ユアンがゴール勝負を制す…ツール・ド・フランス第3S

第107回ツール・ド・フランスは8月31日、ニース〜システロン間の198kmで第3ステージが行われ、ロット・スーダルのカレブ・ユアン(オーストラリア)がゴール勝負を制して優勝。2019年の区間3勝に続く大会通算4勝目を挙げた。

ツール・ド・フランス第3ステージはニースからシステロンを目指す ©A.S.O. Pauline Ballet

総合成績ではドゥークニンク・クイックステップのジュリアン・アラフィリップ(フランス)が首位を守った。

ツール・ド・フランス第3ステージ ©A.S.O. Pauline Ballet

身長165cmの韓国系オーストラリア選手。ポケットロケットという愛称を持つユアンが、2019年最終日のパリ・シャンゼリゼに続く区間勝利をゲットした。

この日は山岳賞をねらったフランスの3選手がスタート直後から抜け出したが、ゴールをねらうスプリンター勢は後続のメイン集団の中で最後の勝負に備えていた。案の定、最後まで逃げ続けた選手を残り16kmで吸収。予想通りのゴールスプリント勝負となる。

ジェローム・クザン、アントニー・ペレ、ブノワ・コズネフロワが山岳ポイントをねらって第1集団を形成 ©A.S.O. Pauline Ballet
マイヨジョーヌのジュリアン・アラフィリップ ©A.S.O. Pauline Ballet

2020年の大会はフランスにある5つの山岳地帯をすべて訪問する。例年よりも平たんステージが少ないので、スプリンターが勝ちにいけるチャンスはそれほどない。最初のチャンスだった第1ステージでは、ユアンは落車でゴール勝負に加われなかった。第2ステージはユアンが苦手な山岳区間で、29分08秒遅れの最下位でゴールした。

それでも翌日には1着が取れるのだから面白い。

ツール・ド・フランス第3ステージ ©A.S.O. Pauline Ballet

「今日は勝てると思っていた。コース脇の鉄柵に当たりそうだったが、前が開けたので一気にスパートできたのは幸運だった。この先も勝利を重ねたい」とユアン。

トタル・ディレクトエネルジーのジェローム・クザンが最後まで逃げ続けた ©A.S.O. Pauline Ballet

●4賞ジャージ
マイヨジョーヌ(個人総合成績)ジュリアン・アラフィリップ(フランス、ドゥークニンク・クイックステップ)
マイヨベール(ポイント賞)ペテル・サガン(スロバキア、ボーラ・ハンスグローエ)
マイヨブラン・アポワルージュ(山岳賞)ブノワ・コズネフロワ(フランス)(フランス、AG2Rラモンディアール)
□マイヨブラン(新人賞)マルク・ヒルシ(スイス、サンウェブ)

カレブ・ユアンがツール・ド・フランス第3ステージを制した ©A.S.O. Pauline Ballet

【もの知りコラム】最下位選手にはランタンが渡される

昔の汽車は夜になると前後にランタンの明かりを灯した。最後尾につけるのは赤色のランタンで、いわゆるテールランプ。フランス語では「ランタンルージュ」と呼ばれている。ツール・ド・フランスでランタンルージュといえば最後尾、つまり個人総合成績で最下位の選手のことだ。例年シャンゼリゼに凱旋する最終ステージのスタート前に、ちょっとした伝統行事が行われる。最下位選手が赤いランタンを持たされてカメラマンのポーズに応じたりするのだ。

ツール・ド・フランスでは最下位だってある意味で勲章。完走しなければ最下位になれないからだ。多くの選手にとってパリに到着することが目標。ランタンルージュを持たされてポーズを取ったりしていても、瞳の中にはまばゆいばかりの達成感がきらめく。

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アラフィリップが第2S優勝で総合首位に…ツール・ド・フランス

