それぞれが深く関わっている世界で高い影響力を得てもっとよくしようと日々努力している2社のコラボレーション1年目。お互いグラベルやバイクパッキング方面へいい形でより多くのサイクリストやアウトドアファンにドアを開いていくことを目的としてコラボした。

コレクションはウェブと同時にラファ東京とラファ大阪でも販売される。

ラファ + スノーピーク カンパイボトル 1万6500円
ラファ + スノーピーク シングルウォールマグ 5300円
ラファ + スノーピーク スポーク 2200円

●ラファのホームページ

ここまでできる! ガーミンコーチの進化が止まらない

GPSと光学式心拍計で測定したトレーニングデータを無償提供アプリで解析し、個人目標を達成するために必要なトレーニングメニューを提示してくれる「Garmin(ガーミン)コーチ」の進化が止まらない。まるでパーソナルコーチをつけているように具体的なメニューが与えられ、それを着実に消化していくことでレベルアップが期待できる。

「なんのための練習なのか」などコーチの理論を動画で視聴して理解することで充実したワークアウトが可能になる

トップアスリートの多くが専属コーチと契約を結び、目標達成に向けてハイレベルな領域でトレーニングを積み上げている。プロとプロとのビジネスなので、指導にかかるマネーもハイレベルなのは当然だ。

jeffコーチの指導により、最初に設定した目標に対する「確実性」が変化していく

そんな幸せなトレーニング環境の一端を無償で一般アスリートに提供してくれるのが、Garmin(ガーミン)コーチだ。スマホなら無料でダウンロードできるアプリ、パソコンなら無料でログインできるホームページで、世界屈指のコーチたちからの専門的なアドバイスを受けることができ、検証済みのワークアウトを提示される。ガーミン製品のプロモーションのために提供される無料コンテンツなので、愛用者は賢く使いこなすのがオトクだ。

ランのコーチは現在のところ 5km、10km、ハーフマラソンのプランを提供してくれる

ラン、サイクリング、トライアスロンの大会に挑戦する人。健康維持や増進のために体重を落としたい人など、その人の目標やフィットネスレベルはさまざまだ。Garminの提供する無償トレーニングプランは、膨大なデータを集積し、それをGarminの特性を熟知したコーチ陣が汎用性のあるメニューを構築。目標達成を支援するというトレーニングプランなのである。

すでに何回がプランを実践してみたが、今回は自分にぴったりのプランが見つかった。ジェフ・ギャロウェイ氏の「5kmランニング」メソッドがじつにハマった。他のコーチよりもスキルを重視し、単純で無理のない技術練習を積み重ねていくことで、ペースアップを実現させるというものだ。ペースと距離をメインに構成されたメニュープランではなく、まさに専属コーチに指導をされているような実効力があった。

最初は簡単でもの足りないスキル練習から入っていったが、スキルを身につけるに従ってタイムも確実に向上していった。そして週を重ねるうちに同じスキル練習ながら回数が増えたりしてハードになっていく。後半はできるかできないかのギリギリの状態が続いた。

1週間のうちどれだけ練習できるかなどそれぞれの環境に応じた練習プランが提示される

ウォーキングをスキルメニューに取り入れているというのも新鮮な感触があった。ギャロウェイ氏は歩きという戦略的なブレイクを入れることで、ほとんどのランナーのタイムが実際に改善されることを発見。

このメリットを得るために、トレーニング中に試行錯誤することが重要で、Garminデバイスはこのプロセスを簡単にするのに役立つと、Garmin製品を有効活用できるのも魅力的だ。各ワークアウトにおいて、Garminデバイスがペースや次のステップに移行するタイミングを知らせてくれる。

GPSユーザーならkm単位のラップタイムは痛いほど把握している
初級者から中級者向けのプランなのでキロ単位のラップタイムは4分24秒が上限だ

個人のペースは最初に入力するが、そのレベルに基づいて、何十万人ものランナーに効果を発揮した方法が提案される。ワークアウトのスケジュールは持久力を伸ばし、より効率的に走り、スピードを向上するために調整されているという。

