世界で最も過酷なアドベンチャーレース Red Bull X-Alps、6月16日開幕

パラグライディングと持久性ハイキング、トレイルランニング、そして登山の技術が試される世界で最も過酷なアドベンチャーレースの一つとされるRed Bull X-Alpsが6月16日(日)にスタートする。大会は世界中から選ばれた32選手が自らの足とパラグライダーのみを使用し、ザルツブルク(オーストリア)からモナコまでアルプス山脈の山々を通過しながら東から西へ踏破する、体と心の限界が試されるレース。

Red Bull X-Alps ©zooom.at / Red Bull Content Pool

9回目を迎える大会のルートには、途中6カ国にまたがる13カ所のターンポイント(各ターンポイントを直線でつなぐと計1138km)が設定されている。日本からは2007年でアジア人初参戦・初入賞を果たした扇澤郁(富山県)が参戦。今回で5度目のチャレンジだが、、59歳という年齢は今大会最年長。

ライブトラッキングでレース展開が把握できる ©zooom.at / Red Bull Content Pool

Red Bull X-Alpsは参加選手全員のレース状況をPCやタブレット、スマートフォンで随時フォローできるのが魅力。公式サイトのライブトラッキングページで2次元、または3次元でレースの模様を確認できる。

Red Bull X-Alps © zooom.at / Honza Zak // redbullcontentpool
世界で最も過酷なアドベンチャー・レース Red Bull X-Alps © zooom.at / Honza Zak // redbullcontentpool
Red Bull Media House GmbH/ Red Bull Content Pool

●大会公式サイト

ボルダリングコンペティションRed Bull Asura(レッドブル・アシュラ)参加者募集

女性クライマーを含む3人1組のチーム戦、ボルダリングコンペティションのRed Bull Asura(レッドブル・アシュラ)が開催され、全国6都市で予選を開催。その参加者募集が始まった。各予選のカテゴリー上位チームは11月8日(金)〜10日(日)に三重県熊野市で開催する「Red Bull Asura Exhibition Session」に招待される。

2018年のRed Bull Asuraエリア予選 TOKYO ©Suguru Saito / Red Bull Content Pool

レッドブルは、ボルダリングコンペティションRed Bull Asuraを2019年も開催する。この大会はファン(8〜5級)、ミドル(4〜3級)、オープン(2級以上)の3カテゴリーで行われ、女性クライマーを含む3人1組のチーム形式で行う大会。2019年は7月の東京での予選を皮切りに、宮城、⻑野、愛知、福岡、大阪の6会場で予選を開催する。

Red Bull Asura Exhibition Session にはゲストクライマーとして野中生萌が参加 ©Suguru Saito / Red Bull Content Pool
Red Bull Asura予選会 ©Suguru Saito / Red Bull Content Pool
東京ラウンド優勝チーム ©Suguru Saito / Red Bull Content Pool
Red Bull Asura本大会 ©Suguru Saito / Red Bull Content Pool
Red Bull Asura ©Suguru Saito / Red Bull Content Pool

Red Bull Asura エリア予選(レッドブル・アシュラ・エリア予選)
日程と会場:
7/20(土)TOKYO ミドルクラス対象
7/21(日)TOKYO ファン&オープンクラス対象 ※両日ともに B-Pump 荻窪(杉並区上荻 1−10−12)
8/4(日) MIYAGI Bʼnuts 大崎市古川店(大崎市古川栄町 14−14)
8/31(土)NAGANO Edge and Sofa 松本 (松本市島内 4179−1)
9/14(土)NAGOYA Play Mountain!名古屋 IC 店 (名古屋市守山区森孝 3−1807)
9/21(土)FUKUOKA CLIMBING GYM&SHOP OD 小倉店 (北九州市小倉南区曽根北町 4-15)
9/28(土)OSAKA PUMP OSAKA(大阪市⻄淀川区中島 1−13−23)
内容: 女性1名以上を含む3名1組のチーム戦で行うボルダリングコンペティション
ファン(8〜5級)、ミドル(4〜3級)、オープン(2級以上)の3カテゴリーで開催
※メンバーは全員同じカテゴリーであることが必須
フォーマット: 各カテゴリーともに予選ラウンド・決勝ラウンドの2ステージで構成
<予選ラウンド>
・各カテゴリー15課題
・チームメンバー名全員が登れて初めて完登となる
・より多くの課題を完登した上位チームが決勝に進出
<決勝ラウンド>
・各カテゴリー3課題
・オブザベーションタイムの後、メンバー全員が同時に課題にトライ
・時間内に3人のメンバーがどれだけ多くの課題を完登できるかを競う
賞品:
<参加賞> オリジナルTシャツ(サイズに限りあり)
<上位チーム賞> 各予選の各カテゴリー上位チームをRed Bull Asura Exhibition Sessionに招待。
※TOKYOのみ各カテゴリー上位3チームまでを招待
定員:各予選 60 チーム 180名(東京のみ120チーム)
参加条件:16歳以上の健康な男女(未成年の場合は保護者の同意が必要)
参加費: 12,000 円/チーム (税込、スポーツ障害保険含む)
エントリー先: レッドブル・アシュラ オフィシャルサイト より
エントリー締切:定員になり次第終了
主催:レッドブル・ジャパン
備考: Red Bull Asura Exhibition Session(レッドブル・アシュラ・エキシビション・セッション)
開催日時: 11月8日(金) – 10日(日)
会場:熊野ボルダリングエリア(三重県熊野市紀和町湯ノ口 10)

