千葉市の室内木製250mバンクでケイリンが公営競技化

千葉競輪場跡地に建築された250m周長の木製バンクを備えた 「千葉JPFドーム」でトラック競技の国際大会で行われるケイリン種目に準拠し公営競技として開催する、新しい自転車トラックトーナメント「PIST6 Championship=ピストシックス チャンピオンシップ」が2021年10月2日から始まる。

2000席の観客席を備え、国内3例目となる国際基準の木製250mバンク

国際競技だったカタカナのケイリンが賭け事レースに

ピストシックスは千葉市が主催する国際基準のルールに基づいて行われる日本初の自転車トラックトーナメント。 国内トップクラスの競輪選手、ワールドクラスの自転車トラック競技選手約800人が参戦するハイレベルな競技性と、アート、フード、ファッションなどのエンターテインメント性が融合した新しいスポーツエンターテインメントとなる。 

ピストシックスの運営は、千葉市より包括委託を受けたJPFがミクシィとの合弁会社である株式会社PIST6を立ち上げて実施していく。JPFは競輪の着順判定システムを手がけている会社で、旧社名は日本写真判定。ミクシィは競輪やオートレースのネット投票アプリ「ティップスター」を開発・運営する。

千葉競輪場跡地に新設された千葉JPFドーム

会場は千葉公園駅すぐ、国際規格の250mバンク

ピストシックスは千葉競輪場跡地に新設された「千葉JPFドーム」で開催される。約2000席の観客席を備え、国内3例目となる国際基準の木製トラック(周長250m)で、国内外から集まるトップアスリートの激闘の舞台となる。 

千葉県では2021年9月時点で「新型コロナウイルス対策の特別措置法に基づく緊急事態宣言」が発出されていることを受け、開幕時は原則無観客開催となる予定。無観客開催期間は10月末までとし、11月以降の観客制限については今後決められる。

有観客となった際の観覧料金はレギュラーシート2000円、プレミアムシート5000円。

これまでの競輪の雰囲気とはビジュアル面でも一線を画すという

千葉JPFドームは、トラックレースのスピード感を最大限体感できるように、バンクと座席の間に柵がない。正面最前列に約60席設けたプレミアムシートは、バンクから約1mと近い。目の前を自転車が時速80kmを超えるスピードで走り抜ける臨場感が楽しめる。

また、すべての来場者はバンク内側のアリーナ席に無料で入れる。座席からだけでなく360度バンクに囲まれたアリーナからの一味違った角度から観戦できるのが楽しい。 

PIST6 Championship(ピストシックス チャンピオンシップ)
開幕日:2021年10月2日(土)
会場:千葉JPFドーム
アクセス:千葉県千葉市中央区弁天4-1-1(千葉公園前)
・千葉都市モノレール「千葉公園駅」より徒歩約2分
・JR総武線「西千葉駅」より徒歩約10分
・JR総武線「千葉駅」より徒歩約15分
施行者: 千葉市
包括委託:株式会社JPF
運営委託:株式会社PIST6
参加選手数:約800人
公式サイト:https://www.pist6.com 
公式SNS   :https://twitter.com/pist6_official (Twitter)
https://www.Instagram.com/pist6_official (Instagram)

PIST6 Championship

脇本雄太が世界選手権男子ケイリンで2位…東京五輪にはずみ

東京五輪出場枠をかけた2020UCI世界選手権がドイツのベルリンで2月26日に開幕。大会2日目の27日に開催された男子ケイリンで脇本雄太が2位になった。同種目の銀メダル獲得は3年連続3個目。2018年は河端朋之が、2019年は新田祐大が獲得。

脇本雄太 ©JCF

脇本雄太のコメント
「メダルを獲れてホッとした気持ちと、なんで金じゃないんだという悔しい気持ちもあります。これで満足せず、次はオリンピックで金メダルという目標に変えて頑張りたいと思います!」

世界選手権ケイリンでハリー・ラブレイセン優勝、脇本雄太が2位 ©JCF

日本からは脇本とともに新田、河端の3選手が同種目に出場した。新田は12位、河端は13位に終わった。

脇本雄太 ©JCF
脇本雄太 ©JCF

男子ケイリン最終成績
優勝:ハリー・ラブレイセン/ LAVREYSEN Harrie(オランダ)
2位:ワキモト ユウタ/脇本雄太(日本)
3位:アジズルハスニ・アワン/ AWANG Mohd Azizulhasni(マレーシア)

世界選手権ケイリンでハリー・ラブレイセンを中央に、左が2位脇本雄太、右が3位アジズルハスニ・アワン ©JCF
©JCF

●日本自転車競技連盟のTwitter(速報配信中)

松井宏佑がケイリン3位…トラックワールドカップ初戦

2020東京オリンピックの国別出場枠をかける戦い、2019-2020UCIトラックワールドカップ第1戦が11月1日にベラルーシのミンスクで開幕。大会2日目の2日に行われた男子ケイリンで松井宏佑が3位に入った。

