自転車に乗れる4歳と自転車に乗れない3歳からの皇居外苑自転車教室

一般社団法人自転車協会が「BAA皇居外苑自転車教室」を9月から開催することになり、特設サイトで参加申し込みを始めた。

開催日は2023年9月10日、10月1日、11月19日、2024年1月14日、2月11日、3月10日。

BAA皇居外苑自転車教室は、自転車協会が運営し、自転車に乗れる幼児から小学生までを対象とした、安全に自転車に乗るための基本的な操作技術や交通ルール・マナーを学ぶスクール。

安全に自転車に乗るためには、ブレーキング、ハンドリング、バランスなどといった自転車をコントロールする技術(スキル)が必要。BAA皇居外苑自転車教室では、そういった操作技術を学び、普段から安全な乗車に意識が向けられるようになるための活動を行なっている。

また、補助輪のない自転車にまだ乗ることができない子どもを対象に、補助輪のない自転車に乗れるようになるための親子スクールも実施している。

●自転車協会のホームページ

SBAA PLUSは第2次自転車活用推進計画で国が推奨する認定資格制度

一般社団法人自転車協会が14回目となるSBAA PLUS資格認定者対象の「SBAA PLUSブラッシュアップ講習」を2023年9月26日から10月4日まで開催する。エントリーは2023年9月19日まで。

自転車協会が安全・安心なスポーツ用自転車の供給販売をとおしてスポーツ用自転車市場の健全な発展を目的としたSBAAマーク制度を2007年にスタートさせた。SBAA PLUS資格認定者約840名が在籍する店舗は2023年4月1日で全国44都道府県にあり、約200社が特別賛助会員として参加している。

制度は、スポーツ用自転車を取り扱う販売店が一定の資格要件を満たし、同会主催の講習会修了後試験に合格し、当会特別賛助会員に入会した場合に、SBAA PLUSの資格(SBAA PLUSマークを貼付できること)が取得できるというもの。スポーツ用自転車の安全な利用方法を消費者に正しく理解してもらい、その楽しみを伝える担い手となる人材にとって必要な資格だ。  

2021年5月に閣議決定された「第2次自転車活用推進計画」においては、身体に合った自転車選びをアドバイスする人材としてSBAA PLUS認定者が取りあげられ、自転車協会では国も推奨している認定資格制度として普及の波を広げていくため、認知拡大や資格の魅力・価値の向上を図る施策を実施してきた。

今回で14回目となる、認定者の技術力向上とさらなる知識の習得を目的とした「ブラッシュアップ講習」は、全国どこからでも都合のいい時間に受講することができるようにインターネットを活用した学習形態である“℮ラーニング”形式を採用して実施。

講習は2023年9月26日(火)~10月4日(水)に実施。申し込みは2023年9月19日(火)まで受付専用WEBサイトで受け付けている。

第14回SBAA PLUSブラッシュアップ講習(℮ラーニング)

SBAA PLUSブラッシュアップ講習を受講した認定者には、今後も引き続き同会のHPで認定者在籍店舗情報を掲載するほか、日々進化する技術やソフト情報を学習する機会の場を提供。

1.講習の受講資格
第1回から第10回のSBAA PLUS新規資格取得試験に合格された有資格者

2. 申込み期間および受付専用WEBサイト
2023年8月22日(火)10:00~9月19日(火)23:59
●受付サイト

3. 講習期間(視聴可能期間)
2023年9月26日(火)10:00〜 10月4日(水)17:00 ※全3テーマの受講には計3時間弱を要します。

4. 受講料
無料

5. 利用環境(必ず受講前に視聴確認を)
接続:インターネット環境(Wi-Fi、光回線等の高速通信推奨) OS:Windows、Mac、Android、iOS 端末:パソコン、タブレット、スマートフォン ※製造年数が経過しているモデルは  動作が不安定な場合も。

6. 第14回 ブラッシュアップ講習会テーマ

①流行中のいま、必要な学習・成功するためのe-Bikeビジネス(約50分)
2022年好評だったテーマの続編。今までのスポーツ車とは違う層のお客様がお店を訪れるe-Bikeビジネス。ケーススタディを交え「目的別に提案するe-Bike選び」や「購入後のサイクリングの楽しみ方」の提案方法、更に「欧米最新eーBike事情」にも言及して、モビリティジャーナリストの難波賢二氏が解説する。