コーチを選択するとともに、個々の練習量や自己評価、そして目標とするタイムを入力する
ガーミンコーチはハーフマラソンや5kmなど個々のタージェットに応じたプランが用意されている

ケイデンスドリル

ケイデンスは1分間に各足が地面に触れた回数。ケイデンスドリルはケイデンスを増やすために設計されたもので、より速くより効率的に走ることにつながる。ケイデンスドリルは通常のペースで30秒走ることから始まる。ウォークブレイクを取った後にケイデンスドリルを繰り返すが、次のインターバルではケイデンスを増やすようにする。ウォッチがケイデンスを追跡し、目指す達成目標を提供してくれる。

アクセラレーショングライダー ドリル

ウォーキングからランニングにスムーズに移行し、また別のウォークブレイクへとスムーズに切り替える際に役立つよう設計されている。ウォーキングから始めて、シャッフル、スロージョギング、通常のジョギング、そしてランニングへとスムーズに切り替えていく。その後ウォーキングに戻り、グライドをなるべく長く持続しながらシャッフルへと切り替えて、その後ウォーキングをする。

5kmランはフルマラソンが最終目標でもベーストレーニングとして体験しておく価値がある

マジックマイル

パフォーマンスを予測してロングランに安全なペースを設定し、進行状況をモニタリングするために、定期的にマジックマイル(1.6km)を走る。ワークアウトのマジックランの部分にきたら、調子のいい日の通常のランよりも少し速めのペースで1.6km走る。その後、次のマジックランワークアウトでは、引き続き向上できるようにさらに速いペースで走る。計画の中の最後の2つの1.6kmはほぼ全力で走るが、怪我をしないように注意。

ヒルワークアウト

ヒルリピートでは、身体が丘の上り下りをこなせるようになるようにトレーニングする。ワークアウトのヒル部分では、5〜7%の傾斜が付いた坂を40~200mで駆け上り、歩幅を縮めてケイデンスを増やす。丘の最後の3分の1では息切れがしているはず。その後ウォークブレイクを取り、下り坂ではいいフォームを実践しながら、ランニングで坂を下りていく。足は地面に低く保ち、軽く地面を踏むようにして、歩幅が長くならないようにする。丘のふもとで準備が整ったら、デバイスのラップボタンを押してドリルを繰り返す。

スピードワークアウト

スピードワークアウトは、5kmマラソンの目標達成に向けてスピードを向上させるのに役立つ。スピードドリルでは、目標のペースよりもやや速めのペースで400mをランニングするだけ。Garminデバイスが、維持するべきペースを提案する。ウォークブレイクの後にこのドリルを繰り返す。

10月17日開催、東京マラソンへの16週メニューも

ガーミンが提供する各種トレーニングプランは、今回紹介したランニング用が5km、10km、ハーフマラソンの3タイプあり、それ以外にもサイクリングとトライアスロンが用意されている。さらにそれぞれのスキルに応じた週単位のトレーニングメニューや、レース当日をにらんだコンディショニングのプランも充実した。

マラソンメニュー(中級者)

例えば10月17日開催予定の東京マラソンにエントリーした人は、16週間のマラソンメニューが役立つ。初級者・中級者・上級者の3レベルが選択でき、週にどれだけトレーニングに費やせるかで無理のないやり方を教えてくれる。この新しいメニューには「クロストレーニング」の日も設定されていて、例えば「山登りをした」とか「シゴトで重い荷物を担いだ」などの日をこのメニューに置き換えることで、トレーニングを積んだという実績になり、「走らなくちゃいけない」という心的プレッシャーも軽減する。