第107回ツール・ド・フランスは8月30日、ニースを発着とする距離186kmの山岳コースでドゥークニンク・クイックステップのジュリアン・アラフィリップ(フランス)がマルク・ヒルシ(スイス、サンウェブ)、アダム・イエーツ(英国、ミッチェルトン・スコット)とのゴール勝負を制して優勝。

ジュリアン・アラフィリップが第2ステージでマイヨジョーヌを獲得した ©A.S.O. Alex Broadway

アラフィリップは総合成績でもトップに立ち、マイヨジョーヌを獲得した。

紺碧の海を見ながら第2ステージが始まった ©A.S.O. Alex Broadway

アラフィリップは2018年と2019年に各2勝していて、大会通算5勝目。2019年は14日間にわたってマイヨジョーヌを着用した。

第2ステージの序盤にマイヨベールを着るペテル・サガンらが第1集団を形成 ©A.S.O. Alex Broadway

大会最初の2日間はどちらもニースを発着とするステージだが、初日は平たん路、そしてこの日は内陸の山岳部を走る山岳コースだった。大会2日目に早くも厳しい峠が出現するというのが2020年の特徴だ。そんなハードコースの優勝候補はアラフィリップだ。レース終盤の峠で抜け出し、ゴールまで逃げ切るのが勝ちパターンである。

2020ツール・ド・フランス第2ステージ ©A.S.O. Alex Broadway

案の定、残り13kmの最後の峠でアラフィリップがアタック。これに新人のヒルシが反応し、イェーツも追従した。3選手は先頭を交代しながらゴールを目指し、残り1kmからは一転して、迫りつつ後続集団との距離を確認しながらのけん制合戦。息をのむような戦いをベテランのアラフィリップが制した。

アラフィリップがアタック。ヒルシがマークする ©A.S.O. Alex Broadway

「今シーズンはまだ1勝もしていなかったが、激しい練習は積んでいてその準備はできていた」とアラフィリップ。

「チームメートにレースを難しくするように頼んだ。だからアタックした時は先頭グループにもうライバルが残っていなかった。2カ月前に他界した父にこの勝利を捧げたい」

ゴール後に歓喜の表情を見せたアラフィリップ ©A.S.O. Thomas-Maheux

●4賞ジャージ
マイヨジョーヌ(個人総合成績)ジュリアン・アラフィリップ(フランス、ドゥークニンク・クイックステップ)
マイヨベール(ポイント賞)アレクサンドル・クリストフ(ノルウェー、UAEエミレーツ)
マイヨブラン・アポワルージュ(山岳賞)ブノワ・コズネフロワ(フランス)(フランス、AG2Rラモンディアール)
□マイヨブラン(新人賞)マルク・ヒルシ(スイス、サンウェブ)

ツール・ド・フランス第2ステージのビラージュで ©A.S.O. Jonathan Biche

【もの知りコラム】マイヨジョーヌが黄色になったわけ

複数の日程で争われるステージレースは、その日終わって各賞で1位となった選手にリーダージャージが与えられる。ツール・ド・フランスでは現在4つのリーダージャージがあるが、所要時間の合計で争う個人総合成績の1位選手が着用するのは、黄色いリーダージャージ、マイヨジョーヌだ。マイヨはジャージ、ジョーヌは黄色という意味。

マイヨジョーヌは1903年の第1回大会から存在したわけではない。
「集団のなかでも首位選手がすぐに見つけられるようにしてほしい」という取材記者の要望で、主催者が1919年に設定した。主催するスポーツ新聞のロト(現在のレキップ)の新聞紙の色が黄色だったことから採用された。パリ・シャンゼリゼの表彰台でマイヨジョーヌに袖を通した選手がその年の総合優勝者となる。

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クリストフが初日を制して首位に…ツール・ド・フランス開幕

第107回ツール・ド・フランスが2カ月遅れで開幕。地中海に面したニースを発着とする第1ステージは、UAEエミレーツのアレクサンドル・クリストフ(ノルウェー)がゴール勝負を制し、2年ぶり4回目の区間勝利。総合成績でも首位となり、黄色いリーダージャージー、マイヨジョーヌを獲得した。