②電動式変速機Di2整備講習(約50分)
幅広いコンポに採用され始めオンロード向けにも搭載車が拡大する電動式変速機。整備面の基礎~プロならではのポイントや各製品や制御アプリの互換性・注意点等をシマノセールス 島田真琴氏に解説頂く技術講座。スポーツ用自転車取扱い店で働く認定者にとって必須の内容。

③販売につながるMTBパーク&フィールドの活用(約50分)
オフロードトレール製作や指導者育成に精通する国内第一人者である高橋大喜氏による講座。競技目的ではなくフリーライドが楽しめるMTBフィールドとは?フィールドを活用した実販売や店舗主催イベントとは?国内&海外のe-Bikeのトレンドは?等、幅広く情報を持つ講師ならではの視点により解説。既にオフロード車販売経験がある方から今後の接客に活かしたい認定者にも、スキルに関係なく役立つ講座。

7. 受講にあたり
・受講開始前日に必要なID等がメールで届きます。必ず保管してください。 ・受講に使う機器の動作、速度等の確認を受講前にお済ませください。確認はデモ視聴で行ないます。  ※万一デモ(講習ガイド)が視聴できない場合は事務局にご相談ください。 ・期間中に全ての動画を最後まで視ることで受講認定になります。 ・講習後の試験は実施致しません。 ・認定資格の失効にご注意ください。  ※ブラッシュアップ講習会の受講は、SBAA PLUS認定資格を次回更新頂く際の要件になります。特に前回の更新以降、同講習会を1度も受講されていない認定者は忘れずにお申込み下さい。

自転車店員向けの試乗ができる学習会、SBAAオフロードバイクディーラーサミット

一般社団法人自転車協会は2022年10月28日(金)に栃木県宇都宮市道の駅うつのみやろまんちっく村にぎわい広場・もくもくの森で、SBAA PLUS 認定者(自転車協会の特別賛助会員)と、全国の自転車販売店スタッフ向けの試乗ができる学習会、「SBAAオフロードバイクディーラーサミット 2022」を開催。

小さな子供でも縦の動きを楽しめるよう設計された木製モジ ュラーパンプ

ロードバイク系でも楽しい! コジパンプ

コジパンプは、小さな子供でも縦の動きを楽しめるよう設計された木製モジ ュラーパンプ。子供車でも、クロスバイクでも、ロードバイクでも、ファットバイクでも、ペダルを踏まずに加速する不思議な体験ができる。

また、オフロードのライディングスキルは、オンロードの安全なライドにも役立つ。体験をサポートするインストラクターからワンポイントレッスンを受ける。

自転車の体験会やスクール、イベントを開催中の清水一輝がインストラクター

参加の申し込みについて

スポーツエントリーのサイト から申し込み手続き。10月26日(水)まで受け付け予定。関東会場では座学、スクールともに事前の申し込みは不要。

参加対象: (1) SBAA PLUS認定者 ※SBAA PLUS認定者の参加販売店名を自転車専門誌とHPに掲載予定 (2)BAAアドバイザー (3)その他の自転車販売店に勤務する人 (4)地方自治体( MTBフィールドで自転車活用を検討中の関係者)

料金:一般入場料料
3,000円(エントリーサイトで招待コードを記入すると無料)

MTBからトラックまで実力発揮の短・中距離系アスリート中島瞳

●自転車協会のホームページ

対面とオンラインで第1回地域交流会…自転車活用まちづくりや自転車観光担当者向け

一般社団法人自転車協会が2022年10月19日 (水)に対面とオンラインで「第1回地域交流会」を開催する。主催は自転車協会、協力はシマノ。対面、オンラインともに参加申し込みを受け付けている。

