カリマーの新レーベル、シーズンコンテンツが3月22日完全公開

英国発祥のアウトドアブランド、karrrimor(カリマー)は、2021 Spring & Summer「Naturestyle」「Lifestyle」2レーベルのシーズンコンテンツを3月22日に公開する。

今シーズンより、山という定義を広くとらえながら、ブランドのアイデンティティである移動装備の拡張の概念を大きく2つのレーベルに進化させ、長年アルパインの世界で培った技術と経験を遠征登山からトレッキング、ハイキングなどに対応する「Naturestyle」と、ライフスタイル、トラベル、ビジネスシーンなど日々の暮らしを再定義し、機能性と美しさを統合する「Lifestyle」の2レーベルでコレクションを構成していく。

Naturestyle

アルパインマウンテニアリングで培ってきたカリマーの技術。その粋を落とし込むことで得られる機能と快適性は、あらゆるアウトドアシーンに高いパフォーマンスをもたらせる。トレッキングやハイキング、そしてマウンテンマラソンやファストハイクに対応するコレクション。
●Naturestyleのホームページ

Lifestyle

アウトドアフィールドで培ったノウハウを落とし込むことで得られる機能性と洗練されたスタイル。アウトドアとシティをクロスオーバーする「camp」「urban utility」「travel」の3つのシーンにフォーカスした。
●Lifestyleのホームページ

LEOMOがモビスターと戦略的パートナーシップ

米国コロラド州ボウルダーに本拠を置くLEOMOは、UCIワールドチームのモビスター(スペイン)との戦略的パートナーシップを3月17日に正式に発表した。

モビスターの知識とLEOMOの技術をかけ合わせ、共同して選手のパフォーマンス向上への取り組みを行い、そこで得られた知見を多くのサイクリストへ開放するという新たなビジネスモデルを構築していく。

LEOMOはサイクリストやトライアスリートが抱えるパワーに頼ったトレーニングでの伸び悩みを打破するため、これまで何千ものサイクリストの解析を行って培った技術により、怪我することなくより効率的に速く強くなるための製品やサービスをあらゆるレベルの利用者へ提供してきた。

今回の契約によって、LEOMOはモビスター男子、女子、eチームへの単なる製品提供にとどまらず、独自に開発したテストプロトコルに基づくデータ解析で選手の弱点を明らかにし、サイクリングフォーム、バイクポジション、サイクリングエコノミーの向上に関するフィードバックを通じて、トレーニングやレースでのパフォーマンスの質を上げることにコミットしていく。 

また今回のパートナーシップを通した取り組みの延長線上として、LEOMOは将来的に自転車競技のプロチームが抱えている現在のビジネスモデルの課題においても解決に取り組み、かつ一般のサイクリストにも役立たつような新たなサービスの展開を視野に入れている。 

モビスターCEOのミゲル・グラバロスは、「我々はチーム全体として最先端のテクノロジーを活用したアスリートのパフォーマンス向上とそのプログラムの研究開発に取り組んでいます。 このLEOMOとの価値のある提携を通じて彼らのテクノロジーと知見がロード選手のパフォーマンス強化につながるのはもちろんのこと、eチームにも取り入れることでアスリートの強化プログラムの新たな道を切り開いていけるものと思っています」とコメント。 

LEOMOの共同創業者でCEOの加地邦彦は、「今回のパートナーシップはモビスターのトレーニングやレースでのパフォーマンス向上のみならず、その知見をアマチュアのサイクリストやコーチに開放することにより、プロフェッショナルサイクリングの世界に新たな道標となる取り組みになるだろう」とコメント。 

LEOMO TYPE-S について
TYPE-Sは2つのラインナップがあり、 LEOMOモーションセンサー2つを同梱したモーション解析のビギナー向けパッケージであるTYPE-Sセンサーキット(税別4万9800円)およびLEOMOモーションセンサー5つ全て同梱したTYPE-Sセンサーキットプロ(同8万9800円)をアマゾン、Yahoo!ショッピングの直販サイトをはじめ正規販売店で販売している。 
ウェブサイトURL: https://www.leomo.io/pages/product-type-s-jp

LEOMO リモートバイクフィッティングサービスについて
米国および日本で提供されて大好評を得ている完全リモート型のバイクフィッティングサービス。サービスにはデバイスのレンタルが含まれ、自宅にいながら適正なポジションの提案を受けることができる。プランはサドル高の提案を受けられるベーシックプラン(税別9800円)と、サドル高に加えサドル前後位置までの提案を受けられるスタンダードプラン(同1万2800円)から選べる。 
ウェブサイトURL: https://www.leomo.io/pages/remote-bike-fitting-jp

LEOMO, Inc. について
2012年に加地邦彦と、孫泰蔵が創業し活動するMistletoe株式会社によって設立され、米国ボウルダーの本社と品川区五反田の東京オフィスでスポーツデバイスとそれに連動するサービスの開発を行っている。 
ウェブサイトURL: https://www.leomo.io