2020ツール・ド・フランス開幕地はニース ©A.S.O. Pauline-Ballet

大会はアルプスやピレネーという難所に加え、選手とスタッフを合わせて30人のチーム内から2人以上の感染者が出たら大会から除外されるという特別規定を背負って、これまでにないほどの張り詰めた空気の中、フランス一周の激闘を始めた。

2020ツール・ド・フランス第1ステージ ©A.S.O. Alex Broadway

長時間の有酸素運動をする出場選手でさえ、スタート直前までマスク着用。華やかな開幕でありながら、人影がまばらな沿道。加えて天気さえ試練を与えた。紺碧の海で知られるニースを発着とする第1ステージだが、暗雲が立ちこめ、大粒の雨が路面を濡らした。

初日から有力候補がクラッシュ。ドゥークニンク・クイックステップのジュリアン・アラフィリップ(フランス)が落車に巻き込まれ、アスタナのミゲルアンヘル・ロペス(コロンビア)が下りカーブでスリップしてコース脇の建造物に突っ込んだ。グルパマFDJのティボー・ピノ(フランス)も落車で傷つき、4分04秒遅れでゴールしたが、残り3kmを切っての落車は国際規定によってタイム差なしとされ、救済された。

地中海を見ながら進むツール・ド・フランス第1ステージ ©A.S.O. Alex Broadway

雨脚の強さに有力選手らが安全走行のためにスピードダウンすることを指示。この日のレースの山場は、ニースの目抜き通りでのスプリント勝負となった。

降雨でのスリップを避けるため、トニー・マルティンが集団をスローダウンさせた ©A.S.O. Alex Broadway

だれもが初日に勝利したい。トップでフィーニッシュラインを切れば区間勝利だけでなく、総合成績でも1番になれる。今大会は2日目から山岳ステージが設定され、上りで大きく遅れるスプリンターにとっては、この日がマイヨジョーヌ獲得のチャンスだった。

クリストフは残り1kmでアシストをしてくれるチームメートを失っていたが、ゴールを目指して一気にスピードが上がるとボーラ・ハンスグローエのペテル・サガン(スロバキア)の背後をマーク。最後に団子状態から抜け出して1着に。区間優勝と同時にマイヨジョーヌを手に入れた。

2020ツール・ド・フランス第1ステージ ©A.S.O. Alex Broadway

「数日前に転んでしまっていい状態ではなかった。でもこれ以上の夢は描けないよ」とうれしさをかみしめるクリストフ。ノルウェー勢がマイヨジョーヌを着用するのは、2004、2006、2011年のトール・ヒュースホウトに続く2人目の快挙だ。

「マイヨジョーヌは、33歳のボクのキャリアとボクの子どもたちにとてつもない影響をもたらしてくれるだろうね」

©A.S.O. Charly López
アレクサンドル・クリストフが2020ツール・ド・フランス第1ステージでマイヨジョーヌ ©A.S.O. Alex Broadway

●4賞ジャージ
マイヨジョーヌ(個人総合成績)アレクサンドル・クリストフ(ノルウェー、UAEエミレーツ)
マイヨベール(ポイント賞)アレクサンドル・クリストフ(ノルウェー、UAEエミレーツ)
マイヨブラン・アポワルージュ(山岳賞)ファビアン・グレリエ(フランス、トタル・ディレクトエネルジー)
□マイヨブラン(新人賞)マッズ・ピーダスン(デンマーク、トレック・セガフレード)

©A.S.O. Charly López

【もの知りコラム】ツール・ド・フランスの発祥は?