東京マラソンの16週メニューは6月28日にスタート。次回はこの新コーチプランを実践レポートしたい。

●GarminのGPSデバイスレビュー特設サイト
【関連コラム】
●Garminコーチがさらに進化…パーソナルに目標達成を後押し
●Garminコーチ完結編…使いこなせば確実にタイムは伸びる!
●connect garmin.comのホームページ

3333段の石段を駆け上がるRed Bull白龍走が開催中止

レッドブルは、6月19日・20日に熊本県下益城郡美里町で開催を予定していた「Red Bull 白龍走=レッドブル・ハクリュウソウ」を、公衆衛生の状況と政府や自治体による対策に応じて中止を決定した。

2019年の白龍走 ©Suguru Saito / Red Bull Content Pool

中止に伴い、参加料は全額返金の手続きを進めていくという。

●Red Bull 白龍走のホームページ

大谷翔平が三刀流目に極めたいこと、ザバス新CMで語る

プロテイン市場売上No1ブランドのザバスがロサンゼルス・エンゼルス所属の大谷翔平(26)を起用した新テレビCM『筋肉の声』篇(30秒・15秒)を2021年6月1日から全国でオンエアする。また、同日から新ウエCM『高校時代から』篇(26秒)をザバス公式サイトで公開する。

1980年の発売開始から約40年にわたりプロテインを代表するブランドとしてあり続けたザバスは、多くのトップアスリートのパフォーマンスアップをサポートしてきた。高校時代からカラダづくりやコンディショニングを意識してきた大谷とは、2015年にアドバイザリー契約を締結して以来、食と健康のプロフェッショナルとして栄養面でサポートし続けている。

新テレビCM『筋肉の声』篇は、黙々とトレーニングをする大谷と大谷の“筋肉の声”が共演する。この大谷の“筋肉の声”を務めるのは、大人気アニメ「ONE PIECE(ワンピース)」のロロノア・ゾロ役でも知られる人気声優、中井和哉。ストイックにトレーニングに励む大谷と、中井が演じるユーモラスな“筋肉 の声”の共演が見どころ。

また、新ウエブCM『高校時代から』篇は、トレーニング中の大谷の映像の中に自身の高校時代の写真が次々と映し出される。高校時代からザバスとともに歩んできた大谷。過去を振り返りながら、当時胸に抱いていた将来の夢を大谷自身の声でナレーションしている。大谷の歴史が約30秒に凝縮された、ファンにはたまらない映像。

体感ザバス。きっと驚く。キャンペーン

キャンペーン期間:2021年6月1日(火)10:00~7月12日(月)15:00
第1期:6月1日(火)10:00~6月21日(月)9:59
第2期:6月21日(月)10:00~7月12日(月)15:00
応募方法:①ザバス Twitter 公式アカウント(@my_savas_jp)をフォロー
②キャンペーン投稿の選択肢から1つ選んでツイート
③ザバスTwitter公式アカウント(@my_savas_jp)から抽選結果のリプライが届く

景品/当選者数 :
A賞
第1期:西川コンディショニング・マットレス [エアー] シリーズ セット/1名
第2期:Technogym Bench(テクノジムベンチ)/1名
B賞
ザバス オリジナルQUOカード 2000円分/100名(第1期:50名、第2期:50名)
C賞
ザバス ホエイプロテイン 100 トライアルタイプ 全種セット/300名(第1期:150名、第2期:150名) (ココア味、バニラ味、リッチショコラ味、抹茶風味、ヨーグルト風味)

五輪開催可否にぶれず集中したい…ボート冨田千愛

ボート女子軽量級ダブルスカルで東京五輪代表となった関西電力の冨田千愛(とみたちあき)が5月14日、リモート会見に応じ、コロナ禍での揺れ動く心境と五輪への思いを語った。軽量級ダブルスカルでは大石綾美(アイリスオーヤマ)とペアを組むが、2016年リオデジャネイロ五輪に続くペアとなる。

