2019ツール・ド・フランスのポイント
●イズラン峠 Col de l’Izeran (Alpes)
標高2770mのイズラン峠はクルマが越えられる峠としてはアルプス最高峰。ゴール地点は中継車両が駐車する広大なスペースが必要なので、イズラン峠にゴールが設定されたことはなく、過去の大会ではすべてコース途中に通過。山岳カテゴリーは超級。
●ラプランシュ・デ・ベルフィーユ La planche des belles filles
ボージュ山地の国立公園内にあるスキーリゾート。かつてはラプランシュという炭鉱があり、その山の上にスキーで滑れる場所を作った。2019年で4度目のツール・ド・フランス登場となるが、2012年、2014年、2017年と常に大会前半の最初の山岳として登場し、すべてこのラプランシュ・デ・ベルフィーユの表彰台でマイヨジョーヌを着た選手が総合優勝している。
●ツールマレー峠 Col du Tourmalet (Pyrénées)
ツール・ド・フランスを世界最高峰の自転車レースとする転機となったのが、ピレネーにある標高2114mのツールマレー峠を採用したこと。1910年の第8回大会で当時の常識をはるかに超える4つの峠が設定された。その中で最過酷なのがツールマレー峠だ。周囲は針のように屹立した山岳が取り囲み、真夏でも天候が崩れれば降雪する。そんな過酷な条件が勝負どころとして定着し、大観衆が沿道を埋め尽くすようになった。ツールマレーはピレネーの重要な拠点であり、毎年のように登場することも人気の秘けつ。
1991年フランス観光開発機構の前身である「経済利益団体(GIE)メゾン・ド・ラ・フランス(Maison de la France)」のマーケティング・インフォメーション部長に就任。5 年後、副総裁に任命される。
1997年「パリ市観光・会議局」局長に就任。
2002年「Parishotel.com」のアソシエイト・ディレクターおよび「CMCコンサルティング・観光エンジニアリング事務所」代表に就任。
2004年「国際博覧会Expo 2004」の副運営委員長に就任。同年、観光素材提供を目的に設立された 「フランス観光エンジニアリング局 (Agence française de l’ingénierie touristique , AFIT)」の局長となる。
2005年「フランス観光エンジニアリング局」、「全国観光観測所(Observatoire National du Tourisme,ONT)」ならびに「山岳観光調査整備機関(service d’Etudes et d’Amenagement Touristique de la Montagne, SEATM)」の合併で創設された「オディット・フランス(観光に関する開発・ エンジニアリング観測所 ODIT France)」の総裁に就任。
2008年12月29日 「経済利益団体(GIE)メゾン・ド・ラ・フランス(Maison de la France)」を「アトゥー・フランス/フランス観光開発機構」へ刷新するための立役者となる。
2009年6月17日「メゾン・ド・ラ・フランス」と「オディット・フランス」の合併で創設された「アトゥー・フランス/フランス観光開発機構」の総裁に就任する。
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