100年以上の歴史があるツール・ド・フランスの「なるほど!」と思わせる逸話を連日紹介。まずは大会の発端から。

今から120年前、スポーツ新聞社が企画した「パリ〜ブレスト往復自転車レース」が大ヒット。ブレストは「地の果て」と言われるブルターニュ半島の最西端で、1200kmを自転車で走るという冒険レースが人々に感銘を与えた。ライバル新聞のロト(現在のレキップ)は販売部数を大きく落とし、「もっとスゴい自転車レースを」と考えたのがフランス一周。ツールは一周するという意味なので、つまりツール・ド・フランスだ。当時は自転車に変速機もなく、自転車でフランスを一周できるとは考えられなかった時代だ。

ちなみにパリ〜ブレストはフランス菓子の名前にもなった。形が車輪に似ていることから今も庶民に親しまれている。

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2020ツール・ド・フランス出場176選手

26/08/2020 – Tour de France 2020 – Grand Depart a Nice

●イネオス・グレナディアス(英国)
1 エガン・ベルナル(コロンビア)*
2 アンドレイ・アマドール(コスタリカ)
3 リチャル・カラパス(エクアドル)
4 ヨナタン・カストロビエホ(スペイン)
5 ミハウ・クビアトコウスキー(ポーランド)
6 ルーク・ロウ(英国)
7 パベル・シバコフ(ロシア)*
8 ディラン・ファンバーレ(オランダ)

8月27日にニースで開催されたチームプレゼンテーション ©A.S.O.-Alex-Broadway

●ユンボ・ビスマ(オランダ)
11 プリモシュ・ログリッチ(スロベニア)
12 ジョージ・ベネット(ニュージーランド)
13 アムントグレンダール・ヤンセン(ノルウェー)
14 トム・デュムラン(オランダ)
15 ロベルト・ヘーシンク(オランダ)
16 セップ・クス(米国)
17 トニー・マルティン(ドイツ)
18 ワウト・ファンアールト(ベルギー)

●ボーラ・ハンスグローエ(ドイツ)
21 ペテル・サガン(スロバキア)
22 エマヌエル・ブッフマン(ドイツ)
23 フェリックス・グロスチャートナー(オーストリア)
24 レナード・ケムナ(ドイツ)*
25 グレゴール・ミュールベルガー(オーストリア)
26 ダニエル・オス(イタリア)
27 ルーカス・ペストルベルガー(オーストリア)
28 マキシミリアン・シャフマン(ドイツ)

ボーラ・ハンスグローエ ©A.S.O.-Thomas-Maheux

●AG2Rラモンディアール(フランス)
31 ロマン・バルデ(フランス)
32 ミカエル・シュレル(フランス)
33 ブノワ・コズネフロワ(フランス)*
34 ピエール・ラトゥール(フランス)
35 オリバー・ナーセン(ベルギー)
36 ナンズ・ピーターズ(フランス)
37 クレマン・バントリーニ(フランス)
38 アレクシー・ビエルモ(フランス)

AG2Rラモンディアール ©A.S.O.-Thomas-Maheux

●ドゥークニンク・クイックステップ(ベルギー)
41 ジュリアン・アラフィリップ(フランス)
42 カスパー・アスグリーン(デンマーク)*
43 サム・ベネット(アイルランド)
44 レミ・カバニャ(フランス)
45 ティム・デクレルク(ベルギー)
46 ドリス・デベナインス(ベルギー)
47 ボブ・ユンゲルス(ルクセンブルク)
48 ミケル・モルコフ(デンマーク)

●グルパマFDJ(フランス)
51 ティボー・ピノ(フランス)
52 ウィリアム・ボネ(フランス)
53 ダビ・ゴデュ(フランス)*
54 シュテファン・キュング(スイス)
55 マチュー・ラダニュ(フランス)
56 バランタン・マデュアス(フランス)*
57 リュディ・モラール(フランス)
58 セバスティアン・ライヒェンバッハ(スイス)

26/08/2020 – Tour de France 2020 – Grand Depart –

●バーレーン・メリダ(バーレーン)
61 ミケル・ランダ(スペイン)
62 ペリョ・ビルバオ(スペイン)
63 ダミアーノ・カルーゾ(イタリア)
64 ソンニ・コルブレッリ(イタリア)
65 マルコ・ハラー(オーストリア)
66 マテイ・モホリッチ(スロベニア)
67 ワウト・プールス(オランダ)
68 ラファエル・バルス(スペイン)

