男子スプリントで太⽥海也が金メダル【アジア競技大会】

中国の杭州で開催されている第19回アジア競技大会は自転車競技のDAY-4となる9月28日、トラック男子スプリントが行われ、太⽥海也(日本)が優勝した。

2023アジア競技大会トラック男子スプリント優勝の太田海也 ©日本自転車競技連盟

日本代表の太田は、準々決勝、準決勝と1本も落とすことなく決勝に駒を進め、その決勝もきっちりと2本先取して優勝、金メダルを獲得した。

準々決勝に進出していた中野慎詞は、その準々決勝で敗れて最終的に6位でレースを終えた。

2023アジア競技大会トラックスプリント1-2決定戦を走る太田海也 ©日本自転車競技連盟

太田海也のコメント
「決勝は特にレース内容がいいわけではなく、今回は自転車の神様が味方してくれて勝てたようなものなので、実力だと思わずに今後も自分の苦手な部分を克服していく必要があると思いました。オリンピックに向けて、ここでは絶対に勝たなくてはいけないと思っていましたので、その気持ちが現れた勝利だったと思います。ケイリンが残っていますが、コンディションも整っていますので、しっかり勝てるように頑張ります」

●アジア競技大会のホームページ(JOC)

佐藤水菜がトラックネイションズカップの女子ケイリンで2連勝

自転車トラックネイションズカップ第2戦が2023年3月17日に4日目(最終日)の競技を行い、日本代表は女子ケイリンで佐藤水菜がネイションズカップ第1戦に引き続き優勝した。

トラックネイションズカップ第2戦の女子ケイリンで優勝した佐藤水菜(中央) ©JCF

女子ケイリンは太田りゆ、梅川風子、佐藤が揃って準々決勝へ進出。準々決勝も3選手とも通過、準決勝進出となる。準決勝で太田は5位で7-12位決定戦へ。太田は7-12位決定戦で4位となり、全体の10位という結果に。

準決勝で佐藤、梅川は揃って決勝進出となった。女子ケイリン決勝では佐藤が1位、ネイションズカップ第1戦に続いてこの種目を制した。梅川は落車でDNF、記録の上では5位という結果。

佐藤水菜がトラックネイションズカップ第2戦の女子ケイリンで優勝 ©JCF

男子スプリントでも太田海也が3位。2戦連続で表彰台に上った。

トラックネイションズカップ第2戦、太田海也が3-4位決定戦で勝って3位に ©JCF

●自転車トラックネイションズカップのホームページ

佐藤水菜が女子ケイリン優勝、太田海也が男子スプリント2位

トラックネイションズカップ第1戦は最終日となる2月26日に女子ケイリンが行われ、佐藤水菜(JPCA 楽天Kドリームス/JPCU神奈川)が優勝、梅川風子(JPCA 楽天Kドリームス/JPCU 東京)が3位になった。男子スプリントでは太田海也(JPCA 楽天Kドリームス/JPCU岡山)が2位になった。

トラック ネイションズカップ第1戦の女子ケイリンで佐藤水菜が優勝。左は2位マチルド・グロ、右は3位梅川風子 ©JCF

太田は予選の200mフライングで6位。1/16決勝、1/8決勝、準々決勝、準決勝と勝ち上がり、決勝へ。現世界チャンピオンのハリー・ラブレイセン(オランダ)との決勝となった太田は2本とも完敗したが、2位の表彰台に上った。

太田海也(左)がトラック ネイションズカップ第1戦の男子スプリントで2位。優勝は世界チャンピオンのハリー・ラブレイセン(中央) ©JCF