ゲストクライマーの野中生萌 ©Suguru Saito / Red Bull Content Pool

MGCは最後の5km勝負。そこでは誰にも負けない…東京五輪を目指す神野大地

神野大地(セルソース)が、9月15日に開催される2020年東京オリンピック男女マラソン日本代表選手選考レース、マラソングランドチャンピオンシップ(MGC)への思いを語った。

2020東京五輪出場を目指す神野大地

「1億円よりも東京オリンピック出場。MGCで2番以内になるのが目標に。そして本当の勝負は東京オリンピックだと思っています」

MGCは東京五輪マラソン男女3枠のうち2枠を決める一発勝負のレース。2017年夏から約2年をかけて行われたMGCシリーズで、MGC出走権を獲得した男子31選手、女子12選手が出場する。残る代表枠はMGCファイナルチャレンジ派遣設定記録「男子2時間5分49秒」「女子2時間22分22秒」をクリアした最上位が内定となるが、クリアした者がいない場合はMGC2枠に入らなかった3位選手が内定する。

日本中が注目する選考レース。6月3日に都内でその出場選手発表会が行われ、現役選手として唯一、神野が出席した。

青山学院大3年生の箱根駅伝では、往路5区の山登りでこれまでの記録を塗り替えての区間新記録。同大学初の総合優勝の立役者となった。神野にはすぐさま「三代目山の神」のレッテルが貼られ、一躍注目される選手となった。

「山の神と言われるようになり、社会人になってからもマラソンに挑戦しようというときも、それがすごいプレッシャーでした。自分自身の思うような結果が出ない日々でした」(神野)

高橋尚子(左)と野口みずき(右)という五輪金メダリストにはさまれて緊張気味の神野大地

それでもMGCへの切符はなかなか遠かった。2019年3月、日本記録保持者の大迫傑さえ途中リタイアするような冷たい雨のレースとなった東京マラソンで、神野はようやく出場権をゲット。うれしい思いがゴール時の笑顔に現れていましたが、2018年5月にプロランナーとして転向してケニアに行ったりエチオピアに行ったりといろいろな挑戦をしています。

「最終的にギリギリではありましたけれど、2019年3月の東京マラソンでMGC出場権を獲得できたことは素直にほっとしました。レースに出るたびに山の神というプレッシャーがあって、それでもなんとか結果を出してきた。そういう力は他の選手に負けていないと思っている」

35km地点で10番手であっても、ボクはそこから逆転できる

MGC記者発表に登壇した野口みずきさん、神野大地、瀬古利彦プロジェクトリーダー、高橋尚子さん

MGCのコースは明治神宮外苑いちょう並木~四ツ谷~飯田橋~神田~日本橋~浅草雷門~銀座~芝公園~日本橋~二重橋前~神保町~飯田橋~四ツ谷~明治神宮外苑いちょう並木。

「2週間前にコース試走に行ったんですけれど、最後の5kmの上りが厳しいことを実感。短いけれど壁のような激坂があって、ゴールの新宮外苑までも上りが続きます。35km地点で10番手であっても、ボクはそこで逆転できると思います」

2004アテネ五輪女子マラソン金メダルの野口みずきもエールを送る。
「私自身も後半の坂に備えて、3カ月前からはしっかり勝負できる脚を作るように練習しました。3カ月前に目標・目的をしっかりと考えることが重要だと思います」と野口は秘策を伝授する。

2018年は同世代とも言える大迫傑や設楽悠太が日本記録を更新。それを評価しながらも、MGCでは両選手をマークしすぎないように心がけたいという。

「MGCに出場する選手は全員がライバルだと思っています。もちろん大迫さんや設楽さんはすごく成果を上げている。3年前の丸亀のハーフマラソンではボクが1番、大迫さんが2番、設楽さんが3番でした! そういうレースもあったんです。だからそんなに雲の上の存在というわけではないです。