松井宏佑がベラルーシで開催されたワールドカップ初戦でケイリン3位 ©JCF

東欧ベラルーシ・ミンスクで開催の2019-2020トラックワールドカップ第1戦で、11月2日に男子ケイリン決勝が行われ、日本勢は松井が3位に入って銅メダルを獲得した。世界の強豪が揃ったワールドカップのシーズン初戦ながら、ワールドカップデビュー戦の松井が見事な走りで日本のケイリン種目における層の厚さを見せつけた。

ベラルーシのミンスクで開催されたワールドカップ第1戦の男子ケイリン ©JCF

トラックワールドカップは今大会が2019-2020シーズンの初戦。2020年1月までに全6戦が行われ、世界選手権、東京オリンピックへ向けた最後の出場枠争いとなる。

ワールドカップ初戦の男子ケイリンはハリー・ラブレイセン(オランダ)が優勝、2位デニス・ドミトリエフ(ロシア) ©JCF
男子ケイリン優勝で3位に入った松井 ©JCF

松井宏佑のコメント
レース前は優勝を目指すと言っていましたが、まさか銅メダルを獲得できると思っていませんでした。僕は初めてのワールドカップなので、失うものはなにもなく、アピールできればと思って戦ったのがいい結果につながったのではないかと思います。

男子ケイリン優勝ハリー・ラブレイセン(オランダ)を中央に左が2位デニス・ドミトリエフ(ロシア)、右が3位松井 ©JCF

●レース結果
男子ケイリン

優勝:ハリー・ラブレイセン(オランダ)
2位:デニス・ドミトリエフ(ロシア)
3位:松井宏佑(日本)
9位:小原佑太(日本)

女子スプリント
23位:太田りゆ(日本)

男子ケイリン優勝で3位に入った松井 ©JCF
男子ケイリン優勝で3位に入った松井。左はジェイソン・ニブレット(短距離コーチ) ©JCF

東京五輪出場枠をかけてトラック最終シーズン開幕へ

ワールドカップ第1戦(ベラルーシ・ミンスク)のホームページ

「金が取れない悔しさもある」世界選手権ケイリン2位の新田祐大

2019UCIトラック世界選手権の男子ケイリンが2月28日にポーランドのプルシュクフで開催され、競輪選手の新田祐大が2位になった。

マタイス・ブフリ(右)がトラック世界選手権のケイリンで優勝。新田祐大(左)が2位に ©2019 JCF

自転車競技トラック種目の世界チャンピオンを決める大会が2月27日から3月3日にかけてポーランドのプルシュクフで行われていて、大会2日目の28日に行われた男子ケイリンで新田が銀メダルを獲得。同種目で日本勢がメダルを獲得するのは2018年2位の河端朋之に続き2年連続。河端は準々決勝で降格により敗退して16位、ワールドカップで優勝している脇本雄太は8位となった。

大会前の時点で世界ランキングが国別で1位、個人で河端が1位、脇本が2位につけ、メダル獲得が期待されていた同種目。同10位の新田は1回戦から着実に上位に入り決勝へ進出。決勝では、前日のチームスプリントで圧倒的なスピードを見せたオランダのブフリを最後追い詰めるもわずかに届かず銀メダルとなった。

金メダルには届かなかったが、2年連続の世界選手権同種目メダルは新田のみならず日本勢の底力を世界に示した。

マタイス・ブフリが2019トラック世界選手権のケイリンで優勝。左が2位新田祐大、右が3位シュテファン・ベティヒャー ©2019 JCF

新田祐大のコメント
「銀メダルの喜びと悔しさが半々。すごく苦しい練習で追い込んでいるのに金が取れない悔しさがあり、それは金メダルが取れた時に報われると思う。残り半周で(優勝した)ブフリが先頭に立った時に様子をうかがわずに踏み込むべきだった。昨年、河端さんがメダルを取った時に見ていた側で、チームメイトがメダルを取って力を証明してくれてうれしい反面、自分がその立場にあったら金メダルが取れただろうかと思い、そのために日々の練習を欠かすことなく集中して、そしてなにが大切なのか感じながら練習してきたことでここまでこられた」

【速報】新田祐大が世界選手権ケイリンで2位…優勝はマタイス・ブフリ

トラック世界選手権の男子ケイリンが2月28日にポーランドで開催され、競輪選手の新田祐大が2位になった。日本勢としては2018年の河端朋之に続く2位。優勝はオランダのマタイス・ブフリ。情報と写真は同選手が所属するビートサイクリングの提供。

マタイス・ブフリが2019トラック世界選手権のケイリンで優勝。左が2位新田祐大、右が3位シュテファン・ベティヒャー 

男子ケイリンに出場した脇本雄太は準決勝で5着となり、7-12位決定戦へ。同レースで2着となって最終順位は8位。河端は準々決勝で4着になり、準決勝進出を決めたと思われたが、降着となって敗退した。

「決勝に進出したからには、勝つほど重要なものはなにもなかった。私は1回戦でかなりエネルギーを浪費していたので、決勝で勝つためには最後のスプリントまで待機する必要があると判断した」とブフリ。
「私は長い時間待たなければならなかったが、すべてうまくいった。マシュー・グレーツァーが早めに仕掛けてシュテファン・ベティヒャーを連れて行った。うまくそれに反応することができて、絶妙のタイミングでスプリントを始めることができた。私は世界チャンピオンになった」

女子スプリントに出場した小林優香は24位。