大石綾美・冨田千愛が東京五輪をかけた大陸予選へ

東京五輪アジア・オセアニア大陸予選のクルー決定レースが3月3日に行われ、女子軽量級ダブルスカルで大石綾美(アイリスオーヤマ)・冨田千愛(関西電力)クルーが上田佳奈子(明治安田生命)・山領夏実(デンソー)クルーに先着。大石・冨田クルーが大陸予選代表に決定した。

5月5日から7日まで海の森水上競技場で行われるアジア・オセアニア大陸予選で五輪出場権を獲得すれば、この2人が東京五輪代表選手となる。

男子軽量級ダブルスカルは、シングルスカル評価レースで1位・2位だった宮浦真之(NTT東日本)・武田匡弘(関西電力)クルーが3位・4位だった西村光生(アイリスオーヤマ)・古田直輝(NTT東日本)クルーに敗北。この結果、3月4日と5日に組み合わせを変えて選考を行う。男子はすべての組み合わせのダブルスカルで3本漕いだタイムを合計し、タイムが速かった上位2名が代表クルーとなる。

体重制限のないオープンクラスの種目であるシングルスカルでは、男子が荒川龍太(NTT東日本)、女子が米川志保(トヨタ自動車)がともに2月24日から25 日に行われたシングルスカル評価レーストップタイムを記録し、アジア・オセアニア大陸予選の代表に決まっている。

●日本ボート協会のホームページ

スイム時にゴーグル着用できるPolar Verity Sense光学式心拍センサー

スポーツ用ウェアラブルデバイスのパイオニア、ポラール・エレクトロ・ジャパンがBluetooth、Ant+通信に対応した光学式心拍センサー「Polar Verity Sense」(ポラール ヴェリティ センス)を発表した。

スイミングゴーグル用ストラップクリップをこめかみ部分に装着する

キツめのウエア内に入れておいても心拍計測可

発売日は3月11日で、オンラインストアを含む全国のポラール製品正規取扱店で販売。本体セットのアームバンドカラーはグレーの1色で、1万2800円(税別)。交換アームバンドは2980円(税別)。

Polar Verity Senseは、腕またはこめかみなどに当てて測定を行う、汎用性とクオリティの高い光学式心拍センサー。本体5gと軽量コンパクトな形状で、動きを妨げずトレーニングに集中できる。胸心拍センサーや、手首型心拍計測ウォッチの代わりとしても使用することができる。

付属のアームバンドかスイミングゴーグル用ストラップクリップによる着用、もしくはタイトなウェアの内側など皮膚に密着させて装着できる場所ならどこでも測定できる。また軽量な本体と肌に密着できる伸縮性のあるアームバンドが、腕の動きによるズレを少なくすることで、 正確な心拍計測を実現している。 

Polar Verity Senseは、スマートフォンなどのアプリや互換性のあるデバイスと接続することで、トレーニング中の心拍数をリアルタイムで確認することができる。また、内蔵メモリを搭載しているため、トレーニング中の心拍数データをPolar Verity Senseに記録しておくことが可能で、後からデータをスマートフォンやPCに転送して確認できる。

Polar Verity Sense

Polar OH1+光学式心拍センサーに比べ、内蔵メモリは4倍の16MBへ、バッテリー最大持続時間は1.6倍の20時間へと向上した。アームバンドはマジックテープによる取り外し可能な仕様となったことでより着脱しやすく、また付属のスイミングゴーグル用ストラップクリップは形状が改良され水泳時の装着性の向上と、より多くのメーカーのスイミングゴーグルに装着できるようになった。

さらにアームバンドのセンサーホルダー、スイミングゴーグル用クリップには金属製のアンテナが搭載され、Bluetoothの接続距離が向上した。

■快適性
軽量コンパクトなセンサーと装着感のいいアームバンドが腕へのストレスを軽減し、より快適なトレーニングを可能にする。スイミングゴーグルにクリップで取り付けることでこめかみでの計測も可能。皮膚に密着させていればタイトなウェアの下にも装着できる。

■利便性
ワンボタンで簡単に操作できる。スイッチを入れて腕やこめかみに装着するだけで、他のデバイスを必要とすることなく、トレーニングをすぐに始めることができる。

■多様性
自由な動きを妨げず、さまざまなスポーツ種目に対応。スマホなどのデバイスに接続すればリアルタイムで心拍数をモニタリングできる。また記録したトレーニングセッションを後からスマートフォンに転送することも可能。

■正確性
軽量コンパクトな本体と肌に密着できる伸縮性のあるアームバンドが、腕の動きによるズレを少なくすることでモーション・アーチファクトを軽減している。

■接続機能
BluetoothとANT+に接続に対応。さまざまなデバイスとPolar Verity Senseを接続することができ、用途が広がった。接続にはBluetoothデバイス2台との同時接続、またANT+ブロードキャストにより、ANT+に互換性のあるデバイスとの接続も可能。