大迫や設楽に勝っている日本選手はあんまりいないと、 日本陸上競技連盟強化委員会の瀬古利彦マラソン強化戦略プロジェクトリーダーも神野の走力を評価している。

日本陸上競技連盟強化委員会の瀬古利彦マラソン強化戦略プロジェクトリーダー

「大迫さんに日本人で先着をしている選手はここ数年であまりないと思います」(神野)

五輪代表最終枠を争うファイナルチャレンジのタイムが予想してたよりも厳しいものとなったことで、今回のMGCでは3番以内でも東京オリンピックに行けると神野はそれを脳裏に入れている。
「いずれにしろMGCは最後の5km勝負。自分自身しっかり結果を出したい。 2020五輪が東京に決まってから、そしてMGC開催が決まってから自分は明確な目標を掲げて継続して努力を続けてきています。いまさら新しくやるものはなく、日々の継続こそが大事だと信じています」

五輪マラソン代表選考のMGCは男子がTBS、女子がNHKで同時生中継

2020東京五輪の男女マラソン日本代表を選考するマラソングランドチャンピオンシップ(MGC)は男子がTBS、女子がNHKで二局同時生中継をする。大会は9月15日の開催で、8時50分に男子が、9時10分に女子がスタートする。

MGC記者発表に登壇した野口みずきさん、神野大地、瀬古利彦プロジェクトリーダー、高橋尚子さん

史上初の二局体制による前代未聞のマラソン中継。男子マラソンを中継するTBSはMGCスペシャルキャスターとして、2000年シドニー五輪金メダリストの高橋尚子を起用。女子マラソンを中継するNHKはMGC解説として、2004年アテネ五輪金メダリストの野口みずきを抜てきした。

レースにはMGC出場権を獲得した男子31選手、女子12選手が出場する。

「これまでのマラソンの選考の常識を覆すMGCの導入は、公平に透明に選考を行うため」と、6月3日に都内で開催されたMGC出場選手発表会見で日本陸上競技連盟の尾縣貢専務理事。

日本陸上競技連盟の尾縣貢専務理事
東京のマラソンコース攻略をトークする。左から瀬古利彦プロジェクトリーダー、高橋尚子さん、神野大地、野口みずきさん

「レース展開は読めません。いろんなタイプの選手がいるので」と、日本陸上競技連盟強化委員会の瀬古利彦マラソン強化戦略プロジェクトリーダー。
「MGCは一瞬たりとも目が離せませんよ。だから生中継は2つ見たいよなあ(笑)」

「ただ言えるのは誰が勝つかわからないということ。東京オリンピックで勝つために新設されたのがMGCなんだから、大会当日はだから暑くなってほしい。予想される暑さの東京五輪で勝てなければなりませんからね」

MGC記者発表に登壇した野口みずきさん、神野大地、瀬古利彦プロジェクトリーダー、高橋尚子さん

「私は東京で開催された選考レースを落ちた身ではありますが、臨場感あふれる解説をしたいです。男子と女子がほぼ同時進行で行われるので、この1日がマラソンデーになるように盛り上げていきたい」と高橋。

「選手も緊張しているけど、私もドキドキワクワクです。安定した走りの松田瑞生選手やベテランの福士加代子選手に注目」と野口。

「レースに集中して首位を守りたい」エアレース終了で室屋義秀コメント

レッドブルは、Red Bull Air Race World Championship(レッドブル・エアレース・ワールドチャンピオンシップ)を2019年シーズン限りで終了することを決定。2017年ワールドチャンピオンで、現在シーズンランキング首位の室屋義秀がそれを受けてコメントを発表した。

室屋義秀 © Predrag Vuckovic/Red Bull Content Pool

今後開催を予定しているレースは以下の3戦となる。
6月15日(土)、16(日) カザン(ロシア)
7月13日(土)、14(日) バラトン湖(ハンガリー)
9月7日(土)、8日(日) 千葉

2003年の初開催以来、レッドブル・エアレースはこれまで90以上のレースを開催し、世界最高の飛行技術を持つパイロットたちが低空の空中コースを高速で旋回しながら競い合う世界最高峰のスポーツ・エンタテイメントを世の中に提供してきました。しかし、残念ながらレッドブル・エアレースは、レッドブルが世界各地で開催している他のイベントと同じレベルで世間の興味関心を得ることができなかったという。

「記憶に残る素晴らしいレースの数々を作り上げてくれたパイロットたちとチームメンバー、大会パートナー、ホストシティと地域住⺠、そしてファンにこの場を借りて感謝を申し上げたい」と同社。

今回の発表を受けて、千葉大会を主催するレッドブル・エアレース・ジャパン実行委員会もコメントした。
「レッドブル・エアレース・ワールドチャンピオンシップのなかでも千葉大会は最大規模の動員数を誇り、多くのモータースポーツファンの興味関心を惹きつける一大イベントです。千葉大会にはさらなる可能性があったため今回の発表は非常に残念です。レッドブル・エアレース最後のレースが有終の美を飾れるようにレッドブル・エアレース・ジャパン実行委員会は邁進して参ります。皆さま是非千葉大会にお越し下さい」

