ジャカルタ・アジア大会は13日目となる8月30日、自転車トラック競技・男子オムニアムが行われ、橋本英也(ブリヂストンサイクリング)が金メダルを獲得。2014年仁川大会に続く2連覇を達成した。オムニアムは1日に4種類のレース(スクラッチ、テンポレース、エリミネイション、ポイントレース)を走り、最終的な獲得ポイントで争う競技。橋本はスクラッチ8位、テンポレース2位、エリミネイション1位の暫定1位で最終種目のポイントレースに挑み、ポイントレースでは終盤に香港に逆転されながらも落ち着いたレース運びでポイント獲得を重ね、再び首位に立ち、2位の梁峻栄(香港)に5ポイント差で優勝した。
橋本は男子チームパシュートの銅に続く2つ目のメダル獲得。今大会の女子チームパシュートで3位になった橋本優弥(鹿屋体育大)は妹。
橋本英也のコメント
最初のスクラッチは8位とよくないスタートだったが、スクラッチでは強い選手がわかっているので、彼らに先行されないよう気をつけていた。その後のテンポレース、エリミネイション、ポイントレースと自分らしく走ることができ、優勝することができた。最後のポイントレースでは、2位と4ポイント差、思っていたより少ないポイント差からのスタートで、途中逆転される場面もあったが、上位の選手をマークしながら、他の選手が疲れたところでポイント獲得を重ねた。前大会は運がよくて勝ったが、今大会では実力で勝つことができた。強さを証明できたと思うし、手応えがある。次はワールドカップや世界選手権での優勝をめざしたい。
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