●EF(米国)
71 リゴベルト・ウラン(コロンビア)
72 アルベルト・ベッティオル(イタリア)
73 ヒュー・カーシー(英国)
74 セルジオ・イギータ(コロンビア)*
75 イェンス・クークレール(ベルギー)
76 ダニエル・マルティネス(コロンビア)*
77 ニールソン・ポーレス(米国)*
78 ティージェイ・バンガーデレン(米国)

EF ©A.S.O.-Alex-Broadway

●アルケア・サムシック(フランス)
81 ナイロ・キンタナ(コロンビア)
82 ウィネル・アナコナ(コロンビア)
83 ワレン・バルギル(フランス)
84 ケビン・ルダノワ(フランス)
85 ダイエル・キンタナ(コロンビア)
86 ディエゴ・ローザ(イタリア)
87 クレモン・ルッソ(フランス)*
88 コナー・スウィフト(英国)*

ナイロ・キンタナ ©A.S.O.-Thomas-Maheux

●モビスター(スペイン)
91 アレハンドロ・バルベルデ(スペイン)
92 ダリオ・カタルド(イタリア)
93 イマノル・エルビティ(スペイン)
94 エンリク・マス(スペイン)*
95 ネルソン・オリベイラ(ポルトガル)
96 ホセ・ロハス(スペイン)
97 マルク・ソレル(スペイン)
98 カルロス・ベローナ(スペイン)

元世界チャンピオンのアレハンドロ・バルベルデ ©A.S.O.-Thomas-Maheux

●トレック・セガフレード(米国)
101 リッチー・ポート(オーストラリア)
102 ニクラス・エイ(デンマーク)*
103 ケニー・エリッソンド(フランス)
104 バウケ・モレマ(オランダ)
105 マッズ・ピーダスン(デンマーク)*
106 トムス・スクインシュ(ラトビア)
107 ジャスパー・ストゥイベン(ベルギー)
108 エドワード・トゥーンス(ベルギー)

●CCC(ポーランド)
111 グレッグ・バンアーベルマート(ベルギー)
112 アレッサンドロ・デマルキ(イタリア)
113 シモン・ゲシュケ(ドイツ)
114 ヤン・ヒルト(チェコ)
115 ヨナス・コッホ(ドイツ)
116 ミヒャエル・シャール(スイス)
117 マッテオ・トレンティン(イタリア)
118 イルヌル・ザカリン(ロシア)

CCCのグレッグ・バンアーベルマート ©A.S.O.-Thomas-Maheux

●コフィディス(フランス)
121 ギヨーム・マルタン(フランス)
122 シモーネ・コンソンニ(イタリア)
123 ニコラ・エデ(フランス)
124 ヘスス・エラダ(スペイン)
125 クリストフ・ラポルト(フランス)
126 アントニー・ペレ(フランス)
127 ピエールリュック・ペリション(フランス)
128 エリア・ビビアーニ(イタリア)

コフィディス ©A.S.O.-Thomas-Maheux

●UAEエミレーツ(UAE)
131 タデイ・ポガチャル(スロベニア)*
132 ファビオ・アルー(イタリア)
133 ダビ・デラクルス(スペイン)
134 ダビデ・フォルモロ(イタリア)
135 アレクサンドル・クリストフ(ノルウェー)
136 ベガールステイク・ラエンゲン(ノルウェー)
137 マルコ・マルカート(イタリア)
138 ヤン・ポランツ(スロベニア)

UAEエミレーツのアレクサンドル・クリストフ ©A.S.O.-Thomas-Maheux

●アスタナ(カザフスタン)
141 ミゲルアンヘル・ロペス(コロンビア)
142 オマール・フライレ(スペイン)
143 ユーゴ・ウル(カナダ)
144 ゴルカ・イサギレ(スペイン)
145 ヨン・イサギレ(スペイン)
146 アレクセイ・ルツェンコ(カザフスタン)
147 ルイスレオン・サンチェス(スペイン)
148 アロルド・テハダ(コロンビア)*