第1回地域交流会

主催:一般社団法人自転車協会、協力:株式会社シマノ

Ⅰ.開催日時:2022年10月19日(水)13:00〜17:00(ZOOM 入室 受付 12:30~)
Ⅱ.開催方法:
① 会場参加(定員 50 名):赤坂インターシティコンファレンス 301 会議室 〒107-0052 東京都港区赤坂1丁目8番1 号 赤坂インターシティ AIR 3階
②オンライン参加(定員 100 名):ZOOM オンライン会議室
Ⅲ. 募集対象:全国各地域・拠点で自転車を活用したまちづくりや自転車観光などを実践している、あるいはこれから取り組もうとしている地域のリーダー
Ⅳ.参加費 : 無料
通信料などは自己負担 ※ZOOM オンライン会議室利用環境:接続はインターネット環境(Wi-Fi、光等の高速通信推奨)、OS は Windows、Mac、Android、iOS、機種はパソコ ン、タブレット、スマートフォンとなるが、製造年数が経過しているモデルは動作が不安定な場合も
Ⅴ.参加申し込み方法:スポーツエントリーより
受付に関しての問い合わせ(受付の方法や書類の添付等、受付システムに関する件)は「0570-039-846 ナビダイヤルで2番を押してください」。
Ⅵ.参加募集締め切り:2022年10月19日(水)17時 ※締め切り日前に定員数に達した場合は募集終了

Ⅶ.プログラム(予定):
・12:30〜 コンファレンスルーム入場受付開始、ZOOM 入室受付開始
・13:00〜 1) ご挨拶 一般社団法人自転車協会 理事長 伊藤 政博
・13:05〜 2) これまでの地域交流会とソーシャル×散走企画コンテストについて(20 分) 株式会社シマノ 企業文化コミュニケーション部 文化推進課 課長 阿部 竜士
・13:05〜 3)ソーシャル×散走企画コンテストの事例発表
3)-1 NPO 法人ツール・ド・おきなわ協会 宮里 武志 様 (20 分)
3)-2 ジャイアントストア宮崎 代表社員 奥口 一人 様 (20 分)
・14:05〜 4) 地域で連携が進んだ自転車活用推進事例
4)-1 公園(Park-PFI)を活用した自転車文化推進事例 (20 分) 京都市「大宮交通公園」の取り組み 京都市建設局 自転車政策推進室 担当係長 土屋 建人 様 京都自転車販売株式会社 営業企画室 室長 近藤 大督 様 4)-2 河川を活用した自転車文化推進事例 (20 分) 堺市「大和川沿川」の取り組み 堺市建設局サイクルシティ推進部 自転車環境整備課 課長 髙科 浩之 様
・14:55〜 オンライン終了
(休憩/15 分) ・15:10〜 ワークショップ 各地域の課題解決策について
・16:10〜 グループ共有・発表(40 分)
・16:50〜 事務局からのお知らせ(10 分)
・17:00 終了
Ⅷ.お問い合わせ先: ① プログラムについて
(株)springpc 室谷(むろたに) Tel:090-3990-7269 mail:springpc@sanso.network
② その他 一般社団法人 自転車協会 業務管理部(松坂・菅野・竹田・香川)
Tel:03-6230-9892
mail: event@bicycle-a.or.jp

スポーツバイク販売店スタッフ対象の℮ラーニング開催

一般社団法人自転車協会が第9回となるSBAA PLUS新規資格取得講習2022のエントリーを2022年4月22日(金)から5月8日(日)まで行う。受講は2022年5月17日(火)~5月31日(火)、試験は2022年6月2日(水)~2022年6月9日(木)に開催する。

自転車協会では、安全・安心なスポーツ用自転車の供給販売を通してスポー ツ用自転車市場の健全な発展を目的としたSBAAマーク制度を2007年よりスタートした。2022年4月1日現在、SBAA PLUS資格者800名が在籍する店舗は全国45都道府県にあり、206社が特別賛助会員として参加する。

この制度は、スポーツ用自転車を取り扱う販売事業者で一定の資格要件を満たし、かつ同会主催の講習会修了後試験に合格し、特別賛助会員に入会した場合にSBAA PLUSの資格(SBAA PLUSマークを貼付できること)が取得できる制度。今回で9回目の開催となる。スポーツ用自転車の安全で安心 な利用を消費者に正しく理解してもらい、その楽しみを伝える担い手となる人材にとって必要な資格だ。

2021年5月に閣議決定された「第2次自転車活用推進計画」では、身体に合った自転車選びをアドバイスする人材としてSBAA PLUS認定者が取り上げられ、自転車協会では国も推奨している認定資格制度としての普及の波をさらに広げていくため、認知拡大や資格の魅力・価値の向上を図る施策を実施。

