梶原悠未(筑波大)が2月28日にドイツのベルリンで開催されたトラック世界選手権のオムニアムで1位になった。日本の女子選手が世界チャンピオンとなったのは初めて。5色の虹色ジャージ、アルカンシエルを1年間着用する。
オムニアムはスクラッチ、テンポレース、エリミネーション、ポイントレースの4種目を1日で行い、獲得ポイントで競う。梶原はスクラッチ1位で暫定1位に立つと、テンポレース2位、エリミネーション3位で首位を死守。最後のポイントレースで8位となり逃げ切った。
自転車のある快適生活を応援するスポーツコンテンツ
梶原悠未(筑波大)が2月28日にドイツのベルリンで開催されたトラック世界選手権のオムニアムで1位になった。日本の女子選手が世界チャンピオンとなったのは初めて。5色の虹色ジャージ、アルカンシエルを1年間着用する。
オムニアムはスクラッチ、テンポレース、エリミネーション、ポイントレースの4種目を1日で行い、獲得ポイントで競う。梶原はスクラッチ1位で暫定1位に立つと、テンポレース2位、エリミネーション3位で首位を死守。最後のポイントレースで8位となり逃げ切った。
2020年トラック世界選手権大会が2月26日(水)から3月1日(日)までドイツのベルリンで開催される。東京五輪の自転車競技ではトラック種目だけが開催国枠が設定されてなく、日本勢も国際ランキングで国別出場枠を得る必要がある。最も重要な大会がこの世界選手権だ。
●日本代表選手
(短距離)
脇本雄太(JPCA/ブリヂストンサイクリング)
河端朋之(JPCA)
新田祐大(JPCA/ドリームシーカー)
深谷知広(JPCA/ドリームシーカー)
雨谷一樹(JPCA)
小林優香(JPCA/ドリームシーカー)
太田りゆ(JPCA/ブリヂストンサイクリング)
(中距離)
橋本英也(ブリヂストンサイクリング)
窪木一茂(ブリヂストンサイクリング)
今村駿介(中央大/ブリヂストンサイクリング)
近谷涼(ブリヂストンサイクリング)
沢田桂太郎(日本大/ブリヂストンサイクリング)
梶原悠未(筑波大)
中村妃智(日本写真判定)
古山稀絵(日本体育大)
2019トラック世界選手権の模様をNHK BS1が3月22日(金)9時から10時49分まで放送する。途中でBSニュースが入る予定。臨時ニュースがあった場合は変更の可能性もある。
前半は短距離ケイリンで銀メダルを獲得した新田祐大(競輪選手)の活躍を中心に、後半は女子オムニアムで4位に入った梶原悠未(筑波大)の活躍を中心に送る。
ポーランドのプルシュクフで行われている2019UCIトラック世界選手権は3月3日に大会最終日を迎え、日本勢は女子ケイリンに小林優香、太田りゆが出場。ともに準々決勝で敗退した。
両選手とも今シーズンのワールドカップでメダルを獲得していて期待が集まったが、ともに1回戦突破したあとの準々決勝で敗退。準決勝(上位12名)に進出できなかった。
今大会はオリンピックへ向けた強豪国の進化を感じる一方で、男子ケイリンでは新田祐大が銀メダル獲得や、男女のオムニアムでも世界選手権における過去最上位獲得と初めてメダルを争う健闘を見せた。
女子ケイリン
13位 小林優香(日本) 準々決勝敗退
16位 太田りゆ(日本) 準々決勝敗退
ポーランドのプルシュクフで開催されている2019UCIトラック世界選手権は3月2日に大会4日目の競技が行われ、男子オムニアムで橋本英也が7位になった。橋本は2種目目のテンポレースで2位に入るなどメダル争いに加わったが、最終のポイントレースで順位を落とした。
女子マディソンはアジアチャンピオンの梶原悠未、古山稀絵ペアで出場し、得点は0だったが世界選手権で同種目初の完走となる11位に。
男子スプリントは予選のタイムで上位に入れず厳しい組み合わせとなり、深谷知広の16位が最上位となった。
男子オムニアム
7位 橋本英也(日本)91点
女子マディソン
11位 日本(梶原悠未、古山稀絵)0点
男子スプリント
16位 深谷知広(日本)
25位 脇本雄太(日本)
ポーランドのプルシュクフで行われている2019UCIトラック世界選手権は3月1日に大会3日目を迎え、梶原悠未(筑波大)が女子オムニアムに出場。3位と同得点の4位とメダルには届かなかったが、世界選手権における日本勢同種目過去最高順位。今後のさらなる成長に期待をもたせた。
梶原は1種目目のスクラッチ6位、2種目目のテンポレース1位で前半をトップで折り返す。続くエリミネイションで7位となり暫定3位で迎えた最終種目のポイントレースだったが、ここで逆転を許して4位となった。3位になったジェニファー・バレント(米国)とは得点で並び、最終種目の着順差による惜敗だった。
優勝はオランダのカーステン・ウィルド。
コメントを投稿するにはログインしてください。