■スイマーのためのベストギア
スイミングゴーグル用ストラップクリップをこめかみ部分に装着するだけで、Polar Verity Senseが心拍数、距離、ペースをプールの中でも自動的に記録する。

●ポラールの詳細ホームページ

香川真司…ギリシャの環境で自身をコントロールし毎試合ベストを

ギリシャのサッカースーパーリーグ、PAOKテッサロニキに所属する香川真司にインタビュー。40を超える国と地域にてスポーツを通じた社会貢献活動に取り組んでいるローレウスがギリシャでのデビューを果たした直後の2021年2月上旬に行った。同選手は2017年よりローレウス・アンバサダーを務めている。

香川真司

ローレウス・アンバサダーは200名を超える世界中の現役アスリートや近年引退したアスリートたちによって構成され、スポーツを通じた社会貢献活動に取り組むローレウス・スポーツ・フォー・グッド財団の活動を支援している。

今回、香川にスポーツの力やスポーツを通じた社会貢献活動について聞き、これまで所属したチームでの監督やチームメイトとの出会い、そして新天地ギリシャスーパーリーグや今後の目標について語ってもらった。

「スポーツの力」を感じた瞬間

「ワールドカップは日本全体が一つになれる瞬間を感じやすい。2011年なでしこジャパンのワールドカップ優勝、チャリティーマッチでのカズさん(三浦知良選手)のゴールは、スポーツを通じて国民に与えられるものがこんなにあるのだと感じられた瞬間だった」

香川真司

スポーツの力を使った社会貢献活動が日本で広がっていくことについて

「日本では芸能人やアーティストなどいろいろなジャンルの方々が活躍していて、彼らの影響力が強い。私はスポーツ選手もそういう立場になれる存在だと信じている」

ボルシア・ドルトムント時代の指揮官、ユルゲン・クロップ監督との出会い

「あの監督について行けば恐れることはなにもないと思わせてくれる存在。ヨーロッパというトップレベルの中で優勝を勝ち取れたのは運命的な出会い。クロップ監督やドルトムントと出会い、あのスタジアムでプレーできたことは本当に幸せなことだった」

マンチェスター・ユナイテッド時代の指揮官、アレックス・ファーガソン監督との出会い

「監督サー・アレックスがハーフタイムに怒鳴っているときに、ウェイン・ルーニーやライアン・ギグス、ポール・スコールズがなにも言い返せないのを見て、この人はとても偉大な人なのだなと感じた。彼が私たち若手よりも、経験ある選手に対して強い要求をしていた。ファーガソン監督だからこそやれること」

ギリシャスーパーリーグの印象

「サポーターが熱く、守備の堅い手強いチーム。新しいチームと新しい環境で自分自身をコントロールして、毎試合自分のベストを調整していく。オリンピアコスのソクラティス選手とは、近況を報告しあったりしていて、一緒にピッチに立てる日が楽しみ」

●ローレウスのホームページ

ZWIFT対応フィットネスバイクが3日で1000万円資金獲得

さまざまなバーチャルサイクリングアプリに対応した多機能センサー内蔵フィットネスバイクの第2世代、HITFIT Bike 2(ヒットフィットバイク2)がクラウドファンディングサービス「GREEN FUNDING(グリーンファンディング)」で、わずか3日で支援額1000万円を突破した。

HITFIT Bike 2は最新テクノロジーをスタイリッシュで高品質なプロダクトとして企画・販売するエッジニティが企画した商品。クラウドファンディングに表示される価格は税込み・国内送料込みで10万2200円。

自宅でバーチャル世界をサイクリングできるオンライントレーニングアプリは、天候に左右されず安全にゲーム感覚で楽しめることからコロナ禍においてさらに人気が高まっているという。しかし、実際に始めるには必要機材を多く、セッティングに手間もかかることからハードルが高く手が出しにくいという課題があった。

そこでエッジニティでは、有名バーチャルサイクリングアプリ対応の多機能センサー内蔵フィットネスマシン「HITFIT Bike」を2020年に発表。好評につき完売となり、ギヤシフト機能を搭載して進化させた第2世代「HITFIT Bike 2」の先行販売を開始した。 

■主な特長
・さまざまなバーチャルトレーニングアプリに対応した多機能センサー内蔵
・坂道など勾配をリアルに再現する自動負荷機能搭載
・本体ハンドル部にギヤシフト機能ボタンを搭載
・電磁負荷方式採用により30dB以下の非常に優れた静音性
・ハンドルの高さとサドルの高さおよび前後のポジション調節可能
・ラクラク移動のキャスター付き

●プロジェクトの詳細ホームページ