9回目となる新規資格取得のための講習・試験を、インターネットを活用した学習形態であるeラーニングを採用し、全国どこからでも受講することができるようにした。

●SBAAのホームページ

初めてMTBに乗るときに覚えておきたい4つの基本

MTB(マウンテンバイク)は木の根や石などがある山道を走るのが得意な自転車だ。基本の乗車姿勢を覚え、上りや下りの操縦技術を身につければだれでもアウトドアを満喫できる。栃木県宇都宮市で開催されたSBAAオフロードバイクディーラーサミットで、プロ選手がMTBの乗り方を初級者に伝授。山道で出会った人や自然に優しくする心構えも教えてくれた。

前後車輪の負荷は平地も上りも下りも50対50

MTBが本領を発揮するのは、トレイルと呼ばれる未舗装の山道だ。地形の変化や大自然の空気を感じることができ、日常生活とは異なる時間を味わえる。太いタイヤとサスペンションのおかげで、段差や急斜面も走ることができる。頑丈な作りなのでラフな使い方でも壊れることはまずない。

上り坂に初挑戦する綾川さん

MTBは大きく分けて下り専用のダウンヒルバイクと、アップダウンをこなせるクロスカントリーバイクがある。競技としてもこの2タイプがあって、ダウンヒル選手とクロスカントリー選手に分けられる。今回のサミットには、ダウンヒルの井手川直樹さん、クロスカントリーの小笠原崇裕さんというそれぞれのトップレベルのプロ選手がインストラクターを務めた。さっそく、初めてMTBに乗る人が覚えるべき基本を教えてもらった。

MTB初級者ライディング教室が11月17日に宇都宮市で行われた

基本の乗車姿勢

オフロードで路面の凹凸を越えるときの基本姿勢。ペダルを回している足を止め、左右の高さをそろえたペダルの上に立つことで、膝の屈伸ができて体が突き上げられることなくスムーズに走行できる。肘は突っ張らずリラックスさせる。

凸凹を越えるときの基本姿勢
綾川さんも丸太越えにチャレンジ

上り坂

前後のタイヤにかかる荷重は50対50。平地と同じ姿勢では後輪に荷重がかかり過ぎるので、上体を伏せるようにして前輪に荷重をかける。極端に前傾すると後輪が空転するので注意。サドルに軽く座ってタイヤがグリップするようにする。

電動アシストパワーで激坂をグイグイと上る

下り坂

前後のタイヤにかかる荷重は平地や上りと同様に50対50。前輪にかかり過ぎると前転するリスクが高まるので、サドルから腰を浮かせ、お尻を引き気味にして前後バランスを調整する。

ブレーキをかけるときは下りと同様に腰を後ろに引く

コーナー

内側のペダルが地面に接触しないように左右の足の高さをそろえるか、外側の足を下げる。コーナー手前で十分に減速し、コーナー出口に視線を置いて体を内側に傾ければ、ハンドルを切るという動作がなくてもスムーズに通過できる。

井手川直樹さん(左)と小笠原崇裕さん

著名コスプレイヤーが生徒役

「ロードバイクは大好きだけどMTBには乗ったことがない」という、コスプレイヤーとして人気の綾川ゆんまおさんが、今回は「素」の姿でMTBに初挑戦した。日本メイド協会理事でもあるが、今回のイベントにはMCとして参加した。

素の状態の綾川ゆんまおさん

ロードバイクで荒川沿いを気分転換のために走ることが多い綾川さんだが、オフロード走行はこの日が初めて。電動アシスト機能を搭載したeMTBに乗り、まずは平地で基本を習得。続いてトレイルに挑戦した。

「ロードバイクは風とお友だちになれますが、MTBは自然とお友だちになれた気がします」と無難に乗りこなして笑顔。

マナーもしっかりと身につけたい

カリスマコスプレイヤーの綾川ゆんまおさん(前列中央)

スポーツ用自転車の楽しみ方を啓蒙する自転車協会は、「みんなにやさしいMTBマナーカード」を作成・配付して人や自然に配慮した走り方をしようと呼びかける。ハイカーらに出会ったらMTBを止めて道を譲ること。登山道を太いタイヤで痛めないように、雨の日や雨が降ったあとは走らないこと。またルート外を走行して草木を傷つけないことなどがカードに明記されている。マウンテンバイカーとして愛される行動を取り、安全で快適にアウトドアを楽しんでほしいという。

●自転車協会のホームページ