●ロット・スーダル(ベルギー)
151 カレブ・ユアン(オーストラリア)
152 ステフ・クラス(ベルギー)*
153 ジャスパー・デブイスト(ベルギー)
154 トマス・デヘント(ベルギー)
155 ジョン・デゲンコルプ(ドイツ)
156 フレデリック・フリソン(ベルギー)
157 フィリップ・ジルベール(ベルギー)
158 ロジャー・クルーゲ(ドイツ)

手を挙げて声援に応えるジョン・デゲンコルプ ©A.S.O.-Thomas-Maheux

●ミッチェルトン・スコット(オースラトリア)
161 アダム・イエーツ(英国)
162 ジャック・バウアー(ニュージーランド)
163 サムエル・ビューリー(ニュージーランド)
164 エスデバン・チャベス(コロンビア)
165 ダリル・インピー(南アフリカ)
166 クリストファー・ユールイェンセン(デンマーク)
167 ルカ・メズゲッツ(スロベニア)
168 ミケル・ニエベ(スペイン)

ミッチェルトン・スコット ©A.S.O.-Thomas-Maheux

●イスラエル・スタートアップネーション(イスラエル)
171 ダニエル・マーティン(アイルランド)
172 アンドレ・グライペル(ドイツ)
173 ベン・ヘルマンス(ベルギー)
174 ユーゴ・オフステテール(フランス)
175 クリスツ・ニーランズ(ラトビア)
176 ガイ・ニーブ(イスラエル)
177 ニルス・ポリッツ(ドイツ)
178 トム・ファンアスブロック(ベルギー)

アンドレ・グライペル ©A.S.O.-Thomas-Maheux

●トタル・ディレクトエネルジー(フランス)
181 ニッコロ・ボニファツィオ(イタリア)
182 マチュー・ブルゴドー(フランス)*
183 リリアン・カルメジャーヌ(フランス)
184 ジェローム・クザン(フランス)
185 ファビアン・グレリエ(フランス)
186 ロマン・シカール(フランス)
187 ジョフレ・スープ(フランス)
188 アントニー・テュルジス(フランス)

●NTT(南アフリカ)
191 ジャコモ・ニッツォーロ(イタリア)
192 エドワルド・ボアソンハーゲン(ノルウェー)
193 ライアン・ギボンズ(南アフリカ)
194 ミヒャエル・ゴグル(オーストリア)
195 ミケル・バルグレン(デンマーク)
196 ロマン・クロイツィゲル(チェコ)
197 ドメニコ・ポッツォビーボ(イタリア)
198 マキシミリアン・バルシャイド(ドイツ)

NTT ©A.S.O.-Thomas-Maheux

●サンウェブ(ドイツ)
201 ティシュ・ベノート(ベルギー)
202 ニキアス・アルント(ドイツ)
203 セース・ボル(オランダ)*
204 マルク・ヒルシ(スイス)*
205 ショーレン・クラー(デンマーク)
206 ヨリス・ニューエンハイス(オランダ)*
207 カスパー・ピーダスン(デンマーク)*
208 ニコラス・ロッシュ(アイルランド)

●B&Bホテルズ・ビタルコンセプト(フランス)
211 ブライアン・コカール(フランス)
212 シリル・バルト(フランス)*
213 マキシム・シュバリエ(フランス)*
214 イェンス・デブシェール(ベルギー)
215 シリル・ゴティエ(フランス)
216 カンタン・パシェ(フランス)
217 ケビン・レザ(フランス)
218 ピエール・ロラン(フランス)

*は25歳以下の新人賞対象選手

26/08/2020 – Tour de France 2020 – Grand Depart –

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J SPORTSがJ-WAVEのSTEP ONEとコラボ…ツール・ド・フランス開幕日に無料配信