2018年のレッドブル・エアレース千葉大会 ©Samo Vidic/Red Bull Content Pool

現在シーズン首位の室屋は 「今シーズンは全4戦に変更となったので、チャンピオンシップの年間戦略を修正しながら、現在のリーディングポジションを維持できるよう全力を尽くしていきます」という。
「9月までの短期決戦となりましたので、他のことは考えず100%レースに集中していきます。スポーツ選手とは、設定されたルールや与えられた条件の中において、その能力の限界に挑戦する存在だと考えます。その挑戦の過程により、新たな未来が創造されていくと考えています」

梅雨は通気性に富んだカリマーの用途別レインウェアで快適に

英国発祥のアウトドアブランド『karrimor(カリマー)』から、防水透湿性を完備したレインウェアシリーズ“karrimor Rainwear Collection”が到着した。アウトドアアクティビティやこれからのシーズンに盛り上がるフェス、タウンユースまでさまざまなシーンに対応する充実のラインナップ。

今シーズンのレインウェアシリーズは『通気性』をキーワードに、雨による濡れから身体をプロテクトするだけでなく、着用時に発生するウェア内部の不快なムレを逃す多孔質素材を使用した。梅雨を快適に過ごせる豊富なラインナップになっている。

シーン別に対応できる最適な機能をプラスしたカリマーのレインウェアシリーズ“karrimor Rainwear Collection”は、全国のカリマー取扱店・カリマーのwebサイトで発売。

オールシーズン対応の本格仕様ハードシェル

summit pro jkt / サミット プロ ジャケット

サミット プロ ジャケット(Black) ¥67,000+tax
Ice

オールシーズン対応の高機能ハードシェルジャケット。2タイプの防水透湿素材〈eVent〉をメインファブリックに採用、肩と袖上部には摩耗性に優れるTaslanタイプ、身頃には40DクラスのRipstopを使用することで、防水・透湿性を確保しながらも、耐久性や動きやすさを追求した。さらに〈POLARTEC®Neoshell〉を脇下に配置することでストレッチ性と通気性を向上。

ボディーに施されたジッパーは、リュックサックのハーネスに干渉しない配置となっている。フードはヘルメットの装着に対応。2ポイントで調整でき、フィット感に優れ、広い視野を確保。ロールアップでの収納も可能。

ソフトシェルとハードシェルの機能を併せ持つ

boma NS jkt / ボマ NS ジャケット

ボマ NS ジャケット(Black) ¥46,300+tax

ソフトシェルの優れた通気性、換気性、ストレッチ性と、ハードシェルとしての防水機能、耐摩耗性を組み合わせた〈POLARTECNeoShell〉を採用したレインジャケット。ベンチレーションとしても活躍するフロントポケットを装備し、リュックを背負っていても開閉を妨げないジップの配置など、実用的な機能をふんだんに盛り込んだフラッグシップモデル。

カリマーの軽量ライン[aerial ーエアリアルー]シリーズより

ビューフォート 3L ジャケット & ビューフォート 3L パンツ

ビューフォート 3L ジャケット & ビューフォート 3L パンツ(Beige) jkt ¥23,000+tax pants ¥16,000+tax

ライトウェイトと機能を両立された防水性・透湿性に優れるレインジャケット。撥水性と耐久性を向上させ、長時間の雨への対応を実現した。メインファブリックにはカリマー独自の防水透湿素材〈weathertite〉を採用。多孔質のメンブレンを使用しているため、通気性も良好。リュックサックを背負ったままでも腕上げの良いラグランスリーブ採用。ポケットはリュックに干渉しない位置に配置し、袖口にタブを設けて充実した機能面を実現しています。快適な着心地で高いパフォーマンスを発揮。

動きやすさにこだわった高機能レインジャケット

phantom jkt / ファントム ジャケット

ファントム ジャケット(Beige) ¥22,000+tax

機能性に優れた高機能レインジャケット。動きやすさにこだわったラグランスリーブを採用。生地は防水透湿素材〈weathertite2.5L〉を使用。さらに、発汗時のベタつきを大きく軽減するDrytauch加工を施すことで、一般的な2.5層生地と比較しても優れた快適性を実現している。

トレッキングからアルパインまで網羅する3L ストレッチ素材

summit jkt stretch / サミット ジャケット ストレッチ

サミット ジャケット ストレッチ(Beige) ¥28,000+tax

フェスやタウンユースにもオススメのラインナップ

poncho ¥14,000+tax
pioneer coat ¥32,000+tax

アクセサリーにも『通気性』完備で快適に