五輪出場枠争いが始まる5月末から1年間全力で戦う…沢田時、平野星矢

2019年チームブリヂストンサイクリングのMTBクロスカントリーチームに所属する沢田時と平野星矢が東京2020オリンピックでのメダル獲得に向けて抱負を語った。

沢田時(さわだとき)
マウンテンバイク、シクロクロス

沢田時(チームブリヂストンサイクリング MTBクロスカントリーチーム)

「2019シーズン一番の目標は、全日本選手権に勝利して、全日本チャンピオンになることです。その次の目標としているのは東京2020オリンピックへの選考に向けてです。今の時点では、出場枠を得るための期間である5月末から1年かけ、最も多くUCIポイントを獲得した日本選手が出場すると想定されていますので、アジア選手権、全日本選手権と、あらゆるレースで優勝します。

2019シーズンを、日本チャンピオンであり、アジアチャンピオンであり、UCIポイント獲得数もアジアのトップで終えるのが目的です。そのために練習の方法を大きく見直し、自分の弱点を強化するような練習に取り組もうと考えています。今までより伸びるために、得意な点を伸ばすこと以上に弱点の強化に注力していきます」

沢田時(チームブリヂストンサイクリング MTBクロスカントリーチーム)

平野星矢(ひらのせいや)
マウンテンバイク

平野星矢(チームブリヂストンサイクリング MTBクロスカントリーチーム)

「2019シーズンは、全日本選手権とアジア選手権の優勝を目指し、UCIポイントを最も獲得した日本人選手になることを目標としています。2019年5月から東京2020オリンピック選考に向けての選考期間である1年間、日本人として一番ポイントを獲得するための準備と体作りします。そのためにはスタートとなる5月がいちばん重要です。それまでにしっかりと体を作り、さらにその後も好調さを続かせるために、一年を通して高いコンディションを高く保つことに注力します。

またレースが多い時期の疲労と出力とのバランスをうまくコントロールするための筋力、心肺機能といった面でのパターンづくりを行っていきます」

平野星矢(チームブリヂストンサイクリング MTBクロスカントリーチーム)

小林輝紀監督(チームブリヂストンサイクリング MTBクロスカントリーチーム)
小林輝紀監督(チームブリヂストンサイクリング MTBクロスカントリーチーム)

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創立は1964東京五輪の年…ブリヂストンサイクリングが2019チーム体制発表

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創立は1964東京五輪の年…ブリヂストンサイクリングが2019チーム体制発表

ブリヂストンサイクルは12月19日、2019年の自転車競技チームの新体制および機材サポート選手を発表した。同社は引き続き東京2020オリンピック・パラリンピックでのメダル獲得を目指し、自転車競技アスリート、トライアスリート、パラトライアスリートへの幅広いサポートを行っていく。

TEAM BRIDGESTONE Cyclingは、1964年の東京オリンピックが開催された同年にブリヂストンサイクル自転車競技部として設立した、同社が保有する自転車競技チーム(旧ブリヂストン・アンカーサイクリングチーム)。さまざまな困難を乗り越えながら夢に向かって挑戦し続けるすべての人の挑戦・旅(Journey)を支えていく という同社の思いを表現した「CHASE YOUR DREAM」を体現するべく、2017年に名称を変更して活動を開始。「ブリヂストン・アスリート・アンバサダー」を中心に、オリンピック・パラリンピックをはじめ各々の競技で表彰台を目指し挑戦するアスリートが所属している。

同社では2017年12月から、東京2020オリンピック・パラリンピックでのメダル獲得に向けたチーム体制強化の一環として、TEAM BRIDGESTONE Cyclingの活動拠点を静岡県三島市に新設している。その伊豆地域において、自転車競技を紹介する講演会や伊豆市内保育園およびこども園の園児を対象としたランニングバイク出前教室などの地域イベントに参加し、自転車を楽しむ文化を「レガシー」として根付かせる活動にも取り組んでいる。

これからもチームは、東京2020オリンピック・パラリンピックでのメダル獲得を目指すとともに、自転車競技が開催される伊豆ベロドローム周辺地域での機運醸成と自転車文化の普及につながる活動も積極的に実施していくという。

TEAM BRIDGESTONE Cycling
自転車競技・トラック/ロードレース
近谷涼・窪木一茂・橋本英也・石橋学・沢田桂太郎・今村駿介・太田りゆ・平塚吉光・黒枝士揮・徳田優・孫崎大樹 (計11名)

●ロードチームのコメント

●トラックチームのコメント

自転車競技・MTBクロスカントリー
沢田時・平野星矢 (計2名)
●五輪出場枠争いが始まる5月末から1年間全力で戦う…沢田時、平野星矢のコメント

機材サポート選手
トライアスロン
上田藍・ゴードンベンソン (計2名)
パラトライアスロン
谷真海・秦由加子 (計2名)
自転車競技・トラック/ロードレース
梶原悠未・小林優香 (計2名)
エカーズ(若手育成チーム)・ チームユーラシア(若手育成チーム)