冨田千愛。2019年世界選手権では日本女子ボート界初の快挙である2位に

選考から外れたクルーを思って喜びは封印

鳥取県出身。明大大学院卒。現在は福井県に活動拠点を置いての選手活動。女子軽量級シングルスカルの第一人者でもあり、2019年世界選手権では日本女子ボート界初の快挙である2位に入った。ただし軽量級のこの種目は五輪になく、もう1人とペアを組んでダブルスカルにエントリーする必要がある。

今回の代表選手選考はかなり複雑だった。

5年前はアジア予選で勝てば代表になれたが、今回は勝つだけではなく、日本の4クルーの中で「上位進出が期待できる」というパーセンテージによって2クルーが選考されるという条件だった。

5月5日から7日まで海の森水上競技場で行われるアジア・オセアニア大陸予選で、大石と冨田は女子軽量級ダブルスカルで優勝し、最終日のレース終了後に開催された日本ボート協会選考委員会が行われ、男子シングルスカルとともに女子軽量級ダブルスカルが東京五輪に派遣されることになる。

「アンチドーピングの検査が長くなってしまい、会場に戻ったときに大石選手に決まったと耳打ちされました。でも4クルーのうち2クルーしか五輪代表となれなかったので、他の2クルーのことを考えてあまり喜ぶのは失礼だなと思ました」

選考から外れたのは男子軽量級ダブルスカルの西村光生(アイリスオーヤマ)と古田直輝(NTT東日本)、女子シングルスカルの米川志保(トヨタ自動車)だったが、世界最終予選が5月15日から17日までスイスのルツェルンで開催されここで2位以上に入ると東京五輪出場権が与えられる。

「コロナ禍で苦労してきた全員がチームという思いが私にはあって、みんなで五輪に出場したいという気持ちも強いです」と冨田。

女子軽量級シングルスカルの冨田千愛(写真は準決勝のもの)

五輪をやる・やらないは選手としてはどうすることもできない

初参加のリオ五輪はどんなものかわからなかったので、がむしゃらになるしかなかったという。そして今回の東京五輪は1年延期になり、依然としてコロナ感染拡大も収束の兆しが見えず、「うれしいというだけの気持ちではありません」という。

苦しい時代が続いた。「どうなるのかなと思っていました」という。

「いまはスポーツをやっている場合ではないのかもという気持ちもありました。(五輪へのアプローチとなる)予選会さえできるかわからない状況でした。五輪をやる・やらないは選手としてはどうすることもできないので、五輪に出るという気持ちを抑え、レースに勝つことに集中していました」

目標は五輪ではなく、とにかく目の前にあることに淡々と集中していたという。

17日からスイスのワールドカップへ。2019年の世界選手権が最後の国際大会だったので、じつに2年ぶりの海外有力勢との対決となる。

「出場選手は五輪のセミファイナルに進出できる実力者ばかりなので、そこでどれだけ戦えるか、次の課題が見えてくる。東京五輪では決勝進出が目標です」

リオ五輪が終わって調子を落としていたときに福井県に活動拠点を移した。嶺南と言われる県の西部に住み、三方五湖で練習を積んでいる。

「湖だけど海水も混ざっていて、かなり荒れたコンディションになる」

東京五輪のボート会場である海の森水上競技場もいわゆる海上コースで、潮に流されたりする。それを修正しながらのレースになることが想定され、同様のコンディションで対応する力をつけていきたいという。

「福井県の食べものと言えばへしこが有名です。あまり食べたことがなくて、おいしくないよといわれていたけど、私は口に合いました。もともと鳥取なので海のものは慣れていたんだけど、こちらもおいしいものばかりです」

住み始めたときは、方言が関西弁に似たところがあって怖かったという。

「自動車教習所で私が鈍くさいこともあったんですけど、結構怒られました。でも福井の人たちは本当は優しく、みな家族のように接してくれます」

●日本ボート協会のホームページ