国内最大4 チャンネルのスポーツテレビ局、J SPORTSが第107回ツール・ド・フランス開幕日の8月29日、J-WAVEで毎週月曜~木曜午前9:00~午後12:30に放送中の「STEP ONE」とコラボレーションした特別番組「STEP ONE × ツール・ド・フランス コラボSP!~世界最大の自転車レースへナビゲート~」をYouTubeのJ SPORTSチャンネルで無料配信する。

番組MCにJ SPORTSのサイクルロードレース実況でもおなじみの「STEP ONE」ナビゲーターのサッシャと増井なぎさを迎え、解説陣やリモートゲストを交えてツール・ド・フランス第1ステージを観戦。YouTubeのコメントやSNSに寄せられた質問・疑問に答えながら、初めてロードレースを観戦する人にも楽しく視聴できる番組をお届けする。 

通常の解説、実況付きの第1ステージの生放送番組はJ:COM及び一部のケーブルテレビ局、スカパー!のJ SPORTS 4チャンネルでも無料放送、さらにJ SPORTSオンデマンドの会員無料LIVE配信に加えTwitter、ニコニコ動画でも無料LIVE配信するので、いつもの番組を出演者と一緒に楽しめるような参加型番組としてお届けする。「みんなで観戦」が難しい今、感想や疑問を共有しながらオンライン観戦体験を。

STEP ONE × ツール・ド・フランス コラボSP!~世界最大の自転車レースへナビゲート~
配信日時: 8月29日(土)午後8:00~レースフィニッシュまで(深夜1:00頃)
MC:サッシャ、増井なぎさ
解説:栗村修、飯島誠(J SPORTSサイクルロードレース解説)
リモートゲスト:団長安田(安田大サーカス)、浅田顕(自転車ロードレース男子日本代表監督)
辻啓(サイクルフォトグラファー)、宮本あさか(スポーツライター)
配信ページ: https://youtu.be/QqU6E6t5yh8

また8月26日(水)にはJ SPORTSサイクルロードレース解説としてもおなじみの栗村修が「STEP ONE」に登場。番組内「BEHIND THE SCENE」(午前10:10~10:25)のコーナーで2020年ツール・ド・フランス史上初めて開催され話題となった「バーチャルツール・ド・フランス」について語る。

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キンタナがツール・ド・フランスでエース、アシストのバルギルもチャンスをねらう

フランスのアルケア・サムシックが8月29日に開幕する第107回ツール・ド・フランスに、今季加入のナイロ・キンタナ(コロンビア)を新エースと、ワレン・バルギル(フランス)をアシスト陣の一員とする布陣を発表した。

「ツール・ド・フランスのために強力でバランスの取れたチームを構築した」と統括ディレクターのエマニュアル・ウベール。

「コナー・スウィフトとクレモン・ルッソが平たんステージでナイロ・キンタナとワレン・バルギルをサポートする。ナイロ・キンタナはリーダーに指定した。フランスのスキー場、イゾラ2000で高地トレーニングを終えていて、昨年7月に負傷した膝に問題もなく長距離を乗り込むことができた」

© Team Arkéa – Samsic

ナイロ・キンタナのコンディションはいい状態とのことで、これまでプレッシャーの多かったバルギルの立ち位置を楽にさせる存在になると期待している。

「バルギルはナイロのサポートの一員だが、このツール・ド・フランスの総合順位で可能な限り最高のパフォーマンスを達成することができるはずだ。 とはいってもバルギルにも重要な役割がかかっていて、チャンスがあれば勝利に向けて走ることになる」

前フランスチャンピオンのワレン・バルギル © Team Arkéa – Samsic

●アルケア・サムシックの2020ツール・ド・フランス出場選手
ウィネル・アナコナ(コロンビア)
ワレン・バルギル(フランス)
マキシム・ブエ(フランス)
ダイエル・キンタナ(コロンビア)
ナイロ・キンタナ(コロンビア)
ディエゴ・ローザ(イタリア)
クレモン・ルッソ(フランス)
コナー・スウィフト(英国)

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